2,3日前に雪も少し降り、気温もこのところ下がっているので大泉にある吐龍の滝が少しは凍っているのではないかと、主人と行ってみることにしました。本当は早朝に行くのがよいのだと思いますが、今日はお客様がチェックアウトしてから10時30分頃出かけていきました。小渕沢の道路にはすっかり雪がないものの、大泉に続く泉ラインにはいると所々雪があり、大泉駅を過ぎ、吐龍の滝入口までの細い道はさらに雪が残っていました。それにもかかわらずお天気がよいのと日曜日ということで駐車場にも何台かの車が止まっており、ハイキングコースにはいると何人かの人がカメラで渓流の凍った岩を撮ったりしていました。入口から雪の残る道を5,6分歩くと上を八ヶ岳の麓を走る高原列車・小海線が通る所まで来ます。今日はラッキー!本数の少ない小海線がまさにそこに着いた時に通りました(左の写真)。小海線の線路をくぐり抜けるとすぐに橋があります。これを渡り、以前は大きな滑りやすい岩を越えなくてならなかったのですが、今は橋が右に延びて、危険な場所を越えなくてもすぐに滝にたどり着けるようになっていました。でもその延びた橋は残念な事に鉄パイプで囲まれており、周りの自然とはそぐわないのです。もしその橋の管轄の方がこのページを見ていましたらお願いします。川俣渓谷の自然にとけ込むような橋を架けてください。(この時は工事途中で今は立派な橋になりました。ちょっと立派すぎるけれど2000.夏記)不満を言いつつその橋を渡るとすぐ素晴らしい吐龍の滝です。凍っている部分は少ないものの、氷と雪と苔と水しぶきの織りなす冬の吐龍の滝はどの季節の姿にも負けないすばらしさでした。本格的カメラのシャッターを押すその傍でこちらはデジカメのシャッターを切っています。八ヶ岳から流れる川俣渓谷東沢にあるこの滝は苔むした岩肌から幾筋もの湧き水が川俣渓谷に流れ落ちる繊細な滝です。春から夏は苔の緑がしぶきを受けて光り輝いていますし、このあたりは八ヶ岳には珍しく赤く紅葉する木々が多いいので、秋には赤と苔の緑と白いしぶきとが鮮やかな景色を作り出してくれます。ここより八ヶ岳横断道にかかる東沢大橋まで遊歩道が続いています。今日はさらに進もうとしたのですが、左の写真のごとく、日中に溶けた雪が夜間に凍り付き氷の廊下となっていて、危険なので進むのは諦めました。車で戻りながら「この道は冬はスダットレスか少なくとも4駆でなければ無理ね。」と私が主人に言う脇をバイクが走り抜けていきました。もっとも地元ナンバーでしたが。帰りは大泉駅の手前にある『かりん』に寄って自然食品を買うことにしました。ここは自然食品、ドライフラワー、雑貨を扱うお店です。オナーである奥さまは色々なところで体と食べ物について講演もされています。今日もいつもの様に「お茶をどうぞと」言われ、美味しいお漬け物とお汁粉と野草茶をご馳走になりました。お店の奥は誰でもが野草茶をいつでもいただけるようなお部屋になっており、その時によってふかしたてのお芋やお漬け物等(もちろん全て無添加で作られたもの)お茶請けまででてきてしまうのです。
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