ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

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〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

薬師岳(2780m) 観音岳(2840m) Part1

薬師岳(2780m) 観音岳(2840m) Part1

薬師岳(2780m) 観音岳(2840m)2004年07月06日~07日 Part1

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夜叉神峠登山口 9:00発

予定通り9時に登山口出発。
いよいよ鳳凰登山です。パーティーは山岳ガイドの田上さんとペンションたん歩゚歩゚のりぃさん、ペンションあるびおんの私達夫婦の4人です。一番この登山に自信のなかった私ですが、ガイドの田上さんの後を着いて歩いていたらなんだか良いペースで、いつも歩き始めの苦しさがあるのですが今日はそれほど感じずに歩けました。
行く道には竹の花が咲いていました。初めてみる竹の花です。花が咲くと竹は枯れると言われているように、花の咲いた周りは竹が枯れていました。

  • 夜叉神峠登山口

  • 竹の花

夜叉神峠 10:05着 10:20発

約1時間の登りで夜叉神峠に到着。やっと白鳳三山が見えました。登山道はずっと林の中で陽は遮られているのに今日蒸し暑く汗が噴き出してきます。ここで水分を補充。もうおにぎりも1つ食べてしまいました。

杖立峠 11:55着 12:05発

休憩は細かく短く取ることが歩く身体のペースを狂わせなくて良いとのこと。今日jも苦しくなったらちょっと休むというペースで水分補給やエネルギー補給をしながら歩きます。かなり休憩を取っているようですがほぼ予定通りに歩いているようです。
夜叉神峠から少し下り約1時間の登りで杖立峠に到着。道は思っていたより幅も広く歩きやいけれど、樹林帯をただひたすら登ってきた感じです。ほとんど山も見えず。

  • よく食べられるせいか結構元気

  • 少しお疲れ?

ここからは左側に山々が少し見えてきます。歩き始めて20分ほどしたときホシガラスに会いました。高山のカラスです。名前のように黒い体中に白い星があります。
ホシガラスの写真へ
次の目標の苺平まで行けば約8割方といわれました。名前も可愛い苺平まで頑張りましょう。

苺平手前 12:50着 13:10発

ガイドの田上さんに苺平という名前の由来を聞いてみた。田上さん曰く苺が沢山あるわけでもなくどうしてか分からないとのこと。そんなこと話しながら歩いていると白やピンクの苺の花がそこかしこに咲いているではありませんか。やっぱり苺が多いのだと思ったのですが、そのうち見晴らしの良い開けたところにでました。やっと苺平到着と思ったのですがここはまだ苺平ではないとのこと。「でも苺平は景色も良くないのでここで少しゆっくりと休みましょう」という事になりました。少し遅い昼食としましたが休憩ごとに食べたり飲んだりしていたのでここでもまた少し食べる程度でした。

  • 日焼け防止も大切

  • 少しゆっくりと休んで元気回復

苺平 13:50着14:00発

苺平までの道には
テガタチドリ
ヤハズハハコグサ
ミヤマウスユキソウ
シナノオトギリソウ
などの花が咲いています。
先ほどの地点からもう少しと思っていたのですが、その割には苺平まで結構ありました。でもやっと到着です。
これで今日の行程の約8割。でもここは田上さんの言うように苺もないし見晴らしも良くないのです。でも過去には先ほど咲いていたような苺が沢山あったのかも知れませんね。

  • 苺平までもう少し、頑張って!

  • 苺平到着。あっまた食べている!


ここから南御室小屋までかなり下ります。折角登ったのに・・・・と、その時登山道前方に鹿が。でもあっという間に消えてしまいました。
次にまた田上さんが登山道前方にカモシカを発見。こちらはあまり警戒心もなくこちらを見ています。そしてしばらく行くとまた登山道前方で「どっしん」という音が。今度は登山道左側からカモシカが道に降りてきて右側の林の中で草を食べ始めました。
私達が歩いていてもこちらを眺めながらゆっくりと草を食べています。やがて私達を案内するかのように少し前を一緒に歩き始めたのです。こんなに間近でゆっくりとカモシカと対面したのは初めてです。
そういえば今日は私達は歩き始めてからまだ一度も一番怖い動物(人間)にあっていません。こんな日だからこうして鹿やカモシカも登山道にでてくるのでしょうか。きっと今日は平日だと知っているのですね。
カモシカの写真はこちらでご覧下さい。
こうして思いがけない出会いを楽しみながら長い下りを歩いて南御室小屋到着です。

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