カテゴリー : ガーデンニング・庭仕事
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Jul 10, 2012
Jul 05, 2012
Jun 28, 2012
栄村 津南へ
今日は栄村と津南町へ行きました。諏訪中グリーンボランティアとしての、長野県北部地震被災地への支援活動です。7時に茅野へ集合して、マイクロバスに16人+運転手さん1名+苗・種とでいっぱいいっぱいで出発です。梅雨時のこと、雨が降らなくて本当に良かったです。
まず着いた栄村・森宮野原駅ではNPO「結い」の相沢博文さんの出迎えを受け、ここで支援金をお渡しして、バスで横倉のコスモス畑予定地へと向かいました。すでに開墾してあり、種を蒔くだけだったのであっというまに終わってしまい、申し訳ないくらいでした。結いの方々は、支援金を受け取るだけでは申し訳ないので、コスモス畑という形でも残そうと
考えてくださったのかもしれませんが、今の栄村にはそのような手間暇をかけるようなことは避けようと考え、花壇ではなく支援金という形でと思ったのですが、結果お手間をかけてしまったようで、少し心苦しい思いがしました。でも今は撒いたコスモスが綺麗に咲いて、道行く人が少しでも心癒されることを願っています。この様子が結いのブログにのっています。
国道でも、コスモス畑の横でも復興工事が至るところで行われています。雪深いこの地方では、工事の出来る期間が短いので、復興もなかなか進まないこと、小さな集落から更に人が減り限界集落になっていくこと等の村の持つ苦悩を、仮設住宅の前でお聞きしました。
栄村を後にして津南町に向かいます。約20分くらいで着きますが、県は長野県から新潟県へと入ります。こちらは4月にオープンしたばかりの老人ホームの花壇を作ります。建物の回りはほとんどがコンクリートで覆われて駐車場などになっています。地域柄の敷地の外には田園風景も緑も広がっていますが、、やはり身近にお花や緑があったら、入居者も家族の方も、スタッフの方も少し心が和らぐのではないでしょうか。そんな「癒しの花壇」にしたいと思いやってきました。
先日の下見の時には、約200平方メートルの四角い枠の中に土が入っている状態でした。でもその中に車いすでも入れるコンクリートの通路が欲しいとお願いして、こちらの設計図に基づいて、緩やかにカーブする道を、施設側に作っておいてもらいました。施設長さんのご挨拶の後、草も少し生えはじめていますので、まずは草取りからはじめます。
どこに何を植えるかを考え、苗を買ったり、中央病院から株分けしてきたり、津南の知り合いから持って来て貰ったしたものを車から降ろして、いよいよ庭造りです。
コンクリートの道から歩いて入れる道をウッドチップを敷いて作りました。そしてラベンダーを植える部分は土を盛り上げて小高くしました。ここまででお昼にしました。あらかじめ龍ヶ窪温泉の食堂にお弁当を頼んでおき、それを涌井さんが運んでくれました。研修室を貸していただき、クーラーの効いたお部屋でお昼を頂くことが出来ました。感謝。
さて休憩もそこそこに午後の植え込み作業です。ウッドチップの道が出来、緑が加わっていくと段々花壇らしくなってきました。道に沿ってタイムを植えます。やがて広がって、歩くたびに香りが立つことでしょう。ハーブティーに使えるハーブは、直ぐわかるようにまとめて植えました。苺の苗も植えました。実が出来たらどなたでもとって食べられるように。一部分は種まき名人がワイルドフラワーの種を蒔きました。やがて白や青や黄色のお花が風にそよぐようになりますように。
今日は一応設計図にある程度はのっとて植え込みをしますが、いつもの作業のようにみんな自主的に出来ることをしています。植え込んだところへせっせと水を撒く人。ウッドチップを敷く人。穴を掘る人、地ならしする人。色々な名人がいるこの仲間は、本当にすごいと思います。コンクリートと花壇の境目に、先程からコツコツとそこいらにある石を並べている人がいます。土の中から出てきた石で、不揃いで決して綺麗な石でないけれど、でも石があるとないとでは大違い。それで最後の仕上げは、みんなで石を並べはじめました。 さー一応完成です。
通路の膨らんだところは、車いすがすれ違ったり、ベンチをおいていただいても良いと思います。本当はここに木を植えて木陰を作りたかったのですが、豪雪地帯で木は雪の重みで枝が折れてしまうので植えられないといわれました。残念ですが、地元方の経験ですから仕方ありません。でも出来上がってみれば、諏訪中央病院の庭を切り取ったような・・・ミニミニ版のような感じですね。
さて今日はこの庭の一歩です。どんな庭に育っていくでしょうか?お天気が良く、作業には助かりましたが、帰りのバスの中では、苗がしっかり根付くよう雨乞いです。ホースが短く、水圧も低く、思うぞそんぶん水が撒けなかったので、一日も早く雨が降ることを願っているのです。みんな我が子をおいてきた母親の気分のようです。今年は咲かないアナベルなどもありますが「庭は時間が造るもの」ですから、しばらく待ってください。
このような施設や病院などにとって、庭が、草花がどれほど大切なものかが少しでも伝わったら嬉しいのですが、そんな癒しのハーブガーデンになーーれ!!
