これは八ヶ岳の四季の移ろいや八ヶ岳、南アルプス、富士山などの山々の表情、ペンションの日常、お客様とのふれあいをデジタルカメラで追った、ペンションあるびおんの「八ヶ岳デジカメ日記」の1ページです。

棒道の 四季を写真で紹介

コース地図
この地図のあるびおんからサントリー貯蔵庫を通って別荘地までの棒道を歩く


1999.12.6(月)快晴 棒道(八ヶ岳.小渕沢)を歩く

 朝食後、ペンション風路のオーナー周平さんと主人と私の3人で棒道を散歩する。あるびおんからキッツ研修センター経由で棒道にはいる。この研修センターの庭にあるカラマツに不思議なものがあるのです。3〜4年前から気づいているのですが冬になって葉が落ちると現れます。高い木の上の枝わかれした所に大人の2頭大の石がのっているのです。 細いカラマツの幹は風にユッサユッサと揺れることもあるのに落ちることなく今年も姿を現しました。小さな苗の時にのったまま育った、カラスがくわえてのせた(そんなバカな!)等々推理しながら見上げるのですが、なにより頭の上に落ちてこないよう祈ります。(この石も2000年秋には下に落ちていました。誰にもぶつからなくて良かった!)
 冬の棒道は下草が苅られ、カラマツの落ち葉がフカフカと足に優しく気持ちがよく歩けます。 見上げると実を付けたハンノキが抜けるような青空に映えています。 夏の間草の影で見つかりにくかった観音様も、お日様にあたって気持ちよさそうに笑っているようにさえ見えます。十六番観音、十七番観音とそれぞれ番号が付いています。その下には白井とか名前が入っているのですが、それはこれを祀った部落の名前でしょうか?昔、武田信玄が軍用道路として棒のように真っ直ぐな道を造ったのがこの道と言われています。戦場ともなったここに、部落の人たちが犠牲者の霊を慰めるために観音様を祀った、と言うことも聞いたことがありますが・・・。気持ちよさそうに陽を浴びている観音様を見て、周平さん曰く「みんな左手に000を持っているんだ。」と。よく見ると本当に湯気の立ってそうなそれを持っているのです。爽やかな朝の風の中で、それからしばしウンチクのある臭い話に花が咲いてしまいました。観音様、ごめんなさい。これからその左手のものはなにかをきっかけに、色々ここの観音様についお勉強して皆様にお伝えしますね。

2000.07.07
お答えします。この聖観音菩薩の左手の物は 
「水瓶(すいびょう)や蓮華の蕾を持つものが一般的で、ほう宝珠を持つものもある。」だそうです。

棒道は歴史ある古い道です。
詳しく棒道をお知りになりたい方はこちらへ
こちらは小淵沢小学校の新海先生の作ったHPです。


P・風路の周平さんと波留美

棒道ウォーク
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棒道ウォーキング 1999.12.06

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あるびおんお薦めコース

歩行時間は
1時間40分〜2時間15分コースですが、休憩時間を入れ、観音様とふれあいながら2時間から2時間半かけてゆっくりと歩いて見て下さい。


あるびおん
→ 5分 →キッツ研修センター→ 5分 →サントリー貯蔵庫横→ 15から20分 →棒道に突き当たるので右に行く→ 15から20分 →別荘の見えるところで二股に別れるので下の道を行く→ 40から60分 →再び別荘が見え左からの女取り湧水からの道と合流する。右に折れ砂利道を200mほど行き棒道橋を渡る。橋を渡って舗装道路を進むとテニスコ−ト見え、右に行く道が2本でてきますが右に折れすに直進する。T字路のようになり道は右に下りとなりますので道なりにくだって行くと右に番所跡があります。ここまで10から15分小荒間番所跡→ 5分 →三分一湧水→ 5分 →小荒間古戦場跡→ 5分 →小泉駅


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