豚肉 牛肉を使った料理 |
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- ●塩麹漬け豚肉(肩ロースの塊)又は牛(肩、バラ、すねの塊)を使って
通常の倍量の塩麹に3〜5日漬け込んだ塊肉は旨みも増し、煮込むと味わい深い。汁にも良い出汁が出る。冬の煮込み料理に欠かせない。
- 『ポトフ』
- 材料:豚塊肉 タマネギ、ジャガイモ、人参、、セロリ(葉と茎)、キャベツ(大根、カブ、、ブロッコリー、カリフラワーなどはあれば) ニンニク、粒胡椒、ベイリーフ、(ナツメッグ、タイムなどお好みで)塩、
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- 塊肉は良く水分を拭き取って、ニンニクをすりつけて、塩分濃度3%となる様に肉の重さの1.5%の塩と肉の重さの10%塩麹をまんべんなく塗る。(塩分濃度3%となる) 塩麹だけで味を付けるなら肉の重さの20%の塩麹を使う。
- ファスナー付きポリ袋に塩麹を塗った肉と粒胡椒、あればセロリの葉や香味野菜を入れて3日〜5日冷蔵庫に寝かす。塩がまんべんなく回るように時々ひくり返す。
- タマネギ、ジャガイモ、人参、大根、セロリなど野菜は大きめに切って、キャベツは櫛形に切っておく。
- タマネギを透き通るまで炒める。私はこのごろさっぱり派なので野菜は全て炒めない。
- 肉の周りに出た水分を拭き取り、大きめに切ってフライパンで炒める。私はこれも省略。
- 材料がかぶるくらいの水かごく薄めのスープストックで香草、香辛料なども加えて煮込む。この時じわじわと温度を上げる。ポトフは肉や野菜から出る出汁を味わうので、あまりブイヨンなど入れない。ポイント!
- 沸騰したらアクをすくい取り、ごくとろ火にして材料が柔らかくなるまで煮込む。
- 煮込むときに、煮えたって5分たったら以後は鍋カバーの中に入れて置くと、具はとろとろなのに煮くずれず、汁の澄んだポトフができる。お肉もボソボソにならないでハムのようにしっとり仕上がる。2時間ぐらいで一度出して堅さを見て、堅いようならもう一度沸騰させ鍋カバーに戻すとよい。エコクッキング
- 肉から塩が出てくるので、最後に塩味を見て味を調える。
- 味が薄いくらいに仕上げて、大きめの具材にマスタードやマヨネーズ+塩麹を付けていただくとよい。
- 具をタップリいただいて、残ったスープでリゾットも美味しい。
塩麹の作り方
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食べ残りのお鍋ですが・・・・汁は透明です。 |
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具だくさんが好きです。 |
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- 『バラベーコン』低温調理
- 手作りの無添加ベーコンはそのままでも美味しく、またお料理の材料としても便利です。
材料:豚バラ肉ブロック 500g2本 塩15g 塩麹100g キビ糖大さじ1杯 ロースマリー・セージ・タイム適量 ブラックペッパー適量 セロリの葉・人参・タマネギ少々。 ウッドチップ
- バラブロックを洗って水気を良く拭き取る
- 肉全体にフォークで穴を開ける。
- 塩麹 塩 キビ糖糖 香辛料を全て合わせて、肉に良くすり込む。
- 香味野菜を一緒にファスナー付きポリ袋に肉を入れて、ストローなどで真空にする。
- 4,5日冷蔵庫で寝かせる。毎日袋をひっくり返して味をなじませる。
- 3%塩分なっているので、肉を薄く切って焼いて塩分加減を見て、辛ければ塩出しをする。
- 今回は大きなボールに肉を入れて、すこーし水を流しながら1時間塩出し。
- 水分を良くふき、あれば脱水シートに包み、無ければ厚手のペーパータオルを2重にして包んで、更にラップで包んで一晩冷蔵庫で脱水する。
- 今回はどなたにもできるよう簡易薫製法で45分燻煙をかける。
- 新しいポリエチレン袋に入れて空気を抜く。
- 炊飯器に80度のお湯を入れて、肉を 袋ごと入れて保温スイッチを入れる。浮くようなら上から重みのあるお皿などで落としぶたをする。
