これは八ヶ岳の四季の移ろいや八ヶ岳、南アルプス、富士山などの山々の表情、ペンションの日常、お客様とのふれあいをデジタルカメラで追った、ペンションあるびおんの「八ヶ岳デジカメ日記」の1ページです。

2000.12.12(火)
 今日は八ヶ岳自然クラブの仲間と、軽井沢の星野温泉ホテル付属の野生生物研究センター「ピッキオ(イタリア語でキツツキの意味)」で実施している野鳥の森ネイチャーウォッチングに参加することになっています。このため6:00には出発。 まだ辺りは真っ暗で大きな満月が煌々としていまいた。集合場所の清里ふれあいセンターに着く頃には富士山が朝陽に照らされて赤く染まってきました。ここより2台の車に分乗して出発です。ピッキオでは自然ガイドのスタッフが、星野リゾートに隣接する国設野鳥の森を案内しながら、野鳥たちや野生生物を観察したり解説してくれます。今日は今年一番の寒さとあって、じっとしているのが辛い寒さです。この辺りは昨夜降ったのか、うっすらと白くなっています。サー、元気に出発しましょう。今日はカルガモ、カケス、エナガ、コガラ、シジュウカラ、ベニマシコなどが観察できました。でもゆっくりとしてくれる鳥さんがいなくて写真には撮れませんでしたが、ベニマシコはとても綺麗な紅色をしたのを見かけました。
星野温泉の玄関前より出発 今日案内してくださるのは大塚さんです。
国有林の野鳥の森です。 うっすらと雪が積もっていました。
木の穴の周りにネズミなどの食べかすがないか探しています。ここに「あぶらちゃん」のまん丸い実が落ちていました
あぶらちゃん
一番に咲く黄色い細かな花で、ダンコウバイに似ていますが、あぶらちゃんは木の幹にクスノキ科独特の樟脳のような芳香があり、クロモジのかわりにも使われるそうです。あぶらちゃんという名は、昔これから油を取ったとか。
雪の上の動物の足跡を観察することにより、動物の行動が色々わかります。歩幅によりゆっくり歩いていたとか、走っていたとか、どこを通ってどこに向かったとか。そんな彼等の行動を想像してみるのも楽しいですね。
ここの山にはツキノワグマ、ニホンカモシカ、キツネ、テン、イタチ、野ウサギ、ノネズミ、リスなどのニホンシカ以外の動物が多数いるそうです。
ここにもキツネの歩いたあとが沢を渡ってどこにいったのかな。 この池には水の中で冬眠しているヤマアカガエルが見えました。冬眠中は代謝が少ないので皮膚呼吸だけで大丈夫だそうです。

キツネの足跡です。
左の跡には爪、指、肉丘などがはっきりとしています。

ウサギの足跡ですがどちらに向かった行ったのでしょうか?↓です。

ヤドリギがあちらこちらに。
ヤドリギはハクビシンなどの鳥の餌場になるそうです。
ヤドリギ
粘りけのあるヤドリギの実を食べた鳥の糞は実と同じにとても粘りけがあり、それがまたどこかの木の枝に張り付きヤドリギがそこに根付くそうです。
立ち枯れの木の下部にキツツキの突っついた跡が。こんな低いとこも突っつくのですね。


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