山梨県、八ヶ岳高原、小淵沢のペンションあるびおんの写真で綴るデジカメ日記です。八ヶ岳高原の季節の移ろいや八ヶ岳や南アルプスの山々のいろいろな表情、ペンションの日常やお泊まりのお客さまの様子などデジタルカメラの画像と共にお楽しみ下さい。

デジカメ日記

2007.11.30(金)〜2007.12.09(日) 秋の京都・南紀の旅

2007.12.09(日)
 今日も良く晴れています。海を眺めながらの露天風呂も気持ちいい!!温泉の後はこの中の島を一周してみます。那智湾や紀の松島が見渡せます。山の上には足湯も用意されています。ここでのんびり一日過ごしてみたくなります。

窓の外はそのまま海に続きます。お部屋から釣り糸をたれてる人もいましたよ。

どこまでも澄んだ海と空

紀の松島
 サー今日は最後の一日。時間的にはきついのですが、昨日は車でしたが、やはり大門坂を歩いて登ってみたいので那智大社まで行くことに。まさに
熊野へ参らむと思へども
徒歩(かち)より参れば道遠し すぐれて山きびし
馬にて参れば苦行ならず
空より参らむ 羽賜(た)べ 若王子
                  『梁塵秘抄』
 
の心境です。
途中に置いてある竹の杖もかりて石畳の坂を登ります。朝の空気が冷たくて気持ちが良いです。初めは少し歩いて戻る予定でしたが、やはり歩き始めると大社まで行ってみたくなります。
 だんだん人が増えて賑やかになると大社も近いです。朱塗りの鳥居をくぐって那智大社へ。夕暮れと違ってまぶしいくらいの朱です。



 気持ちも新たにお参りをして、那智の滝を眺めて熊野三山詣でも終わります。
大門坂を走るように下って車に戻ります。後は潮岬を回って田辺まで戻るのです。途中の太地も寄ってみたいし、鯨も食べたいけれど時間が取れそうにありません。また次に残しておきましょう。
海岸の景色は車で走っているだけでもとても綺麗です。橋杭岩も車の中からみて通り過ぎます。串本に着きお昼です。海辺のレストランを見つけて入ってみると水槽に伊勢エビやクツ海老、アオリイカが泳いでいます。ここで折角だからとクツ海老を頂くことにしました。
 靴のような形をしているからクツ海老と呼ばれるそうで、結構稀少品らしいのです。小さめでも1lg近くあります。その分、身もたっぷりでプリプリです。でも甘みは伊勢エビの方があるような気がしました。頭でお味噌汁も作ってもらいましたが大きな頭は3人分のお味噌汁がたっぷりと出来、頭にも身が沢山入っていました。海老の味噌も溶け出したみそ汁は最高でした。

ちょっと顔も見てくれも繊細さに欠けるクツ海老です。ごめんね。
 お腹も満たされたら潮岬へ行きます。青空に真っ白な灯台が聳えています。灯台に登り、本州最南端の海を眺めて旅の終わりを楽しみます。そういえば今年行った四国・足摺岬は四国最南端でした。こうなったら今度は日本最南端に行ってみいたですね。アメリカのキーウエストのようにずっと橋で繋がれたら・・・でも無理ですね。
 おっと雑談していると田辺から大阪行きのバスに乗り遅れます。車に戻りカーナビに紀伊田辺駅を入れます。えー!!予想時間はバスの出る時間です。もう景色より前の車ばかり見つめて、速く走って、トラックよ来ないで、軽トラよどこか横道にそれてと願うばかり。でも海岸線を丁寧になぞっている道路は追い越し禁止ばかり。先ほど潮岬で出会った方が、息を切らして私たちを追いかけてきて「途中で取り締まりしていましたので気を付けて」とわざわざ忠告してくれましたから、スピードも出せません。前を走るのは大きなキャンピングカーでのんびり走って、どこまでも私たちの行く先を阻みます。でもギリギリ間に合いそうな時間に田辺に入りました。それまでカーナビと同時に私が地図も辿っていたのですが、時間がギリギリなのでレンタカーにガソリンは入れなくて返せるか、バス会社にはキャンセルできるかなど携帯で電話を始めましたのでここからはカーナビ頼りで走っています。やがて「目的地です」という音声ガイド。みるとそこは駅裏です。えーーこんなのありーーー?細い道を抜けて踏み切り探して駅前に着いたときにはバスはすでに出ていて、バスのチケットはパーでした。
最後はちょっとショックでしたが、それだけ南紀に魅力があって、私達は時間を忘れて遊んでしまったと言うことです。今日も一日楽しかったんだから良しとしましょう。新たにバスチケットを買い、2時間後に無事大阪行きのバスに乗りました。長い旅日記をを読んでくださってありがとうございます。十分すぎる充電した私たちは、また八ヶ岳で一生懸命仕事に励みたいと思います。よろしくお願いいたします。m(_ _)m

