八ヶ岳・小渕沢のペンションあるびおんのデジカメ日記です

2005.11.26( 土)〜2005.12.04(日)の日記とお客様からのメール

2005.12.04(日)
 折角京都滞在を延長したのに今日は冷たい雨。一日ゆっくりして・・・・とも思ったのですがやはり最後の一日主人がじっとしているわけがありません。今日は予定通り大原に向かいます。衣笠から出町柳まで市バス。そこから京都バスで大原へ。こんなお天気でも日曜日。駅が始発の大原行きのバスは出町柳ではもう席がいっぱい。約30分とうとう立ったまま大原へ。
 まずはバス停から寂光院へ。平成12年放火により本堂は全焼したのですが再建され今年完成したばかり。こぢんまりとしたいいお寺ですが真新しいのが残念。建礼門院が余生をひっそりと送ったであろう当時はどんなにか山深いところだったのだろう。今の大原は女性に人気の場所だけにお寺とお寺をつなぐ細道にもおみやげ屋さんが沢山並んで賑わっている。でもふっと途切れたところから里の景色を眺めると霞のかかった谷間に瓦屋根が重なり、煙がたなびき「思ひやる心さへこそさびしけれ大原山の秋のゆふぐれ」「もろともに秋も山路も深ければしかぞかなしき 大原の里」などと読まれた大原の里に出会えた気がする。今日は冷たい雨が一層そう思わせるのかも。
 さてそんな景色を見ながらバス停に戻り、今度は反対方向の三千院に行く。青苔と紅葉とのコントラストの美しさは随一。客殿を介して初めに広がる聚碧園や宸殿前に広がる雄大な庭園・有清園の紅葉は終わりに近づいているものの、やはりその美しさに感激してしまう。今日はその庭園に傘の花が咲いている。「静けさ」感じてくださいとあるが、この人気の場所にいつ来たら「静けさ」を味わえるのだろう。広い園内をゆっくりと歩いて気づいたらもう午後の2時。賑やかなお店を避けこぢんまりとしたお店に入り鍋焼きうどんで身体を中から温める。その後は額縁庭園で有名な宝泉院へ。ここの拝観は抹茶付き。庭園に向かって座るとお抹茶が運ばれてくる。どっしりとした偉容の五葉の松の前に座る。はじめは人が多かったものの夕暮れに近づきだんだん人が居なくなり、最後はひっそりとした景色を楽しむことが出来ました。ここは額縁庭園だけでなくあらゆる窓から見る景色が素晴らしく計算されているようです。今夜までライトアップされるようなので、また夜に賑わうのでしょうか。夜も見てみたいのですが、今夜の夜行で帰るので秋の京都観光もここまでです。今回は一体二人で何枚の写真を撮ったのでしょう。デジ日記には状況の分かりやすい私の記念写真が多いのですが、主人の撮った紅葉や苔の写真などいつかもっと大きな写真でアルバムにしたいと思っています。
寂光院 ゆず畑からの大原の里
三千院 客殿から聚碧園を望む 三千院 宸殿から有清園と往生極楽院を望む
宝泉院
 写真をクリックすると大きくなります
宝泉院
窓枠が額縁のようなのが額縁庭園と言われる由縁写真をクリックすると大きくなります

宝泉院 五葉の松
庭園を眺めながら抹茶の接待を受ける
宝泉院
こんな窓からも額絵のように見える庭園

2005.12.03(土)
 昨日はどんより曇り空で、夜行バスで帰る予定だったので一日娘の部屋で片付けや写真の整理をしていたのですが、夕方お散歩がてら龍安寺に行ってみるとなんと紅葉の素晴らしいこと。今回観てきた何処よりもスケールといい、紅葉の残り具合といい素晴らしいのです。でも時は既に夕暮れ。それも曇った夕暮れですから本当の美しさが見えません。明日の天気は?と調べると何とか晴れそうです。そこで帰るのを急遽のばすことに。明日は土曜日でバスの予約が取れなので、日曜日に帰ることにしました。全く気ままなものです。でも今の時期だからこそこの気ままも許されること。大いに楽しむことにしましょう。
夕暮れの龍安寺


