1999.12.13〜2000.05.18までの日記


2000.05.18(金)  薄曇り 郭公が鳴きましたよ
 今日、裏庭を渡ってくる郭公の鳴き声を、今年初めて聞きました。きのう、友人(P・ZOOMの富美子さんとP・きーすいんの昭子さん)にカッコウの数が激減したという話を聞いたばかりだったので、山にこだまするようなカッコウの鳴き声を聞いたときは、「あー、今年も来てくれた」と嬉しくなりました。友人が、自然観察員の方に聞いた話によると、数が減った原因は日本の暖冬と東南アジアの森林火災だそうです。日本の暖冬?と思うのですが、暖冬だとカッコウが托卵する鳥(オオヨシキリ、モズ、アオジ、ホオジロ、ノビタキ、オナガ)が早く卵を産んでしまい、カッコウがはるばる日本に来て、卵を産むときにはもう雛になってしまっていて、托卵できないそうです。では、自分で育てればよいのにと思うのですが、一度手抜きを覚えてしまったカッコウは、もう子育てができないそうです。なんだか我が身の周りのことような気もしてきませんか? 郭公にならないよう、手抜きをしないで、こつこつ地道に生きましょう。デジカメ日記なのに今日は郭公のデジカメ写真がありません。この郭公のこだまするような鳴き声もお送りできません。是非、この山に来て聞いてください。

2000.05.03(水)  晴れ
 GW真っ只中。今年はGWを待っていたかのようにあるびおんの周りの桜が開き始め、今は満開。連日お天気にも恵まれ、春にしては山もくっきりと見え、あるびおんの前の通りを下から上がってくると残雪の八ヶ岳をバックにユキヤナギ、レンギョ、桜と春の花の競演です。連休に訪れた方々は思いがけない二度目のお花見ができました。あるびおんの裏庭ではタラの芽、ウドの芽、コゴミが採れ始めました。コシアブラはもう少し先です。

2000.04.08(土)  晴れ 
 いよいよ小淵沢も春めいてきました。今日は春霞なのでしょうか、それとも黄砂か花粉なのでしょうか八ヶ岳も南アルプスも霞んで見えます。車も白い粉状のもので汚れてしまいます。いずれにしても春の訪れを告げるものの一つです。きょうは久しぶりに山の友、手塚さんがお友達と突然のように訪ねてくれました。(猿闥ヒさん、出口さん)若かりし頃、初冬の安達太良山や谷川岳、大菩薩など楽しく歩きました。二人で大菩薩から小菅に抜けたとき、山吹の群生する道で山吹の薫り(バラの香り)に包まれたことも懐かしく思い出されます。リュックを背負ってきたお二人。明日はこの大菩薩に行く予定だそうです。できるものなら私もご一緒したいと思うのですが・・・・。今度はもっと早くに計画して一緒に連れて行ってくださいね。

2000.02.24(木)  雪時々曇り
 外は時折雪が激しく降ったり止んだりのお天気ですが、私達は『風のたより』春号の最終仕上げに入っています。記事を書くほか、タイトル係、イラスト係、パソコン係とそれぞれ得意の分野で参加しています。紙面には桜や桃、山里歩きの記事が踊っています。紙面ではカラーの写真が載せられないのが残念ですが、インターネット版ではカラー写真も載りますのでぜひご覧下さい。この夜はここで主人の退院祝いをみんなが開いてくれました。
『風のたより』インターネット版はこちらをクリック
小淵沢ペンション振興会の風のたより

2000.02.16 (水)   晴れ
 2月のはじめから入院をしていて皆さんの前に顔を出すことのできなかった主人がやっと退院してきました。生まれて初めての入院にうきうきして、歯ブラシやタオルにMDウォークマンはともかく、デジカメや双眼鏡まで荷物に入れてしまうのです。遠足の前のように興奮してしまった彼は、手術の前の日に発熱してしまい一週間も手術が延びてしまい、合計2週間も入院する羽目になってしまいました。簡単な手術のため食事制限もなく差し入れのお寿司やウナギをぱくぱくと食べ、若くて優しい看護婦さんの手厚い看護を受け、2週間も諏訪湖の景色を見て暮らし、前より一層元気になって退院してきました。諏訪赤十字病院の先生方、看護婦さん、スッタッフのみなさんお世話になりました。