オーナーご夫妻様

寒くなりましたね。
ホームページで南紀を観光されたのを拝見いたしました。
元気そうで何よりです。
和歌山の田辺〜勝浦は私のホームグランドでして、月に最低2、3回は、石鯛釣りで、沖磯に釣行しています。
自宅から白浜近辺で1時間30分、勝浦3時間弱でいけますので、行かれた1週間前に家内と、勝浦太地の沖磯に行っていました。
中紀から南紀周辺は他にもいい観光スポット、温泉、うまい魚を食わしてくれる店多々あります。
また行かれる時には、色々情報をご提供いたしますので、メールでも入れてください。

@ハイ、ハーイ。もう一度は行きたいのでこの次は必ずメール入れますね。よろしく。堺なら白浜など近いですよねー。いいなー。
早速にメールありがとうございました。



2007.12.08(土)
八咫烏 「あ、JFAのマークだ」と記念撮影
 今日はちょっとゆっくり起きて、まずは温泉へ。出て来ると朝食の用意が出来てます。朝食もなかなか工夫を懲らした物ばかりで美味しくいただきました。
 宿を後にしてまずは本宮に。ここには熊野三山の一つである熊野本宮大社があります。市川家の熊野詣ではこの本宮から。鳥居の前には大きな八咫烏(やたがらす)の幟が目を引きます。日本サッカー協会(JFA)のシンボルデザインもこれですね。鳥居をくぐり、杉木立のなかの石段へ。「何段あると思う?」「勿論末広がりの88段でしょう」という母子の会話。またまたウソです。129段でした。神門をくぐると3棟の檜皮葺きの古色蒼然とした社殿が並んでいます。かなりの歴史を感じるのですが、これは明治22年8月の水害以降にここに立て直された物です。この後、元・熊野大社が有った場所・「大斎原(おおゆのはら)」にも行って見ました。日本一の大鳥居(高さ33.9m、横42m)が目を引きます。森林伐採のツケでここに大洪水が起き、社殿が流されたそうです。こんな神の警告を受けても、いまだ人間の歩みは止まらないのですね。静かで広々とした空間に大きな鳥居がそびえ、とても気持ちの良い場所です。

熊野本宮大社 上四社
向かって左に、第一殿・第二殿の相殿。中央第三殿が本社。主神の家都美御子大神(けつみみこのおおかみ。家都御子大神(けつみこのおおかみ)ともいいます)を祀っている。第四殿は「若宮(わかみや)」といい、天照大神を祀っている。
熊野本宮大社 上四社南にある拝殿
「大斎原(おおゆのはら)」
ここにあるときは上の上四社の他に中四社、下四社の12段の他いくつかの境内摂末社、神楽殿や能舞台などがあり、現在の本宮大社の8倍の規模を誇っていたそう。

 つい長居しすぎました。志古から出る瀞峡行きのウォーター・ジェット船に間に合わなくなります。すれすれセーフ。上瀞峡までの往復2時間の遊覧。志古から熊野川を時速40kmでジェット船がしぶきを上げて軽快に疾走します。熊野川から別れて北山川に入ると瀞峡です。瀞峡に入ると緑の川面は瀬も淵もほとんどなく、鏡のように静かな流れとなり、ジェット船も速度を落とし滑るように走ります。両側に奇岩が現れてくるとルーフが開き、頭上の景色も眺められる仕掛けです。
すれ違いのウォータジェット船
悠々と流れる北山川
ルーフを開けて獅子岩を見ます。
瀞峡




 船は瀞峡で一旦止まって休憩します。船の止まっているところは写真に示したように川を挟んで3県に接しています。こうして3県にまたがって熊野の山奥深くから流れて北山川は熊野川となり太平洋に注ぐのです。右に左に現れる奇岩や滝も面白いのですが、行く先や振り返って見る悠久とした大きな景色の方が私は感動しました。そして熊野の奥深いことにも驚きます。

