七夕の日の今日、梅雨が明けましたね。こちらは半日遅れでした。
だんだん青空がみえてきたら、居ても立ってもいられず、3時に入笠山の交通規制が解かれるのを待って入笠山に行ってきました。
初めは御所平へ。連日の梅雨空から一気に晴れ、青い空と緑がまぶしく嬉しいです。レンゲツツジも終わり、今は色鮮やかにアヤメが咲き、目立たないけれどヤマオダマキが沢山咲いています。その間を黄蝶やヒョウモンチョウが飛び交っています。
次に入笠湿原へ。こちらもレンゲツツジは終わり、アヤメとヤマオダマキ、キンポウゲなどが咲き。ヨツバヒヨドリなどが今にも開きそうでした。
入笠湿原は白樺と緑のコントラストが綺麗ですね。雨で洗われた湿原は本当に綺麗でした。時間も時間なの人もほとんどいなくて静寂そのもの。時折吹く風はひんやり。都会は猛暑が続いているかと思うと、出来ることなら送りたくなります。
思えば入笠湿原のここの斜面に寝ころんだのはもう23年くらい前。木道も整備されてなく、勿論ロープも張られていなくてただの草原でした。やはりいいお天気の日で、草の柔らかが気持ちよさそうで寝ころんで見ました。すると良い香りに包まれました。顔を動かして見れば右も左も上もスズランだらけ。私たちは知らずとは言えスズランの上に横たわっていたのです。慌てて飛び起きました。
そんな素朴な昔の湿原が懐かしく思い出されました。今や人から植物を守るため木道が敷かれ、ロープが張られ、鹿から植物を守るために湿原を囲むようにネットが張られ、出入り口が制限され、大きく自然を守るため車が規制され・・・20数年の時の流れの中で大きく変化したものです。これも自然と動物と人が共存していくために仕方ないことなのでしょう。
でもこうして守られた入笠山はこれから次々と色々な花を咲かせ、秋には紅葉し、冬は銀世界の素晴らしい風景を見せてくれます。山頂からの360度景色も圧巻です。
是非一度ゆっくり歩いてみてください。入笠山登山もファミリーで楽しめる登山です。
四季折々の入笠山紹介
車両規制期間は富士見パノラマリゾートのゴンドラで1780mまで一気に登れます。
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