2000.02.13(日)  晴れ   
 11日より2泊3日で主人の高校の同級生のご家族がお泊まりになり、あるびおんはとても賑やかに盛り上がっていました。でもそれを楽しみにしていた主人はなぜかこの連休不在で、その主人をお酒のつまみに七賢の蔵開きの新酒で夜な夜な盛り上がっていたのかも知れません。(可愛そうなので写真で参加させてあげました。)でも、本当は皆さんもせっかく主人とスキーをしたり飲んだりするのを楽しみできてくださいましたのに・・・ごめんなさい。また夏に山を歩いたり、冬に一緒にスキーを楽しみましょうね。今回はお留守番だった加藤さんのご主人もこの次は是非。お土産のお酒いかがでしたか?小川さんがひがんでいましたよ。

2000.02.12(土)  晴れ
 この連休はリピーターの方が多く、一年ぶりにお逢いすると男の子はグーンと背丈も延びてお父さんと間違えそうになってしまったり、女の子は急に女性らしくなって見違えてしまったり、そんな成長ぶりを見せていただけるのもペンションの仕事の楽しみです。
お昼には娘の奈々と何年か前にいらしたときから文通をしていただいてる『たんぽぽ星人』なるお兄さんと由香お姉さんがひょっこりと顔を見せてくれました。初めてお泊まりになったその時はたんぽぽがいっぱい咲いている時期で、奈々がお兄さんの頭に沢山たんぽぽを飾り、その時以来『たんぽぽ星人』になってしまいました。このところお仕事が忙しく遊びにみえなかったので、久しぶりに会えた奈々は少し恥ずかしそうでした。今度はゆっくりと休養に来てください。『たんぽぽ星人』はとても心優しいお兄さんで、ご両親の結婚記念日にあるびおんでの宿泊をプレゼント。お父様、お母様お元気ですか?今度は4人でいらして下さいね。楽しみにしています。

2000.02.11(金)  晴れ
 2,3日前から冷え込みが厳しいので、この連休はスキーにはよいコンディションとなるかも知れません。あるびおんのお客様も全員スキーの方です。リピーターの方が多いので今回はどんなメニューにしようかと何日か前より頭を痛めていました。そして、今夜は思いがけずに箸休めやお酒のおつまみになればとお出しした「ゼンマイと油揚げの煮物」が好評で、安田さんの小さなお子さんがそれで御飯を沢山召し上がったとか、石原さんのお父さんは「帰りにもって帰りたーい」という嬉しいことをいって下さいました。それはメインのお料理ではなく片隅の一品ですが、こんにゃくやゼンマイのあく抜きをしたり油揚げの油を良く抜いたり、一日前から味をしみこませて置いたり、手をかけたかいががありました。プレイルームでは今夜もまだ賑やかにおしゃべりが続いています。

2000.02.04(金) 晴れ
 今日は諏訪まで用事で出かけました。このところの晴天で小渕沢から見る八ヶ岳は南斜面なのでずいぶんと雪も溶けていますが、富士見町から見る北斜面はまだ雪が残っています。丁度小渕沢の真後ろから見たことにになるのです。でもやはり例年に比べて暖かな今年は雪が少ないようです。今日から立春ですね。日本のあちらこちらから花の便りも届いていますが、この高原にもいっぽいっぽ春は近づいています。もうすぐ霜柱の下からあるびおんの福寿草も顔を出してくれることでしょう。

2000.01.17(月) 雪のち曇り  2000年初の雪景色です。 
昨夜から降り始めた雪が今朝は7〜8cm積もって、今年初めての雪景色となっていました。こんな日にクロスカントリースキーでもやってみたいのですが、まだ道具も用意してなくてできません。でも今年こそチャレンジしてみます。

