アヤメの櫛形山タイトル

 薄曇りのお天気の中8時15分小淵沢を出発しました。今日の参加者は小淵沢のペンションの仲間12名です。約1時間30分で登山口のみはらし台に到着。平日でもあやめの時期とあって、もう車が10台以上止まっています。9時45分ここを出発、北尾根コースより右のコースで、もみじ平経由でアヤメ平に向かいます。山道は巾があり、整備されているのですが、砂利が敷いてあるのがかえって歩きにくい感じです。道の両端にはヤグルマソウ、フジバカマ、山アジサイ、コアジサイ、玉アジサイ、クガイソウと沢山のお花が咲いています。今日は薄曇りで日照りはないのですがとても蒸し暑く、急な斜面になると汗がふきだしてきます。道があまりに整備されているので、簡単に登れると思ってしまうのですが、暑さも手伝って、やはり登りはかなりきつく感じました。しかし、苦しいのが限界と思う頃、所々にサルオガセがびっしりと付いた樹齢を重ねたような大木が目に入ってきて、目の前が明るく開け、突然のようにアヤメの原があらわれるのです。(11時21分) 進むにつれアヤメの数が増し、間に可憐に咲くキンポウゲとのコントラストも素敵です。アヤメは今がまさに見頃です。開いたばかりの色鮮やかさを保ち、こんなに沢山咲いているにも関わらず、大自然の中で見ると、尚一層、凛として清楚に見えます。それを見て「まるで私達みたい!」とか「本当!トウのたっているのもないし」なんて、アヤメに口があったら総攻撃されそうなことを我がグループは平然と言ってしまうのです。写真左上 大きくなります。心臓の弱い方はおやめ下さい。このアヤメ平でしばらく写真を撮ったり、休憩したりして、今度は裸山に向かいます。(12時5分発 写真左下 大きくなります) ここから裸山の山頂まで、一面アヤメの原となっているような感じです。2003mの裸山(12時15分到着)からは、アヤメの群生する原の向こうに櫛形山が望めます。櫛形山の名は、和櫛を伏せたような姿からきているそうです。この景色を眺めながらお待ちかねのお弁当です。今日はここまででアヤメに大満足して、櫛形山には登らずに下山することにしました。(12時45分発) 来た道とは反対の道を通りアヤメ平に戻ります。途中、山道の上も下も見渡す限りアヤメの原が広がっています。アヤメ平から原生林コースを通って北尾根を下ります。薄暗い、コメツガやシラビソの原生林は、今来た明るいアヤメ平とは対照的に、時の流れを止めた幽寂さを感じさせてくれました。下りは階段も多く、また急な道は滑りやすく、下りの苦手な人には大変な道です。(14時40分登山口着) でもこうして帰ってくると、アヤメや景色のすばらしさだけが心に残り、登り、下りの苦しさなど忘れかけています。そしてまた次の山行に参加してしまうのです・・・・


アヤメ平

一面のアヤメの原

アヤメ平より原生林コースへの道


サルオガセがカーテンのよう

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サルオガセのぶら下がった大木

裸山

裸山山頂 2003m

りの疲れもみせずに、
ハイ、ポーズ

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アヤメとジャノメ蝶



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アヤメとジャノメ蝶


アヤメとキンポウゲ

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裸山からの櫛形山

原生林コース

樹齢も分からないような巨木の多い
原生林コース

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苔むした原生林

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太古を思わせる風景

北尾根にある炭焼き窯の跡

今日の花

アヤメ

テガタチドリ

トリアシショウマ

ヤグルマソウ

クガイソウ

カラマツソウ

タマアジサイ
ヤグルマソウの群生 絵画風
トゲブキ


参考
交通 甲府駅より山交バス40分で上市之瀬へここより徒歩で北尾根登山道まで1時間35分
マイカーならみはらし台まで入れる。
お問い合せ 櫛形役場 0552−83−1111

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