神代桜の近くに知る人ぞ知るカタクリの群生地がありました。今年も行ってみたのですが、何とも悲しい出来事が。入り口はふさがれ「今年はカタクリの開花前に盗掘団に襲われ、15~20年も育った群落が絶滅しました。盗掘から守るためにやむを得ず観察路入り口を閉鎖しております」との看板が。
ここ何年か足を運んでいますが、毎年盗掘した穴がいくつもあり胸が痛む思いをしていましたので、あまりこの群落のことはネットでも書かないようにしていました。でも地元の方はこんなに綺麗なカタクリの群生地を、もっと皆さんに見て欲しくて看板を立てたのだと思うのですが、その直ぐ後に全滅するとは。これ幸いに盗みにくるなんてひどい。
カタクリは実を結び種が落ちてから7,8年してやっと花が咲きます。今ここの地中にそんな小さな根が幸運にも残っていたとしても、これからしばらくは花が咲きません。本当に残念でなりません。