八ヶ岳・小淵沢のペンションあるびおんによる編笠山登山記

編笠山登山
2003.10.16(木)
Part2

ここから入られた方はPart1

編笠山の山頂からの八ヶ岳連峰
 登りはきついけれど、この景色ですべて忘れてしまうのですね。登山の醍醐味です。360度見渡せる山頂はちょっと風が強く、じっとしていると身体が冷えてきます。持ってきたお湯でドリップ式珈琲を入れてランチにします。今日はおにぎりと唐揚げ、味付け卵やサラミという簡単なお弁当ですが、温かく香りの良い珈琲が疲れをやしてくれます。それに何よりものごちそうはこの景色と青い空と秋の風です。
 追い越したり追い越されたりで登ってきた3人組の方達もお隣でお弁当を広げています。で、聞こえてきましたよ。「お父さん、私ガスもお湯も持って来たけれどお鍋忘れちゃった。」どうもお湯を熱くしてラーメンを食べる予定だったようです。白駒池での私達のよう。みんなこんな失敗するのですね。
中央に諏訪湖が見えます。 八ヶ岳をバックに。
お弁当の時が一番
 今日はお隣のギボシ、権現にもたくさんの人が登っているようです。双眼鏡でのぞいてみるとカラフルな人々が権現岳山頂の岩場に張り付いています。ロッククライミングしているのでしょうか。
 
 50分ほど山頂で過ごし、青年小屋経由で下山する事にします。ハイマツやシャクナゲの間の細いぬかるんだ道を下ります。ここは初夏には雪が残っているところです。きょうは2、3日前の雨でぬかるんでいるようです。やがて視界が開けると大きな岩がゴロゴロした斜面の下に青年小屋が見えてきます。真っ正面にはギボシ・権現が。その中腹は八ヶ岳の七不思議の一つ縞枯れ現象も見えます。岩には赤い印が付いていますのでそれをたどって歩きましょう。
岩場の上に編笠山山頂が。
赤い印をたどっても時々動く岩もあるので気を付けて!

 さて青年小屋に着きました。オーナー竹内さんは後1時間で登って来るという事でしたが待ていると下山が遅くなります。お会いできなかったのは残念ですが前回行きそびれた「乙女の水」まで行ってぜひそのお水を飲みたいと思います。小屋の左を回り込むとテントサイトにでます。「水場へ4分」という案内に沿って歩きます。道は良く整備されています。かなり遠く感じましたがかかった時間は5分でした。
青年小屋
水場への道
水場が見えてきました。 あまりのおいしさににっこり
この苔むした林の奥から湧き出る乙女の水 金命水とも言うらしい
ここは富士見町

 毎日地下水のおしいお水で生活している私達はとてもお水の味や匂いに敏感です。でもここのお水は本当に美味しい!!感激!!
 美味しいお水(山の恵み)をたくさんいただき元気になり下山することにしました。下山は巻道を雲海まで行き、帰りはストレートに観音平まで降りました。途中雲海では朝ここで出会った3組がまた一緒になりました。一組は権現まで行かれたので、「あの方達はきっと暗くなってしまうわね」と噂していたらその方達が下山してきたのです。凄い健脚なご夫婦です。権現も素晴らしかったようです。次回は私達もチャレンジしましょう。ここでのおしゃべり時間も含め観音平までの下山には2時間45分かかりました。秋に日はつるべ落としです。秋の登山は早め早めに下山したほうが良いですね。夕暮れが迫ってくると気持ちが焦り、怪我の元です。
下りも気を抜かないで。 秋の夕暮れ。紅葉がいっそう紅く染まります。
夕焼けの富士山が今日のエンディング
   

今日も道々でたくさんの楽しいお土産がありました。登山のお土産はこちらからどうぞ

母と娘の編笠登山

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