入笠山スノートレッキング
2007.12.26(水)

 今日は我が家族と千葉に住むT君でスノートレッキング。まだスノーシューを使うほどの雪がないとの情報で、登山靴にスパッツで入笠登山をすることにしました。出発が遅く、ゴンドラで山頂駅に着くともう12時近く。今日は山頂レストランで昼食を食べてから歩き始めます。
 ご覧のように八ヶ岳がくっきりと見えています。


 少ないと言われていた雪ですが、思っていた以上にあり、林の中など、スノーシューがあればそれなりに楽しめたかも知れません。林道を抜け入笠湿原に入るとT君は「凄ーい」「凄ーい」の連発。真っ青な空に一面の銀世界ですから、感激するのも無理ありません。誰もいないこんな銀世界は初めての経験です。バックにみられる斜面には、初夏にスズランが一面に咲く群生地です。

 入笠湿原からマナスル山荘までの遊歩道は踏み跡が無く、登山靴がすっぽりと埋まるくらいの雪です。スパッツをつけていなければ雪が靴の中へと入ってしまうくらいです。このころになると暑くなり、みんな上着を脱いだり前を開けたり。あまり汗をかかないうちに調節することが大切です。T君は雪にも慣れ、雪を楽しんでいるようです。
 マナスル山荘前からは入笠山登山道にはいります。急な登りになりますが、しばらく登ると左手にまた八ヶ岳が見えるようになります。さーみんなへばらないで山頂まで行けるでしょうか。
 T君は登るにつれ元気を増し、お供の私たちは登るにつれ、足が重くなり、年の差を感じます。

 とうとう先頭に行き、どんどんと登ってきます。急な斜面にも雪はたっぷりとついていて、大夫踏み固められていて、とても歩きやすくなっていました。
 マナスル山荘から30分弱で山頂に到着。上には真っ青な空があるだけです。綺麗に澄んだ空だけ。
 午後だったせいで山頂には私たちだけ。360度の景色を見ながら食べた蜜柑の冷たさがとっても美味しく、雪と戯れる子供達は楽しそうです。
山頂からの景色は画像一覧でご覧ください。サムネイルをクリックすると大きくなります。

 山頂で楽しんだ後は体が冷えないうちに下山です。登山道は適当に積もった雪が踏みしめられています。このように堅くなった道は尻滑りでおります。スキーズボンは滑り止めになっているので滑りにくいので、ツルツルズボンの私が先頭で道を付けます。後ろから子供達の歓声が!!ボブスレーのようにスピードが出ると大人だって楽しいのですから、子供にとってはたまらないですね。でも石が出ていたり、根っこが出ているとケガをしますので、子供さんを滑らせるときは、必ず大人が安全を確認してからにしましょう。小さな尻当てのようなソリを持ってくると安全です。でもちょっと荷物になります。尻滑りの画像


 さー登山の後は楽しいおやつ。マナスル山荘の「きな粉餅」です。美味しい野沢菜ときな粉餅で元気回復。
 帰り道はマナスル山荘から入笠山荘に続く道を使います。この道も踏み跡が無く、スノーシューで楽しめるくらい雪がありました。

夕暮れのゴンドラ山頂駅に到着です。

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