ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

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夕顔のレモン煮

新しいデザート

先日、流し素麺の時に持っていき人気だったデザートを、今日はお客様用に作りました。
あるお野菜をレモンで煮たデザートです。甘酸っぱい味はこの夏にぴったり。冷やせば尚美味しい夏のデザートです。
さて、この材料はなんでしょう?

これは夕顔です。夕顔は煮るととろりとしてとても口当たり、喉越しが良く、滋養にも溢れているので、夏の疲れがでているこの時期お薦めです。
夕顔は干瓢になる野菜で、一見淡泊で、滋養も少ないように見えますが、カルシウム、リン、鉄分の含有量が多く、水溶性と不溶性繊維のバランスのよい食物繊維も多く、腸内でビフィズス菌を増やしたり、発ガン物質の分解、排出、血中コレステロールの上昇の抑制効果などがあるともいわれています。
でも一つが一抱えもあるようなもので、重さも6kg〜8kgほどにもなりますので、中々 普通の家庭で、これを求めてお料理することは出来そうにありません。
でも半分は煮物や汁物に使い、半分はこうしてデザートにして、冷蔵庫で冷やしておけば、いつの間にかなくなっているほど美味しいです。
是非一度お試しください。

夕顔のレモン煮 レシピ

材料:
     夕顔 キビ糖又は甜菜糖など レモン あればコアントロー(オレンジのホワイトキュラソー)

  1. 夕顔を短冊にきり、切ったそばから水に放す。切ると切り口からオレンジ色の灰汁が出るので。
  2. ふっとした湯で湯がき灰汁を抜く。
  3. ゆでこぼし、新たな水をひたひたに入れ、お好みの甘さまで砂糖を入れ、大きな夕顔半分に対して、レモン汁2~3個分加えて、透明になるまで煮る。
  4. 使ったレモンの皮が安全なものであれば、1個分を白いワタをそぎ落として、細切りにして、一緒に煮ると見た目も綺麗です。
  5. 冷めたら、冷蔵庫でしっかりと冷やしていただきます。この過程でしっかりと甘みが染みこみます。