山梨県,八ヶ岳高原,小淵沢のペンションあるびおんの八ヶ岳、編笠山登山の記です。

編笠山山頂にタッチ!!
(八ヶ岳)
すずらん
1997.5.31
小淵沢町の花 30m、10m、1m・・・もうすぐ山頂
さあそろそろ出発時間。おべんとう、おかし、水とうをリュックにつめレッツゴー!  私の小学校では毎年6月に八ヶ岳、編笠山登山があります。とてもつかれますが5年生の今年もがんばって行きました。さっそく登り始めると木や草がいーっぱい。よく見るとコメガヤという草がありました。その草はお米にそっくり。ほかにも「天女のまい」というこけみたいなものが木からぶら下がって、フワフワしていてとてもふしぎなものです。レンゲツヅジもありました。下の方ではもう終わってしまったスズランやイカリソウもさいていました。 どんどん進んで行くとてんぼうだいに着きました。そこで一回目の休けい。そこからさらに登っていくと押出川という所につきました。川の水はとても冷たいのです。ここからがたいへんです。とても大きな岩も出てくるので、木のぼうを使って登っていきました。もうクタクタです。最初は木におおわれて見えなかった景色がだんだん見えてきます。途中に鉄ばしごがありました。何回もきゅうけいしながら山頂に近づいていきます。木が小さくなって景色がよく見えてきたらもうすぐ山頂です。50m、30m、10m、1m・・・山頂にタッチ!やっと山頂です。山頂からのながめは最高です。「登ってきたかいがあったなあ」と思いました。山頂には雪も少しのこっていました。おべんとうの味がとてもおいしかったです。                  5年1組
*この日はとてもよく晴れわったていて、あるびおんの前から双眼鏡で子供達の赤い帽子の列がよく見えました。来年は6年生で最後となるこの登山に私も必ず参加をしようと心に誓いました。母
編笠山
山梨百名山 2524m)
1998.5.31
無事親子で山頂に立つ。 山頂から青年小屋への岩場
日は娘の奈々にとって、小渕沢小学校最後の八ヶ岳、編笠山登山なので私も参加する。一年生の時は途中の押出川まで(低学年はここまで)だったので同行したが、それ以来、親の私は参加をしたことがない。この集団登山は1977年より小渕沢小学校の伝統的行事であるらしい。高学年約180名と引率の先生にPTA50数名が参加する。この日は前日からの雨が早朝に上がったものの、観音平に集合した頃よりまた降りだし、雨具を着てしばらく様子を見ていた。先生とPTAが情報を集め協議した結果、天候は回復に向かうとのことなので出発することになる。歩き出すと雨は直ぐに上がり、初めの休憩で雨具も脱ぐ。4,5,6年の順に出発するのだが、体力に自信のない私は4年生の後について歩き始める。足もとのクマザサも石も雨に濡れて滑りやすい。何回か休憩をしながら展望台、雲海と過ぎ、単調な針葉樹林帯を登り続けると押出川に到着。一年生の時にここで、あるお父さんの作ってくれたカップラーメンをみんなで美味しく食べたことを思い出す。しかし、今日はここが終着ではない。ここから山頂までががいよいよ急な登りになるのだ。気合いを入れて出発。子供達の面白いおしゃべりや、岩陰に咲くイワカガミやコマノツメなどの可憐な花達に、苦しい登りもずいぶんと助けられる。やがてハイマツが現れ、鉄梯子をよじ登ると編み笠のようななだらかな山頂となる。まずは自分がここまでこれたことに安堵して、荷を降ろして振り返ると、下から列をなして次々赤い帽子の子供達がのぼってくる。奈々は6年なので最後の方である。4年生、5年生と経験しているのでラクラク登ってくると思っていたら、到着したとたん「あー、たいへんんだったー」と。前を歩いていた私はたっぷり休憩があったのだが、後ろに行くにつれ、止まると直ぐに出発という具合で、6年生の今年が一番辛かったらしい。朝の雨がうそのように晴れ、山頂からは残雪の赤岳や権現、南アルプスと小渕沢の町がパノラマのように見渡せる。広い山頂のいたる所で、思い思い賑やかなお昼となる。帰路は青年小屋経由で観音平に戻る。山頂から青年小屋までは大きな岩がごろごろした急斜面の下りで、子供達はその岩をぽんぽんと軽く飛んでいくが、親たちは怖々岩の間を下りてゆく。青年小屋から今来た斜面を振り返ると、大きな岩が雪崩のようにおそってきそうだ。青年小屋の裏には名水「乙女ノ水」がある。ここから押出川に向かい、もと来た道に合流して雲海まで行き、そこで行きとは違う左のコースをとり観音平に戻る。落伍者もなく全員無事到着して、お迎えに来ている父兄に拍手で迎えられる。
コースタイム  観音平──20分── 展望台───30分─── 雲海────40分───押出川───2時間───編笠山山頂────15分───青年小屋───1時間───押出川────40分───観音平  

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