八ヶ岳の麓、富士見町で窯を開いている茜窯です。こののどかな八ヶ岳の麓で一家で創作陶芸に励んでいます。小淵沢から有料道路を通らずに富士見高原スキー場や鹿の湯に行く途中、鹿の平、鉢巻道路に通じる道から少し下ったところに、工房と穴窯とお住まいがあります。
茜窯の名前の由来は「陶器に茜色を出すことが理想」という思いから。また秋には工房のまわりに秋茜(赤とんぼ)がたくさん飛び交います。ここの作品は渋めの色合いの大きな壺や花器、茶道具の他、酒器や皿、小鉢などもあり、お料理はもちろん、果物や野の花がとても似合うのです。ここの器を出すたびに八ヶ岳の息吹を感じられる事でしょう。またここのオリジナルなものに小鳥の形をしたオカリナがあります。飾り物としてだけでなく、ちょっと練習すればどなたにもすぐ簡単な曲が吹けるようになるのです。(簡単な楽譜がここでいただけます。)
周りは南アルプス、八ヶ岳や富士山がとても綺麗に見える眺望の良いところで、特に8月の終わりから9月にかけてお蕎麦の花の咲く時期、とても素晴らしい景色です。茜窯の庭の木陰に置かれた大きなテーブルとベンチも八ヶ岳を渡る風を感じる気持ちの良いコーナーとなっています。ここで展示、販売もしていますのでちょっと茜窯に寄り道してみませんか? |