朝まで雨が降っていたので、ハスの花は露に濡れて綺麗でした。でも大きな葉は露をコロコロ弾いて濡れてはいません。そしてくぼんだ中心に水がたまっています。
これはハスの葉の表面の微細構造と化学的特性で濡れることが無いそうです。これをロータス効果といい、屋根や壁面などの塗装、ガラス面等にこのことを応用して自浄効果を持たせるものがあるそうです。人工物も自然から学んで作られるものが多いですね。
「泥より出でて、泥に染まらず」「土中の蓮花」
などといい、泥水の中からでて綺麗な花を咲かせる蓮花を悟りのヒントにしていますが、それにはそれなりのものを身につけながら成長しているのですね。
友達がその葉の中心にたまった水から泡が湧いては弾けていいること見つけました。
光合成で出来た酸素を放出しているのでしょうか?
葉の光合成で出来た酸素は、茎に空いた穴から根に送っているとも聞きました。とするとこれは葉の表に放出された酸素でしょうか?
よく観察するとおもしろいですね。
今咲いてるのは大賀ハスです。大賀ハスとは2000年前のハスの実から大賀一郎博士が発芽、開花させたハスです。それから今や日本中だけでなく世界中でその子孫が見事な花を咲かせています。
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