Jun 26, 2012
Jun 10, 2012
雨上がりの花たち
お客様と主人は野鳥ガイドで、お弁当を持って早くに出かけました。雨も上がって、陽も差してきて良かったです。
タップリの雨に、移植したばかりの木や花たちもシャンとしてきました。水をかけるのと雨が降るのでは大違いなのですね。花たちもしずくをまとって生き生きしています。梅雨入り宣言もあり、つかの間の太陽をタップリ浴びてほしいです。
梅雨にはツユクサ?今朝は本当に露草になっています。
陽が差してきたよ!まむし草が教えてくれました。
抱えきれないほど大きくなった斑入り擬宝珠(ギボシ)もコロコロ露を宿して
翁草 乾いたら飛んでいくのかな
剪定を間違えたかなと心配したアナベルにも小指の先程の蕾が現れました。良かった!!
サギリソウとパンジーの寄せ植えもこんもりと育っています。
Jun 06, 2012
感心するばかりの1日
朝のチェックアウトの後、直ぐにボランティアに向かいます。今日は先日運んだラベンダーの苗を植え込みます。ラベンダー畑の枯れて空いてしまったところ、これから枯れそうなところへと補充していきます。大きな堆肥場ではむしった草や落ち葉などを集めてボカシで堆肥を作っています。堆肥は堆肥でこだわりの達人がいて、今日も堆肥作りに精を出しています。切り返したり、場所を移動したりかなりの重労働です。そこで熟した堆肥を貰い、植え込み穴にタップリと鋤こんで植え込みます。「大きなーれ」と願って。
それと私の大好きな琉球雀瓜の苗をKさんが買ってきてくれ、そのつるが伸びるように割った竹であんどんのように作りました。ここではプラスチックのポールなどはほとんど使わず、切り落とした枝や竹などでアーチやトレリス、柵などをみんな手作りで作ってしまうのです。まだ腕が痛く力仕事はできませんが、できることを少しずつ。
瞬く間にランチの時間。今日も美味しいお料理が並びました。
食事の後はカメラを持ってガーデンウォッチング。木道脇のシャドーガーデンではクリンソウと丁子草が満開です。
そうそう菩提樹の写真も撮らなくちゃ。この木は西洋菩提樹で別名はセイヨウシナノキ、リンデンバウムだそうです。大きさはこのくらいです。樹高は5mくらいになるそうです。
さて今年もこの木に花が咲きました。木が大きくなりすぎて、お花を手に取って見られないのが残念ですがズームで寄ってみます。
wikipediaから引用すると「ナンジャモンジャとは、見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある。」だそうです。で、この木はヒトツバタゴで私たちはナンジャモンジャの木と呼んでいます。白い花は光沢があり、きらきらしています。
さて午後はMちゃんの庭でボランティアだと言うので私も行きました。おじさんやおばさんは若い子に優しいのです。ボラティアに来てガーデニングに目覚めたMちゃんは、昨年から実家の一角に自分の庭を造っているのです。その様子を見たくて。きっと草も生えて、色々手を出す事があると思ったら、綺麗になっているガーデンに、姑根性丸出しのおばさんはちょっとがっかり。「なんだ〜綺麗じゃないの〜。つまんないの〜」とベンチに座って、あそこにこんな花をはわせたら、ここはこうしても良いわね・・・とおばさんはお節介なこと言うのです。で、クレマチスを這わせるトレリスを作りたいというMちゃんの希望を聞くと、直ぐに匠達が動き出しました。農家だったMちゃんの家には、納谷や庭の隅にお宝がゴロゴロ。養蚕で使っていた「えが」という平かごがターゲットに。
「匠はおじいちゃんの使っていた『えが』を一体何に使うのでしょうか?」
「ほーらこんな素敵なトレリスができました。おじいちゃんもきっと喜んでくれることでしょう。」
この庭から見えるのは年代を経た建物が多く、今風のトレリスでは浮いてしまいます。お金もかけずに、瞬く間に借景にマッチしたトレリスを作ってしまう匠達に脱帽です。私はビフォーアフターの口真似をしているだけでした。(笑)
この後また場所を変えティータイム。素敵な男性も加わり食べ物談義、ミツバチ談義に花が咲き、ミツバチの生態を色々教えて貰いました。充実した1日でした。
Jun 05, 2012
この木何の木 なんの花?
