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大阿原湿原へと入っていきます。 |
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針葉樹に囲まれた大阿原湿原は小さいながら湿原全体の見通しがよく、いかにも湿原という雰囲気です。レンゲツヅジの赤も鮮やかに。湿原の道はこの奥で左にまわって元に戻るコースと直進して高遠方面に抜ける道とに分かれます。今日は元に戻るのですが、少し高遠方面の道を歩いてまた戻ってきます。
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レンゲツヅジ |
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一面ワタスゲの原です。
そこに一陣の風が。
この緑のそよぎが分かりますか?
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ワタスゲ |
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流れの中にはわさびが→ |
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高遠方面への道は川の流れに沿っていて、水の音を聞きながら歩きます。しばらく歩くとクリンソウが咲いていたり、わさびが生えていたりする奇麗な流れに出ます。ここで冷たい水に触れ汗を流し、少し休憩したらこの道はここまでUターンします。 |
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色鮮やかなクリンソウ |
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ギンリョウソウ(銀竜草) |
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途中で見つけた珍しい花です。皆さんはご存じですか?茸ではなく植物です。でも別名は「幽霊茸」とも言うのですが。野山の木陰に生息する腐生植物で、自分では光合成ができないため落ち葉などが腐ったものから栄養を吸収します。葉緑体がないために全身が白くなっています。ベニバナイチヤクソウに近い種です。草丈は10〜20cmで5〜7月に鐘状の花を咲かせます。名前は銀の竜に見立てて付けたのでしょうか?
サー冷たい水で汗も引いたらUターンして今度は周遊している道に入りましょう。流れを渡るところはちょっと足場が悪くなっていますので気を付けてください。
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足下に気を付けて! |
ここから先は原生林の中を歩きます。大きな岩や苔むした倒木など、今までの景色とは一転します。鳥の声を聞きながら木陰の涼しいウォークがつづきます。
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こうして無事このウォークも大阿原湿原入口に戻って終わりとなりました。梅雨時にもかかわらずこんなお天気と思いも掛けないほどのお花に巡り会えたのは、参加者の皆さんの日常の心がけによるものと信じます。皆様本当にお疲れさまでした。
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