2000.01.14(金) 快晴
 冬の朝。玄関を出ようとしたらまだ明けきらない空に富士山がくっきりと浮かんでいました。娘の奈々を駅まで送った帰り道、身曾岐神社の下にある八ヶ岳牧場行ってみました。ここからとても良く富士山が見えます。薄紅に染まった富士山を撮って帰ろうとしたのですが、ふっと富士山の左の山(茅が岳)を見ると太陽が今まさに昇り始めようとしていました。朝などここの場所に来たことのなかった私はここでこんな風景に出会えるとは思っていませんでした。それからしばらく車の中で刻々と移り変わる山の色の変化を楽しんでいました、小田和正の曲を聴きながら・・・。なんだか今日一日が素敵な日になりそうです。

2000.01.10(月)晴れ
 今日のお昼は白根町まで出かける。名目は小淵沢ペンション振興会発行の『風のたより』の編集会議。それプラス料理研究かな?とにかく名目はあってもなくてもいいのです。振興会から費用が出るわけでもないのですから。
5軒のpensionでこの発行を任されて早3年。こんなに続いてるプロジェクトチームは振興会の中でもこれだけ。みんな生真面目なpension、責任感の強いpensionが集まったのです。誰も褒めてくれないので何時も仲間内でこういって励まし合い、活を入れあって続けているのです。そしてみんな食べること大好きなので、取材だ、編集会議だ、編集で疲れたといってはあっちこっち食べに行ってしまうので出費も大変。でも続いてるわけはこうして気のあった仲間だからかも知れません。そして何より「何時も楽しみにしています。」といってくださるお客様のおかげです。お泊まりにいらした時に、前に送った『風のたより』を手に、「これを見て、今日はここに行きたいのですが・・・」なんて言われると本当に嬉しくなってしまうのです。それでは、春号はどんなものにしましょうか・・・・・お楽しみに!
 さて今日のお店は白根町のレストラン「シェフ.ド.フランス」。南フランスを思わせる建物で、中のインテリアもとても素敵でした。お料理も色々参考にしたいことありました。


2000.01.03(月)晴れ
  昼間、主人によるスキーレッスンを受けたにもかかわらず、柴沼さん、山戸さんご一家は、夜には押し花キャンドル作りに挑戦。それに加藤さんのカップルも加わり賑やかに始まった。男の子も女の子もそれぞれ好きなキャンドルを選んで慣れないピンセットを手に大奮闘。お母さんも、お兄さんも、お姉さんも負けていられません。好みのお花を選んでボンドで軽くつけていくだけなのですが、これが慣れないとなかなか思うようにならないのです。どのお花にしようか目移りはするし、かよわい押し花はつけようとするとこわれてしまったり・・・。でも今日の子供さん達はとても器用にこなしている。お花をつけている間に湯煎でロウを溶かしておく。出来上がった順にこの溶けたロウの中にキャンドルを浸けて引き上げると、もう押し花はしっかりとコーティングされ出来上がり。みなさんご自分の作品に大満足!! 

1999.12.10(金)曇りのち晴れ
 今日のお客様はホームページをみて押し花を作るのが目的。もうすでに教室に通われてだいぶ習っていらしゃるとのことなのでこちらも少し緊張してしまう。私に何かお手伝いできることがあるのかしら?と心配。お昼につく予定が、なぜかたかーいほうとうを食べる羽目になってしまったそうで、夕方にお着きになる。お迎えに行き、ペンションでひとしきり押し花の話に花が咲く。わたしは夕食の支度に取りかからなくてはと時間が気になり出す。ところがみなさんは夕食より一刻も早く押し花に取りかかりたいとのこと。お部屋にご案内する前に、もう道具をバッグから出して準備を始めていらしゃる。すごーーい! 「あのーとりあえずお部屋をご案内します。」と弱々しく(?)言ってお部屋に。 その間にわたしは夕食の支度もそっちのけで押し花の材料をせっせとテーブルに出す。 私の押し花の特徴である『立体感』のある作品を作ってみたいとのこと。今までの私の作品の写真を見て作りたいパターンを決めていただく。今までの自分のカラ−をすべて棄てるためにと今日はご自分の押し花をいっさいお持ちにならなかったとのこと。なるほど・・と納得。まずはみなさんかごに入ったパターンを。シダで籠風にしたもの、浅い鉢を斜めに置いてお花をあふれさせたもの、籠に蔓で手を付けたものと三人三様。それが決まったらあとはもう自由にお花を付けていただく。真似るのは自由だが好みがあるので押しつけたくはない・・・それが私流。でもさすが経験者。私が夕食の準備をしている間に、とても素敵な作品ができていました。お夕食の間も楽しいお話に私まで一緒にお腹を抱えて笑ってしまったり、女同士共感し合ったり、とても楽しくすぎました。その後休むことなくまた次の作品に取りかかる熱心さに脱帽!おしゃべりと笑いと押し花に夜も更けるのを忘れてしまったようです。

