カタクリの間にさているエゾエンゴサクはこんなお花です。春の野で見るケマンソウの仲間ですが、色がケマンソウは赤紫で、エゾエンゴサクはちょっと淡いブルーです。
倉本 聰さんのドラマ「風のガーデン」でルイ(姉)が好きな花だからと、岳(弟)と父親である貞美が野の球根を掘ってキャンピングカーの回り中に移植して、父が亡くなったあと一面咲くシーンが感動的で好きになった花です。これもスプリング・エフェメラルで北海道ではカタクリと一緒に群落を作っているところもあるようです。春のはかない命です。
短い命だからこそ、葉が姿を消さないうちにたっぷりの栄養をとらなくてはなりません。栄養を蓄えた球根は夏には地面の奥深くでゆっくりと休みまた来年咲くのですから。一昨日はボカシと油かすと骨粉を少しずつ巻いてEM活性液を撒きました。今日はたっぷりの雨で、しっかりと活性化した肥料が奥深くまで染みこんでくれると良いです。