- 30分以上保温(低温料理)して出来上がり。
塩麹の作り方 |
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- 『茹で塩麹豚』 低温調理
- このところ仕込む我が家の塩麹は昆布入り塩麹です。肉厚の日高昆布や利尻昆布をタップリと入れて、じっくりと塩麹に昆布の旨みを引き出します。
でもまだ火を入れていないこの昆布は捨てがたいです。
先日、豚肉のブロックに塩麹を塗ってその肉にこの昆布を巻き付けて寝かせてあります。4日経ったのできっと塩麹も昆布の旨みも肉にしっかりとしみこんだと思います。
さてどんな風になるでしょう
- 材料:豚のブロック 500g×2ブロックで1kg 塩麹(塩分濃度15%) ニンニク 胡椒 セージ ローズマリー ローリエ セロリや人参などの端切れ
- 味がしみやすいように豚のブロック肉に数カ所穴を開ける。
- 塩10g(肉の1%分)と塩麹100g(肉の10%分の塩麹で塩分としては肉の1.5%)で肉の約2.5%の塩をすり込む事になる。
- 胡椒 セージー ローズマリー も適量をしっかりとすり込む。
- あれば塩麹に漬け込んだ残りの昆布を肉に巻く。無くてもよい。ポリ袋に入れて空気を良く抜いておく。
- 3,4日冷蔵庫で寝かす。時々袋ごとひっくり返す。
- 漬け込んだ肉や昆布をさっと水洗いして、肉がタップリとつかるくらいのお湯で茹で、沸騰したらアクをすくって火を止める。ここは表面を殺菌する意味で一度沸騰させますが、中まで火が通らないように茹ですぎに注意。
- 熱い汁ごと炊飯器の内釜に移し、洗った昆布、ローリエ セロリ・人参などの端野菜を入れて保温のスイッチオン。3時間保温。 炊飯器の低温調理
- 塩出し行程なしでも、丁度良く肉から塩もぬけ、周りは美味しいスープになっている。
- 切り分けて、和洋中華などの色々なソースでいただくことができる。
- 昆布の出汁も出てスープがあまりに美味しいので、スープを煮詰め、片栗粉でとろみをつけてソースとする。芥子を添えても良い。
- もう一つは塩麹漬けキノコをスープで温め、とろみをつけてソースとする。
- ゆで汁は一度沸騰させて、アクを取り、濾して色々なスープやお料理に使う。
塩麹の作り方
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●塩麹漬け 豚の切り身肉を使って |
- 『豚肩ロースのソティ』
- 材料:肩ロース肉切り身(130g) 塩麹 13g 胡椒 お好みでニンニクや生姜のすりおろしを加えても。
- 切り身肉に塩麹をすり込む。この時ニンニクや生姜のすりおろしを加えても。
- 半日以上置く。2、3日間くらい置いても、漬け床ではなく一定量を塗っているので、塩味は濃くならない。むしろ良くしみこんで、肉も軟らかくなる。但し漬け込む肉の鮮度、賞味期限を守ってください。
- 長期保存するなら、塩麹を塗ってポリ袋に入れて冷凍保存がお勧め。
- 麹は拭かずに、焼く前に胡椒を振って、熱したフライパンで焼く。但しつぶつぶの残った塩麹はつぶつぶが焦げやすい。
- 特にソースを作らなくても、良い味が付いた1品となる。
塩麹の作り方
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わさびの花の塩麹和えを添えて。ピリ辛さがお肉と良くあう。 |
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- 『豚ロース肉のトンカツ』
- 材料:豚ロース肉(130g〜150g) 塩麹 10g〜12g やや少なめ 小麦粉 卵 パン粉 千切りキャベツ
- 豚ロース肉に塩麹を塗る。
- 半日以上置く。2、3日間くらい置いても、漬け床ではなく一定量を塗っているので、塩味は濃くならない。むしろ良くしみこんで、肉も軟らかくなる。但し漬け込む肉の鮮度、賞味期限を守ってください。
- 長期保存するなら、塩麹を塗ってポリ袋に入れて冷凍保存がお勧め。
- 通常通り衣を付けて、揚げる。
- 肉が軟らかく、ジューシーに仕上がる。
塩麹の作り方
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