1999.12.13(月)快晴
 快晴のこんな日は外に出たくてうずうずしてしまう。でも今日は押し花額を作らなくてはならない。材料もテーブルに出し準備万端なのに気が乗らない。「あっ、そうだ! 回覧板を持って行かなくちゃ。」と外に出る言い訳が見つかった。(自分に対して) いつもなら車で行ってしまうのに、今日はコートを着てデジカメ持って・・・あっそうそう回覧板、回覧板。冷たい風に肩をすくめながらも松ぼくっりなど蹴飛ばしながらルンルンとお散歩気分。時々車は行き交うものの誰にも会わない。まわりの家や別荘にクリスマスの飾りがしてあったらデコレーションウォチングでもと思ったのに、ご時世を反映してか、これという飾りが見あたらない。ピンポーン「回覧板でーす。」ペンション幹のお父さんがいつものようにニコニコ出て来てくれる。回覧板を渡して少し歩くと後ろで呼び戻す声が聞こえる。もうこの時点で私の心の中は期待でいっぱいになる。再び玄関にはいると今度は口をもごもごさせてるお母さんも出てきて、手には期待どおり袋が提げられている。 「今丁度作ったばかりなの」と手渡された袋の中にはほかほかの『お焼き』が。ここのお母さんの作る『お焼き』やつきたてのお餅、お赤飯などいつもいつも戴いているのですがほんとうにおいしいのです。もう、帰りはデジカメで何かを撮ることも忘れて、冷めないうちにこれをいただこうと一目散に帰ってきました。ほーら、美味しそうでしょ。炒めた菜っぱがたっぷり。

 快晴のこんな日は外に出たくてうずうずしてしまう。でも今日は押し花額を作らなくてはならない。材料もテーブルに出し準備万端なのに気が乗らない。「あっ、そうだ! 回覧板を持って行かなくちゃ。」と外に出る言い訳が見つかった。(自分に対して) いつもなら車で行ってしまうのに、今日はコートを着てデジカメ持って・・・あっそうそう回覧板、回覧板。冷たい風に肩をすくめながらも松ぼくっりなど蹴飛ばしながらルンルンとお散歩気分。時々車は行き交うものの誰にも会わない。まわりの家や別荘にクリスマスの飾りがしてあったらデコレーションウォチングでもと思ったのに、ご時世を反映してか、これという飾りが見あたらない。ピンポーン「回覧板でーす。」ペンション幹のお父さんがいつものようにニコニコ出て来てくれる。回覧板を渡して少し歩くと後ろで呼び戻す声が聞こえる。もうこの時点で私の心の中は期待でいっぱいになる。再び玄関にはいると今度は口をもごもごさせてるお母さんも出てきて、手には期待どおり袋が提げられている。 「今丁度作ったばかりなの」と手渡された袋の中にはほかほかの『お焼き』が。ここのお母さんの作る『お焼き』やつきたてのお餅、お赤飯などいつもいつも戴いているのですがほんとうにおいしいのです。もう、帰りはデジカメで何かを撮ることも忘れて、冷めないうちにこれをいただこうと一目散に帰ってきました。ほーら、美味しそうでしょ。炒めた菜っぱがたっぷり。
 お散歩もしたし、お腹も満たされたし、これでやっと落ち着いて押し花に専念できそうです。今日は「籠に入った華やかな額を」というご注文に添ってリネアリスとミモザで作ってみました。

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