ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

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〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

平成28年

下社御柱と秋宮、木落坂の今 2016年(平成28年)御柱祭

上社の後はくらすわでランチをして、下諏訪にある諏訪大社 下社 秋宮を訪ねました。
前回は、ここの秋宮四の御柱を曳航して、この鳥居をくぐったのです。その前日の立て御柱で事故があったため、翌日は慎重には慎重を重ね、とても時間がかかり、人も多くて大変でした。さて、秋宮にもその時の御柱が4本立っています。風雪に耐え、ご苦労さまでした。前回秋宮四の御柱を曳き、建て御柱に参加した様子はこちらから

下社秋宮で参拝者を迎えているのは全国でも珍しい「御神湯」の手水舎。流石温泉地です。秋宮、春宮も本宮同様ご神体を持たない神社の形態で、拝殿の正面後方のご神木(杉の木)がご神体です。

  • 神楽殿の右に御

    神楽殿の右に御柱

  • しめ縄と狛犬

    神楽殿:出雲大社型の日本一のしめ縄13m 狛犬も日本一の高さ170cm

  • 拝殿

ここから下社の木落坂を見に行きます。初めて見た人はここを人が大勢乗った丸木を滑らせる事に驚きます。直下の坂が斜度35度で15m、25度の斜度で60m、国道142号線まで水平に10mと85mを一気に御柱は落ちていきます。又ここ,
木落とし坂の上は、木落しの時、御柱の先端が木落し坂に出っ張っていき、そこで直ぐに落ちないように後追い綱を曳いて待つところです。やがて儀式が終わり、更に御柱が前に出るとロープがぴーんと張ります。そして白旗が振られると斧でこの綱を切り御柱が一気に坂を走るのです。この様子をご覧ください。
今はこの周辺は桟敷席を作る作業が続いています。

  • 以前の写真です。斜度35度

  • 急斜面に皆ビックリ!



御柱祭の日程と過去から現在までのレポート

☆八ヶ岳の宿泊と御柱祭はペンションあるびおん

上社御柱と本宮の今 2016年(平成28年)御柱祭

さて、今年は諏訪・御柱祭の年です。私たちが御柱祭に参加したり、見たりするようになって3回目の御柱祭です。7年ごとなので、そう何回も見る事は出来ません。だからかお隣の県の事なのですが、何故か心沸き立ってくるのです。
この日は丁度親戚も来ていたので、御柱祭の準備の様子を見に、上諏訪~下諏訪を回ってきました。

御柱出発の地でその時を待つ御柱

御柱出発の地でその時を待つ御柱

先ずは原村の「御柱出発の地」へ。ここには26日(土)に辰野から上社8本の御柱が運ばれているはずです。
いつもは余り車も通らない静かなところが、月曜日というのになんと車や人の多い事か。流石御柱祭!
ここでは、今日は元綱を支える綱を付けていました。この大きな御柱を引くためには、藤蔓の根を何本も使って、硬い根をたたいて、綱打ちという大変な作業から始まります。でも今はその材料を集める事も困難な地区も有り、いろいろ工夫をしているようです。原村・泉野地区はこの伝統を守り、今も藤蔓で綱打ちを行っているようで、唯一本宮に奉納されます。
でも4月2日に山出しが始まるのですが、まだめどでこも綱も付いていないのがほとんど。これから急ピッチだ作業するのでしょうか?そういえば前回は雪降る中で3月29日頃その作業が行われていました。

この後上諏訪・本宮へ。ここは背後にある守屋山そのものがご神体で、本殿を持たない神社です。前回少し曳かせてもらったり、木落を見た御柱がまだ立っています。これをいつ抜くのでしょか。お役目を終えた御柱はお札になったり、何処かに展示されたりするそうです。7年間雨風に晒されて、ご苦労さまでした。

  • 上社 本宮

    上社 本宮

  • 上社 本宮

    上社 本宮

  • メド梃子(メドデコ)

    メド梃子(メドデコ)

  • 藤蔓で綱打ちをした綱

    伝統を守り、藤蔓で綱打ちをした綱が奉納されていました。

  • お疲れ様でしたの御柱

    お疲れ様でしたの御柱

  • 右が樹齢1000年の大欅(ケヤキ)左が御柱

    右が樹齢1000年の大欅(ケヤキ)左が御柱




御柱祭の日程と過去から現在までのレポート

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