諏訪中央病院の庭ですが、一年を通じて今が一番素敵です。ポピーや麦やルピナスがナチュラルに咲き乱れ、風に揺れています。別の花壇ではマーガレットが、これも自然にのびのびと咲き、まぶしく輝いています。コーナーではアヤメが色とりどりに咲き、栃もピンクの目立つ花を咲かせています。たった5日間ですが、先週より一層色あでやかな庭となっています。
木陰ができるよう樹木も沢山あり、珍しいなんじゃもんじゃの木やナツメもあります。ナツメの実は秋に収穫して甘露煮にします。
そして今日は菩提樹の木があることをはじめて知りました。蕾が沢山ついていると仲間の方が教えてくれたのです。見ると本当に小さな小さな蕾がいくつかまとまってへらのような薄緑の苞葉から出ています。花が咲いたら薄緑の苞葉と一緒につみ取り乾燥させてリンデンフラワーティーにします。イライラしたとき、眠れないとき、緊張や不安なときに使用したり、発汗作用やビオフラボノイドという成分は高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの予防にも効果があります。木部はリンデンウッドティーといわれ、すぐれた利尿作用があり体の余分な水分や老廃物を排出してくれます。腎臓の機能を活性化させ、コレステロールを減少させる効果もあります。
種はこの苞葉と一緒にくるくる回って飛んでいくそうです。
今年はいつになく沢山お花がついているそうです。沢山のリンデンフラワーティーができそうですね。
Jun 04, 2012
充実の一日
お見舞いに諏訪中央病院に向かいますが、我が家で冬を越したらベンダーの挿し穂苗を一緒に運びます。昨年6月に挿し穂して丁度1年経ち、また病院の庭に戻ります。苗を買ってしまえば簡単ですが、こうして今ある命をつなげることができるのも嬉しいです。
富士見にあるケーキ屋さん「キャトルセゾン」さんは定休日にもかかわらずお見舞いのケーキを焼いてくれました。頼み込んだわけでもないのですが、あちらから申し出てくれました。嬉しいやら、申し訳ないやらで我が家の分まで頼んでしまいました。病院の庭にラベンダーを下ろし、これは水曜日に植える事に。早速できたてホヤホヤケーキでを持って病室へ。お友達はとても元気で1時間ほどおしゃべりして来ました。
この後は一緒に行ったお友達を、お気に入りのcafe ZOさんにご案内しました。中々予約が取れないお店ですが、今日は運良くとれました。
更にお友達と無農薬で湧水で苗を育てているハーブ苗やさん「サムデイ」さんへ行き、津南の花壇に植える苗の予約をしました。ここの温室で今年初めての「アサギマダラ」を見かけました。好きな花を探して飛び回ってちっとも止まってくれません。自然の花ではないから中々好みのものが見つからないのかも。だって君は山に咲いているヨツバヒヨドリやアザミが好きだものね。
一日が後いう間に終わります。
家の中のことで忙しくしてる間に、赤房スグリは真っ赤に熟れ、山椒の実は少し堅くなってしまいました。何とか今日は摘まなくちゃ。
赤房スグリは三温糖と蜂蜜につけシロップに。
山椒はもう堅いので縮緬山椒が出来ません。でも冷凍してお味噌に入れたり山椒醤油を作ったり、あるととっても便利です。
どなたかもう2本手を貸してください。