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八ヶ岳・小淵沢のペンションあるびおんによる尾白川渓谷トレッキングの紹介。

尾白川渓谷トレッキング

Part1
トレッキングマップ
A4版に印刷できます。

渓谷道、登山道は崩れやすいため事前に北杜市産業観光部 観光課 電話0551-42-1351にお問い合せすることをお勧めします。


 昨日までの雨が上がって暖かくなったので、急に思い立って尾白川に行くことになりました。歩き始めの駐車場まではペンションあるびおんから20分くらい。ここの渓谷遊歩道は土砂崩れで一部閉鎖になり、しばらくの間迂回路でしか奥の谷に行くことが出来ませんでした。でも今はそれも復旧したようなので今日は不動滝まで歩くつもりでお弁当を持ち、靴も滑らないしっかりとした物を履いてきました。では出発です。

 駐車場から駒ヶ岳神社を抜けると吊り橋があります。この周辺では河原に降りて水遊びをすることも出来ます。この吊り橋まで10分くらいです。



 吊り橋を渡り対岸の道は甲斐駒黒戸尾根尾白川渓谷道に分かれますので渓谷道を登っていきます。昨日までの雨に洗われた新緑が輝き、水量が増えて川の流れの音も迫力を増しています。雨のあとの川の水は濁ることが多いのですが、ここ尾白川は河床が花崗岩のせいか濁りはなく、今日も澄んだ水が流れています。滝巡りには良い条件の日のようです。



 やがて10分ほどで千ヶ渕に降りることができる所に着きます。吊り橋からこのあたりまで夏には水遊びをしている姿をよく見かけます。今日は水の色が緑色ですが、もう少し青みがかった神秘的な色の時もあります。今日は新緑の色に染まってしまったのでしょうか。(この先、主な滝の写真はクリックすると大きくなります。)

 ここから渓谷道は千ヶ滝の上へと続きます。この辺が今まで通行止めだったのでしょうか。新しいしっかりとした鉄の階段が着いています。これを過ぎ更に急な登りが続きます。やがて登り切るとその向こうは遥か下に渓谷が見えます。今度は渓谷に向かって急な下りです。足場は悪いので慎重に歩きます。



 新緑の中を渓谷は激しく流れています。ここにもカメラマンが・・・・ちなみに後は我が家のカメラマンです。
ここからまた鎖場など急な登りや苔の美しい道が続きます。

 やがてまたカメラマンが大きな岩の上で滝写真を撮っています。歩き始めから50分ほど歩きちょっとお腹もすいてきました。ここで滝の水しぶきを浴びながらおやつにします。ここまで滝らしき物を見るとこれが旭滝だとか淵を見るとこれが百合ヶ淵だと勝手に決めて歩いていました。でも本当はまだそれらに到達はしていません。


 歩き始めて一時間。ここで初めて旭滝についたのです。で、渓谷に近づいてみたのですが滝らしき物は見えません。でも左の岩陰から水しぶきだけが見えます。きっとその岩の向こうに旭滝はあるようです。水量がもう少し少なくもう少し岩の上を歩けたら見えるのかも知れませんね。看板に書かれたものを読むと是非見たいという気持ちにさせられます。残念!!



 旭滝を過ぎてオオルリの声を聞きました。主人は良く探してみると木の上にオオルリの姿を発見しましたが、生憎とテレコンバーターを持っていなかった事、ズームのきくカメラを持った私はかなり先を歩いていたこともあり綺麗な写真が撮れなかったようです。
この写真は24日に撮り直しに行ったときのものです。でもやはり林の中は暗くちょっと遠いかな?)

 旭滝から渓谷を離れ更に登ること30分で百合ヶ渕です。高いところから渕を覗きます。




こんな根っこも登り、細い尾根道を辿り、変化に富んだ道を新緑の緑に染まりながら高度を上げていきます。

 

  ジャーン、やっとやっと神蛇滝です。谷を隔てた向こうに見える3段(?)の滝です。駐車場をでてから写真を撮ったり、少し休憩したりしながら歩いて1時間45分かかっています。でもこの滝を見ると疲れも吹き飛びます。
 ただここは3段の滝とあるのですが、木が大きく茂ったためかここから一番下の滝が隠れて2段しか見えません。秋や冬だと3段見えるのでしょう。



 ここには道に沿って一枚の薄い岩が道から剥がれたように立っています。その岩との間に丸太橋がわたしてあります。それを使ってその薄い岩に渡ると神蛇滝がよく見えます。今日は渓谷に入っている人も少なく、ここにも誰もいませんのでこの岩の上でお弁当を食べることにしました。

 この目の前の素晴らしい滝が何よりのごちそうです。ついこの景色に誘われこの岩の上でお弁当を広げてしまいましたが、落ちる危険性大なのでお薦めしません。物を落としても拾うことも出来ません。またハイカーの多いときはここでみんな滝を眺めたいので迷惑だと思います。私達も食事が終わろうとしているときにカメラを持った方がいらしたので急いで片づけました。
カメラを撮るときもこんな感じですのでファインダーを覗くことに夢中になって落ちないように気を付けてくださいね。
 30分ほどここで休憩して更に上の不動滝へと向かいました。
Part2へ続く

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TEL 0551-36-4166 FAX 0551-36-3950