八ヶ岳・小淵沢のペンションあるびおんによる精進ヶ滝の紹介

南アルプス国立公園 精進ヶ滝 落差は121メートル
日本の滝100選

精進ヶ滝の遊歩道マップ

 十数年ぶりに精進ヶ滝へ行って来ました。国道20号牧原交差点から「精進ヶ滝林道」を入り[
精進が滝橋」までは車がはいれます。精進ヶ滝林道を30分ほど走っると吊り橋近くの駐車場でここに車を止め、そこから歩いて林道を登ります。今は立派な吊り橋が架かり、鉄ばしごが架かり、昔歩いたところはどこかしら?と思うほど整備されていました。
 しかし、南アルプスの鳳凰三山(ほうおうさんざん)の北端、地蔵ヶ岳北西面の水を集めて北に流れる石空川(いしうとろがわ)の水は昔のままとても澄んで綺麗です。この水は北杜市武川町で大武川に注ぎ込んでいます。
 さて身支度をして、お弁当を持って歩き始めます。
 駐車場から立派な吊り橋を渡ると今はミツバツツジが鮮やかに咲いていました。対岸に世界第一級ともいわれるフォッサ・マグナの大断層露頭を見ながらゆっくりと登ってゆきます。まだ寒い日もある今年の春ですが、足元を見ると春の可憐な花が沢山咲いています。水色や黄色の花が春の歌を歌っているようです。やがて一の滝(魚止めの滝)、吊り橋を挟んでその上に二の滝(初見の滝)が見えてきます。
 
一の滝(魚止めの滝)と吊り橋を挟んでその上に二の滝(初見の滝)




初見の滝の瀑布を見ながら急な鉄ばしごを登ります。真っ白なしぶきが緑の滝壺に降り注ぎます。

写真をクリックすると横からの大きな写真へ
 
左手に続いて現れるのは三の滝(見返りの滝)です。落差は低いのですが、今は雪解け水を集めて水量が多く、豪快なしぶきを上げています。写真をクリックすると三の滝(見返りの滝)の大きな写真へ
おにぎり石 竜洗峡


 きつい登りが終わりなだらかな遊歩道の右手には大きな岩がゴロゴロ。三つ児石、おにぎり石です。その左側は竜洗峡です。流れの中の岩が竜の背中のように見えるからでしょうか?
 なだらかな道となだらかな流れが続きます。岩陰には小さな花が咲いています。
 また吊り橋やはしごを登り、ゴロゴロとした岩の間を登ってゆくと、精進ヶ滝はもうすです。駐車場から歩くこと40〜50分ほどで滝見台に着きます。丁度男の子二人とお父さんのファミリーが下ってきました。大夫歩きやすくなったので、小学生くらいなら大丈夫です。
 サー滝を見るより私はお弁当です。お腹がぺこぺこ。今日は白州道の駅で買ってきた地元農家で作られたお弁当と金精軒のどら焼きがザックのなから出てきます。その量に主人が「そんなに買ったの?」と笑います。誰もいないので滝を真正面に見るベンチでお弁当を広げます。
 

二人分なのにこんなに買ってしまいました。
滝見台でお弁当




さてお腹もふくらんで、やっと滝を見る余裕が・・・・
素晴らしい滝です。上に見えるのが精進ヶ滝、下方は九段の滝。繋がっているように見えるので迫力あります。この滝は小淵沢からも見えるのですよ。

写真をクリックすると大きな写真になります。
上部 精進ヶ滝 下部 九段の滝
写真をクリックすると大きな写真になります。
下りはかなり急に感じます。下りながら眼下に見る渓流はガラスの切り口のように澄んだ緑色です。下りはルリビタキやミソサザイの写真を撮りながらゆっくりと下ったのですが30分から40分で駐車場です。
今日見たお花や野鳥の写真はこちらから
精進ヶ滝への道は崩れやすく、閉鎖されていることもありますので、事前に産業観光部 観光課 精進ヶ滝HP 電話0551-42-1351 で確認されることをお薦めします。

 このHPを運営している「野鳥とリスの宿あるびおん」は中央道・小淵沢インターから車で5分のところにある小さな、静かなペンションです。八ヶ岳周辺、白州、武川周辺を楽しまれるのに、起点、終点としてとても便利な宿です。オーナーは観光や遊び、お花見、紅葉、野鳥の情報でいっぱいです。お泊まりになった夜は、インターネットに載せていない穴場、隠れた最新情報でアドバイスできるかもしれません。

 
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