八ヶ岳・小淵沢のペンションあるびおんによる編笠山登山記

編笠山登山
2003.10.16(木)
Part1

ペンション近くのパターゴルフ場から

 ペンションあるびおんの前にでると左側に晴れていれば八ヶ岳が見ます。その峰々の左から2番目になだらかな山容が編笠のような山(コニーデ火山)、それが編笠山です。秋晴れの今日はそこに登ってみることにしました。娘の小学校の集団登山について行ってから5年ぶりです。あのときは5月の末でしたが、今日は全山紅葉してる秋です。
 サー8時45分観音平出発です。観音平付近の唐松ももうすっかり黄葉となっています。登りは展望台、雲海、押し出川経由で行く予定です。
 30分弱で展望台に到着。以前はベンチや屋根付きの休憩所になっていいて小淵沢の町が見えたのですが、今何もなく、木が大きくなって眺望も甲斐駒の頂上が見えるだけです。(右写真)
 針葉樹の中に唐松や広葉樹が赤や黄色の彩りを添え、見上げれば真っ青な空をバックに輝いています。その空を突き刺すように真っ白な幹をのばしているのが白樺です。夏には鬱蒼としている林も今は赤や黄色の葉を通した明るい光が射し込み華やかな時を迎えています。


 

 さらに歩くこと30分で雲海に到着。ここで観音平から真っ直ぐに上がってくる道と合流。ほぼ同時に登り始めた2組の登山者に会う。一組の方は権現まで行き戻ってくるという。この時間で大丈夫だろうかと心配になる。ここでおにぎり一つと飲み物を少し補充。お腹がすきすぎない内、疲れすぎない内に少しずつ食べ物を補給しながら歩くのが波留美流です。さてまだ先は長いので、長居はしないで出発です。他の皆さんも出発かな?
 雲海から約40分で水の流れていない押出川(おしでがわ 左写真)に到着。このあたりは素晴らしい八ヶ岳の苔むした原生林です。(原生林100撰の一つ)そして押出川というこの名の由来は水が欲しかった人がこのあたりの苔を手で押したら水がしみ出てきたという話から付いた名とか。ほんの少し休憩の後、先へ進む。標高が高くなるにつれ唐松は少しずつハラハラと散り始め、足元を見ると素晴らしい絨毯が敷き詰められていました。このあたりからあちらにもこちらにも大きな松ぼっくりの食べかすが。食べたのはリスでしょうか?やがて白樺はダケカンバに変わり、ダケカンバは風雪に耐えながら見事に太く大きくなっています。
 高くになるにつれて大きな岩も多くなり、登りもきつくなってきます。登り初めて2時間40分して振り返ると初めて下界が見えました。ここまで来るとさらに登りもきつくなり、鉄梯子などもあるのですが山頂までもう一息。後30分も登れば山頂です。
富士山も雲霞の上にあたまをだしています。 下に見えるのは小淵沢の町です。
 やがて岩だらけになり、この小さな唐松が見えたらもう山頂は直ぐそこです。空の青さが目に染みるようです。岩場を気を付けて登りましょう。
 今日は山頂からの景色も素晴らしいものです。ギボシ、権現、赤岳、阿弥陀・・・・蓼科山までの大パンラマです。反対側には南アルプス、諏訪湖がはっきりと見えます。サーこのパノラマ写真はPart2でご覧下さい。


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