1:新潟で採ってきたゼンマイです。
雄(ジジ)ゼンマイの頭はざらざらした葉が丸まっておりここは食べません。ジジゼンマイというようにその葉の固まりをこするとジジと鳴きます。ここにあるのは雌のゼンマイだけです。
2:綿が付いていますので綺麗に取り除きます。取りにくい時は霧を拭きかけると取りやすくなるそうです。プロは茹でてから取るとか・・・・
3:綺麗になったゼンマイ
4:日向に新聞紙を広げその上で天日で干しました。一日中何回もゼンマイを手のひらの中で丸めて良く揉みながらまた干すのです。そうすればするほど柔らかなゼンマイとなるそうです。干しているとこのの写真を撮り忘れました。
カラカラに干し上がったらこんなに少なくなってしまいます。ちょっと悲しい・・・・(涙)いつも買う国産ゼンマイががびっくりするほど高いのがわかります。でもふやかせばまた量が増えるでしょう。油揚げと煮るのが楽しみ。
でもワラビやタラノメと違いどうしてこんなに手を掛けなければ食べられないゼンマイを食するようになったのでしょう。雪の深い山の中では自然にあるあらゆるものを工夫して食べなければならなかったのでしょう。そしてこうしておけば保存が利くし、戻して食べれば美味しいこと発見したのですから生活の知恵って凄いですね。そんなこと思いながら作った干しゼンマイです。