 で、今日は予報以上の晴です。衣笠近辺を歩くことに。まずは等持院。当時衣笠山をバックに建てられたのでしょうが、今その衣笠山は立命館の建物に一部隠されてしまっています。でも明るい庭園と茶室の眺めはすがすがしく、反対側からこのお茶室の玉座に座って一服のお茶をたしなみこの庭園を上から眺めることが出来た昔人はなんと贅沢な時を過ごしていたのでしょう。
 次は昨日行った龍安寺です。昨日の夕暮れと違い明るく日の差した庭園は燃えるような紅葉に覆われています。京都の紅葉は葉がとても小さく緑から赤へのグラデーションが優しい風情を作っています。そして赤くならず黄色のままの紅葉がその間にアクセントを作り、背景には杉や竹や松などの濃い緑がおかれ、どこもかしこも計算され作られた庭であり、道なのですが長い年月を経た重みが加わり京都の自然のそのもののように町に、寺院に同化しているように感じます。今日は晴れているものの時折冷たい木枯らしが吹きます。龍安寺の綺麗な紅葉も一陣の風に吹かれ色とりどりの紙吹雪のようにキラキラと舞い落ちてゆきます。ゆく秋を感じながら紅葉吹雪を浴びています。
 次はまるで一つの町を作っているような大きな大きな妙心寺に行きましたがその中の見たい寺院は閉園中だったのでそのまま白梅町に戻り、バスで下賀茂神社に行くことにしました。京都のバスは縦横無尽に走っていて便利なのですが、路線図を首っ引きで見ないと何処でどう乗り換えて良いのか解りません。バス停では何人もの旅人が路全図を見ています。でも京都の人は親切で良く向こうから何処へ行くのですかと声をかけてくれて「何処何処なら何番に乗って何処何処で何番に乗り換えですよ」と教えてくれることもしばしば。関東人は声かけようかと心の中で迷いながらも結局掛けられずに終わることが多いのです。
 上賀茂神社に着く頃には冷たい雨がしとしと降り始めましたが、神社では丁度結婚式の真っ最中。賀茂川沿いを紅葉見ながら下賀茂神社まで歩く予定でしたが、川沿いの紅葉も終わりのようなので大徳寺に向かって歩きました。所が大徳寺手前で今宮神社のあぶり餅の匂いに釣られてしまい、ここで時間を取られ大徳寺に着いたときは閉園間際。またこの次ぎにゆっくりと行くことにします。今日も良く歩きました。へとへと・・・・
 


等持院

等持院

龍安寺


龍安寺
上賀茂神社
紅葉の中の結婚式
今宮神社門前 あぶり餅やさん
今宮神社 大徳寺 高桐院



2005.12.02( 金)
 長い間ご無沙汰しておりました。今京都の紅葉を堪能しています。今年の紅葉は遅いと言われているものの、さすが京都の紅葉も終わりに近づいています。昨年はもう少し遅くに来たのですが、もっと鮮やかだったように思います。やはり八ヶ岳と同様赤くならずに枯れた木も多かったのでしょうか?
 でも歴史有る京都は何度来ても奥が深く、今回も今までとは違う京都を観て、感じて、味わって、楽しんでいます。
 
 12月1日 今日は鞍馬・貴船方面。今回は珍しく観光コースを主人が決めて私は付いて歩くだけ。出町柳から鞍馬まで叡山電鉄鞍馬線に乗ります。鞍馬は随分前に行ったはずなのですが全く記憶に残っていません。だから今日は初めての気分でとても楽しみです。叡山電鉄は11月23日まで沿線のライトアップをしていたようで今回は間に合わずそれだけが残念。でも沿線の紅葉はまだまだ綺麗で車窓を楽しみながら鞍馬へ。駅の大きな天狗に見送られて鞍馬寺へ。山寺らしくとにかく登り登りの鞍馬寺です。本殿金色堂までは明るく紅葉が綺麗ですが、ここから奥の院魔王殿までは鬱蒼とした杉林の山道を登ります。木の根の道と言われ、かたい地中に入れない根が地表に出ています。お寺の人やタクシーの運手さんに聞くと鞍馬から貴船は険しい山道を歩くと言われたのですが、きっと一般の観光の方にとってはそうなのでしょうが山に住む私たちにとっては普段お散歩する道のようです。奥の院からはかなり急な道をどんどん下り貴船に出ます。こちらから登ってくる人はフーフーいっています。でもさすがここを超える人はそれほどいないようで、行き交う人も今日はほんのわずか。私たちもこちらに足場が無く、ホテルに泊まりながら限りある日数で観光していたら定期観光バスやタクシーで回っていたでしょう。こうして毎日気ままにゆっくりと時間をかけて歩けるのも娘のおかげ。
 貴船は貴船川沿いに割烹料理屋さんが軒並み並び、京の奥座敷の風情が漂っています。この時期湯豆腐とぼたん鍋という看板が目に付きます。でも私たちは昨日とよう家のお豆腐でアンコウ鍋をしたばかり。ぼたん鍋なら仙人小屋でも頂けます。夕飯をお楽しみにお昼は軽く鮎蕎麦と鮎茶漬けを頂きました。鮎の時期に鮎料理を川を眺めながらゆっくりと頂きたいと思うところです。ぶらぶら私は紅葉を眺めながら、主人は川の野鳥を追いながら「恋の道」を歩いて貴船口まで。そうそう貴船神社で水占いをしたのですが、水の上で浮かんできたのは「大吉」で全て良いこと書いてあるのですが「旅行:つれに注意」ですって。「恋の道」もこの距離で歩くのが良いのでしょう。

