八ヶ岳・小淵沢のペンションあるびおんによる秋の精進ヶ滝の紹介

南アルプス国立公園 紅葉の精進ヶ滝 落差は121メートル
日本の滝100選

精進ヶ滝の遊歩道マップ


 紅葉の渓谷歩きを楽しもうと精進ヶ滝へと行ってきました。「精進ヶ滝林道」も精進ヶ滝橋
歩きはじめの精進ヶ滝橋
に近づくにつれ彩り鮮やかになり、雲一つ無い青空にまぶしく輝いていました。歩き始めの精進ヶ滝橋までは国道20号牧原交差点から30分ほどです。林道途中に精進ヶ滝展望台というところがあり、ここから遠くに精進ヶ滝を望むことができます。
 さてここから南アルプスの鳳凰三山(ほうおうさんざん)の北端、地蔵ヶ岳北西面の水を集めて北に流れる石空川(いしうとろがわ)に沿って遊歩道がついていますのでここを歩いて精進ヶ滝まで行きます。
遊歩道といっても、急な鉄ばしごや滑りやすい箇所が何カ所もありますので、足下はしっかりとした物を履いて歩いてください。特にこの時期落ち葉が岩に張り付いてとても滑りやすくなっています。
 
 吊り橋からの紅葉も素晴らしく、橋を渡ると左に向かって遊歩道が続きます。この辺りは赤があでやかです。やがて一の滝(魚止めの滝)、吊り橋を挟んでその上に二の滝(初見の滝)が見えてきます。
 
一の滝(魚止めの滝)と吊り橋を挟んでその上に二の滝(初見の滝)
吊り橋の上から初見の滝がよく見えます。この滝の瀑布を右に見ながら急な鉄ばしごを登ります。真っ白なしぶきが緑の滝壺に降り注ぎます。
 
急なはしごを登り切ると左手に三の滝(見返りの滝)が見え、さらにはしごを登りながら川を渡ります。色づいた木々に滝しぶきと滝壺の色が映えます。







 やがて大きな岩が現れますが三つ児石、おにぎり石です。その左側は竜洗峡です。なだらかな流れの脇に色とりどりの落ち葉が散り、仰ぎ見ると彩錦の山肌が明るく輝いています。まさにこの辺り、紅葉の真っ盛りです。

長い吊り橋の上から見える紅葉です。

                    上部が精進ヶ滝

 ケルンの広場や夫婦石を通り、今日は精進ヶ滝橋から50分で滝見台に着きました。時間は12時36分。ちょうど精進ヶ滝の真上に太陽があります。逆光で写真撮影には最悪の条件です。それでも滝見台には多くのカメラマンが三脚をたてて滝を撮影しています。下段の九段の滝は陽が当たりよく見えますが上部の精進ヶ滝は暗くなってよく見えません。滝の両側の紅葉もちょっと遅いようです。今日は滝の写真はあきらめてお弁当を食べて帰ります。目的は紅葉歩きでしたからここに来るまでの景色だけで満足です。
 


















下部の九段の滝

望遠で撮った九段の滝
 何度か来ている精進ヶ滝ですが、紅葉の時期ははじめてきました。散っている葉もあれば、色鮮やかな紅葉もあり、その中に青々と綺麗な緑の葉もありでした。標高差もありますので、どこで紅葉が盛りと言って良いのかわかりませんが、今日の状況は写真の通りです。まだこれから綺麗になるだろう紅葉もありましたので、まだまだ渓谷道の紅葉は楽しめそうです。

 

精進ヶ滝への道は崩れやすく、閉鎖されていることもありますので、事前に産業観光部 観光課 精進ヶ滝HP 電話0551-42-1351 で確認されることをお薦めします。
 
 このHPを運営している「野鳥とリスの宿あるびおん」は中央道・小淵沢インターから車で5分のところにある小さな、静かなペンションです。八ヶ岳周辺、白州、武川周辺を楽しまれるのに、起点、終点としてとても便利な宿です。オーナーは観光や遊び、お花見、紅葉、野鳥の情報でいっぱいです。お泊まりになった夜は、インターネットに載せていない穴場、隠れた最新情報でアドバイスできるかもしれません。

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