 志古に戻りR168を使って熊野川を下り新宮に向かいます。この道は川幅広く、大きく蛇行する熊野川をずっと見られる気持ちのようドライブコースです。

 新宮では熊野三山の一つ熊野速玉大社を詣でます。熊野速玉大社は全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮だそうです。色鮮やかな朱塗りの社殿が横に5棟並んでいます。ここを新宮というのは「「熊野三所権現が最初に降臨せられた元宮である神倉山から現在の鎮座地にお遷りになり、これより神倉神社の『旧宮』に対して『新宮』と号したと古書にみえます。 」と書いてありました。神倉山には今もコトビキ岩(蛙の意味で形が似ている)がご神体として祀られているそうですが、今回は行きませんでした。
熊野速玉大社
熊野へ参るには 紀伊路と伊勢路とどれ近しどれ遠し
広大慈悲の道なれば 紀伊路も伊勢路も遠からず
梁塵秘抄
 
ご神体である滝にお参り
まだ時間がありますので、明日行く予定だった那智大社もまわることに。大門坂を歩いて那智大社まで行きたいのですが、今日はもうそれほど時間がないので、とりあえず車で行きます。那智山に向かって登っていき、那智大滝が見えたときはやはり感激。熊野那智大社はこの那智大滝を神とする自然崇拝からおこった社だそうで、この滝こそがご神体だそうです。滝の落ち口は3本になって落ちていて、その上には注連縄が張られています。飛瀧神社まで下り、拝観料を払うと滝壺すぐそばのお滝拝所に行くことができます。滝の水を引いた神水を頂き、滝を拝んできました。那智山青岸渡寺の三重の塔からの滝の眺めは有名です。勿論ここからもパチリと撮ってきました。そしていよいよ熊野
「護摩木」に願いごとと名前を書いて、胎内に入る。何を書いたのかな?
那智大社へ。「神武天皇が熊野灘から那智の海岸“にしきうら”に御上陸されたとき、那智の山に光が輝くのをみて、この大瀧をさぐり当てられ、神としておまつりになり、その御守護のもとは、八咫烏の導き
樹齢800年の樟(くす)の樹の中は空洞になっていて、無病息災、長寿を願う樟霊社になっている
によって無事大和へお入りになった」と記録されているそうです。やはりここは大門坂を歩いて登りたいところです。今日は陽も傾きかけたので簡単にお参りして、胎内くぐりをして宿へと向かいます。帰りにはジョウちゃんがお見送りしてくれました。








 今夜の宿は那智勝浦湾に浮かぶ中の島ホテルです。私たちの客室は一階で窓の下は直ぐ澄んだ海。障子をを開けると寝ながらにしてゆく船が見え、まるで海の上に寝ているよう。露天風呂も海に開いていて、今夜も一階二階の露天風呂を巡って温泉三昧でぐっすり。
観光桟橋から中の島に渡ります。 中の島全体がホテルの敷地
この後も揚げたて天ぷらやこの宿名物の熱々もずく雑炊など次々出てきて食べきれません。 赤い梅酒で乾杯!!



2007.12.07(金)
千畳敷を眺める
 大阪らからの白浜行きのバスに乗るため、京都を6時に出発。阪神西院駅〜大阪梅田へ。梅田からJR桜橋口へ移動。ここまでは京都に住む娘が役に立ちました。7時50分発・白浜エクスプレスで紀伊田辺へ。田辺駅からは駅レンタカーでまわります。運転は主人。コースガイド、ナビは私の役目です。とりあえず紀伊白浜へ行きましょう。千畳敷海岸は第3紀層の砂岩からなる岩盤だそうで、打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っています。白い岩はもろく、そこに沢山のいたずら書き(彫り)してあるのが残念。


 続いて三段壁へ。「どこが三段になってるの?」という娘の素朴な質問。私もいい加減で「段々になってるのを三段とたとえたのよ」とわかったふりして。でも本当は違いましたね。説明によると「その昔、漁師たちが通りゆく船や魚の群れを見張った場所「見壇」に由来するといわれる」とのことでした。この下は大きな洞窟になっているようで、エレベーターを使って降りることが出来るようです。でも一人1200円?高いなー・・・とは思ったものの、やはり見たい気持ちに負けて「大人3人です」と3600円出しました。地上から地下36mの洞窟へは高速エレベーターで約14秒。そこには熊野水軍の隠し洞窟だった跡があり、打ち寄せる波が洞窟にまで入り、波しぶきが飛んでいます。でも今日はとても波が穏やか。もう少し荒れていたら迫力有るか、ここが閉鎖されるかですね。

