「北杜市に遺伝子組み換え作物をつくらない会」
今日は仕事の合間を縫って長坂コミュニティホールで上映された「モンサントの不自然な食べもの」を見に行ってきました。時間的にはどうしても間に合わないので、少しでも見られればと行きましたが、思っていた以上の人の出に駐車場が足りずに上映が遅れ、最初から見ることが出来ました。やはり多くの人が興味を持ていることの表れです。
この映画は「北杜市に遺伝子組み換え作物をつくらない会」の主催です。遺伝子組み換えによって、農薬を使わなくても雑草にも病気にも強い生産性のよい食物が出来るなんていうことはどこにもなく、遺伝子組み換えによって農薬に耐性のある種を作り、農薬とセットでその種を売り、まずは農薬をしっかりと撒いてそこに種を蒔き、楽して食物作ろうというのがモンサントの考え。
畑には雑草も生えずに、病気にもならず大量生産できるけれど、土壌汚染、人体への農薬の害、遺伝子組み換え食物の人体への影響など良いことなど一つもなく、遺伝子組み換え植物と自然の植物が次々自然交配していったときにはどうなるのか・・・考えただけでも暗く、重い気持ちになる。
日本は非生産国だけれど、遺伝子組み換え食物の輸入量は世界一らしい。そして加工品にたいする遺伝子組み換え原料を使っているかの表示基準がことのほか甘い。
お醤油や菜種油、納豆などには表示されているから、使っていれば買わないけれど、少しだけ入っているものは表示義務がないから、私たちは知らず知らずに沢山取り込んでいるかも。
帰りに見た八ヶ岳の美しいこと。せめてこの地からでも「遺伝子組み換え作物をつくらない」運動を始めようとした人たちを心から応援したい。
八ヶ岳