八ヶ岳自然クラブ 自然観察会 | |
冬の野鳥の観察(清里 キープ協会内) | |
2003.11.16(日) |
今日の観察会は清里で冬の野鳥観察です。集合場所の山梨県立八ヶ岳ふれあいセンターには40人ほどの人が集まっています。あるびおんは久々の参加なので、思いも掛けないほど多い参加者に驚いてしまいました。それだけ八ヶ岳自然クラブが世間に知られるようになったと言うことでしょうか。 今日は観察会の前に大作副代表が早朝に保護したハクビシンがお披露目されました。小淵沢小学校の近くで親が車に轢かれ、そのそばにいた子供のハクビシン・白鼻心(ジャコウネコ科)2頭を保護し、これから甲府の鳥獣保護センターに連れて行くそうです。名の通り鼻の中心部が白いのです。最近はSARSの時に話題に上ったハクビシンですが、親を亡くしてなんだかおびえて悲しそうな顔をしています。 |
さて観察会ですが、齋藤代表の観察会の説明を受けてからユースキャンプ場の方へ移動しながら観察。木に枝に鳥の巣を発見。 | ||
カケス以上の大きさの鳥?リスはもう少し丸みがあるとか。 | 三角帽子をひっくり返したような巣 | |
マユミが花が咲いたように実を付けています。このように木の実がついているところにも鳥は集まってきます。何を餌にしているかを知ることも野鳥を見つけるのに重要です。それにしてもすっかりと葉の落ちた木々の中でこのマユミは一際は目立っています。やがて実が落ちて殻が枯れて雪の原に真っ白な花が咲いたようになったのを見たこともあります。似たものにツリバナの実がありますが、こちらは殻の縁に実が下がり、マユミは中央に実が付いています。 |
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林の中にはたくさんの巣箱が掛けられていますが、これもそれぞれの動物が住みやすいように工夫されています。そこに何がやってくるのか、どんな動物に巣を提供したいのか考えて巣箱を作る必要もあるのです。 | ||
コウモリの巣箱。右の写真のように下にコウモリが入る隙間が空いています。 | ||
コウモリの巣箱にアカゲラが穴を開けました。穴の下が白くなているのはアカゲラが身体を支えたあと。 | ヤマネの巣箱。通常とは逆に裏側に穴を開けています。 | |
アカゲラの穴。樹洞です。この穴を他の鳥が利用することもあります。 | ||
今日は残念な事にあまり冬鳥を見つけることは出来ませんでした。冬鳥は唯一カシラダカだけでした。いつまでも暖かなので冬鳥の到来も遅いのでしょうか?観察された鳥はカシラダカ・シジュウカラ・ヒガラ・キジ・トビ・ハシブトガラスでした。 しかし、しっかりとした講師のいるこの観察会に出ることで鳥の見つけ方や、観察の仕方等色々なことが学べます。皆さんも一度参加してみてください。 |
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今日の参加の方々の熱心な様子をご覧下さい。 |
興味をもった方は八ヶ岳自然クラブのHPへどうぞ |
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お子様からご年輩の方までお気軽に楽しんでいただけます。
小淵沢ポレポレクラブ 小淵沢ペンション振興会 |
ウォーキング、里山歩き、トレッキングが好きな皆さんと楽しく歩きたいと思っています。 前日宿泊の方にはお弁当のご用意をいたします。 詳しくは左のボタンからどうぞ |
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八ヶ岳歩こう会 | 八ヶ岳歩こう会に参加の方も応援いたします |
山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター(清里) | 静かな小渕沢にお泊まりになり、帰りに清里へ寄って行かれる方におすすめ! 自然ふれあいセンターでは、レンジャー(自然解説指導員)さんが案内してくれるネイチャートレッキングもありますし、ご自分で好きなコースを楽しむこともできます。あるびおんのデジカメ日記2000.03.02に体験記がありますのでご参考にしてください。 |
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