 夕方河原町で娘と待ちあわせ。先斗町で私が見つけておいたお料理やさんへ。湯葉の野菜あんかけ、鴨まんじゅう、グジの酒蒸し、グジのかぶら蒸し、鯛飯、旬の牡蠣や鰤の新鮮なものを美味しく頂きました。
生湯葉野菜あんかけ 鴨まんじゅう グジの酒蒸し 鯛飯

芸妓さんや置屋のお母さんらしき人達がお馴染みさんと来ているお店で家族連れは私たちだけ。お料理も雰囲気も京都そのもでした。そこから歩いて清水さんまで行き、今年もライトアップを観て家路へ。今日も本当に良く歩きました。

紅葉の鞍馬寺 鞍馬から貴船に抜ける木の根の道
貴船 叡山電鉄 貴船口
先斗町の舞妓さん 清水さんのライトアップ
こちらも去年の方が遅かったのにも拘わらず綺麗でした。

11月30日 遅れて京都にやってきた主人と京福電車に乗って嵐山へ。衣笠から交通の便が良いので毎回手始めに来てしまう嵐山です。今日はゆっくりと嵯峨野を歩きます。まずは特別公開の宝厳院へ。今はライトアップもされているようですが、昼間の獅子吼(ししく)の庭も柔らかな紅葉に覆われて鮮やかでした。大分紅葉も終わった天龍寺を抜けトロッコ嵐山駅を通り過ぎて常寂光寺から洛柿舎、祇王子、化野念仏寺までを歩きました。この辺りをゆっくりと歩くのは初めてで、行ってみたいと思っていたお寺が沢山ありました。寺院の名園だけでなく竹林の向こうに透けて見える紅葉や夕暮れの渡月橋など飽きることなく嵐山、嵯峨野の秋を楽しみました。
嵯峨野 竹林と紅葉
宝厳院 獅子吼(ししく)の庭 祇王子


2005.11.26( 土)
 今日は風もなく暖かく穏やかな気候です。このところ私は窓のカーテンを閉めないで休みます。朝起きてベッドの中から窓を見ると真っ青な空とコナラの茶色が葉が綺麗に見えて気持ちがよいのです。今朝は丁度アルルがスルスルと木の幹を登ってゆくところが見え、その後ドッスンと屋根に飛び移った音がしました。あるびおんはお客様が1階で私たちは2階に休んでいるので静かであればあるほど自然の音が賑やかに聞こえます。ドングリが屋根に落ちる音、葉が屋根に擦れる音、リスが屋根を走り回ったり飛び移る音、そして朝の早い鳥達がひまわりの種を割るために「コンコン、コンコン」とたたく音。馴れないと何の音だろうと気になるかも知れません。でもこんな音が聞こえるのは自然に抱かれている証拠で幸せです。今日の写真は早朝の訪問者達です。
 

何か思案中のようです。

カケスがこんなに近寄るのは珍しいことです。

あるびおんオーナーご夫妻へ
 先日は大変お世話になりました。
帰りにご紹介の例の場所で、ミヤマホウジロが水場で30分近くあちこち歩き回る姿をゆっくり見ることが出来て大感激でした。
マヒワモたっぷり、私たちは紅ましこと思っていますが、一瞬見ました。
清潔できれいなお部屋そして真心のこもったお料理ありがとうがざいました。又是非寄らせていただきます。
どうぞお元気で。
                                   日野市 I様

@23日あるびおんの近くでベニマシコを確認していますので、21日頃あそこにベニマシコがいてもおかしくないですね。

2005.11.24(木)
 今日は朝から「風のたより」冬号の貼り付け日。それぞれの書いた記事をレイアウトに添って貼り付け、イラストとや写真、題字を入れていきます。インターネット版もあるのですがやはりこの手作業の紙面を楽しみにしてる方もいるのでしょう。
 主人は野鳥を撮りに出掛け鹿に遭遇したようです。雌の可愛い目をした鹿です。これから寒い冬を乗り切るために秋の実りを沢山食べているのでしょうか。
  2005.11.23以前の日記はこちらへ

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