この時期の葉を落とした木々をよく見ると、淡黄色まれに橙黄色の実と緑の葉で構成されたくす玉のようなもを見かける思います。それがヤドリギという半寄生植物です。これに寄生されると、その先に水分や養分が行かず木が弱るのですが、でも宿主が休眠中に栄養を摂るのか、目立って宿主が枯れる様子は見られません。このヤドリギ、地に根を張らないのに冬でも青々としていることから、西洋ではクリスマスの飾りにしたりします。日本でも古来より『 あしひきの山の木末のほよ取りて(ほよがヤドリギ) かざしつらくは千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ』 と詠まれ縁起の良いものとされていたようです。
なので私も上の写真をFBのカバー写真にも使ってみました。これは鳥さん達も大好きで、これを食べた鳥さんの糞がネバネバしてまた木に絡みつきそこで成長していきます。
たまにしか鳥見行かない私ですが、鳥運が良く、今日も綺麗なヒレンジャクが群れで飛んだり、餌を食べるところを見ましたよ。