三段壁下の洞窟です
打ち寄せる波
 さて次はいよいよ中辺路の熊野古道を歩く予定です。国道311を熊野古道館へと向かいます。でもちょっと雰囲気が変。対向車線を救急車がけたたましく走り、センターラインには検問の警察官が物々しく10人くらい立っています。検問にはかかりませんでしたが、やがて左側の民家の前は物々しい警察官の山。事件が起きたばかりらしいのです。空からはヘリコプターが犯人像を放送しています。やがて私たちも目的地・熊野古道館の駐車場へ着きましたが、そこにもパトカーが。勿論「何があったんですか?」と聞いてみると、「民家に強盗が入って、今逃走中」とのこと。「私たち古道を歩くのですが危険ですか?」「そうだねー、どこに出るかわからんよ。今向こうじゃ山狩りもしているしねー。」「ピストルもっているんですか?」「いや素手で殴ったらしいから、凶暴性はあるけれど、ピストルは持っとるとは聞いていおらんよ」との会話。うーーん困った!!この旅のメインイベントの古道ウォークです。でも、私たちは事件の真っ只中に飛び込んでしまったらしいのです。しばし迷いましたが、相手は一人、こちらは強豪3人。いざとなったらカメラの一脚振り回して戦いましょう。
さー中辺路・滝尻王子から出発です。滝尻王子は、熊野九十九王子のなかでもとくに格式が高く、熊野の霊域の入り口とされたとされたとても重要な場所でした。
瀧尻王寺宮 行く先の安全を祈願して
初めから木の根の道の登りが続きます。行けども行けども道は急な登りばかり。かって10世紀から13世
胎内くぐり
紀まで上皇や貴族の熊野御幸が最盛期を迎え、後白河上皇に至っては31回も御幸したそうですが、その時に一番使われたのがこの中辺路の道だそうです。あの装束で京都・下鳥羽から淀川を下り、大阪・天満橋付近で上陸、紀州田辺からこの中辺路に入ったそうです。そうそう、先日京都で行った安楽寺に祀られていた後鳥羽上皇の女官、松虫鈴虫は出家に反対する上皇が熊野御幸に出ている間に出家したのでした。紅葉も一番の時期ですが、紅葉する木自体が少ないようで、杉やマツ、
不寝王子
もみ、樟(くす)等の針葉樹が多く、見渡す山々も深い緑に被われています。その間にぽつりぽつりと赤や黄色に紅葉した木が、一際明るく輝いて見えます。一旦道路に出会い、そこに今日の目的地「高原熊野神社」1000mと書いてありました。アーもう少しと思ったのは甘かったです。その一キロもまた急な登りがほとんどでした。



 終着の高原熊野神社は中辺路に現存する最古の建造物だそうです。塗り直された壁は極彩色に彩られています。その横の目を見張る大木はクスノキで樹齢1000年とも言われているそうです。いったいどれくらいの熊野詣での人々を見てきたのでしょう。

高原熊野神社

樹齢1000年の楠
 さてここから数分の休憩所・霧の里でお迎えのタクシーを待つ。ここから眺める山脈は果無(はてなし)山脈というらしい。本当に果てなく延々とした山の繋がり。タクシーが来て、レンタカーの置いてある熊野古道館まで戻ります。そこからは今夜のお宿・川湯温泉にまっしぐらです。
霧の里 バックは果無(はてなし)山脈
お部屋の下は河原と露天風呂が見えます。さらに宿から500m下流に行くと11月から翌年2月にかけてだけの河原に大きく掘った「仙人風呂」があります。ここは無料で混浴なので水着を着て入ります。底の石ころの間から熱い温泉が出ているところと、冷たい水が出ているところがあり、自分に丁度良い温度のところに体を鎮めます。とても良いお湯で歩いて宿に帰っても体が冷えません。贅沢や華美な物はない山の幸ですが、工夫を凝らしたお料理を沢山頂き、ぐっすりとねむりにつきました。

お部屋からの川の眺め。下流には大きく掘った露天風呂・仙人風呂が

木の国ホテル 川の幸・アマゴや猪鍋、ワタリガニのお吸い物や山の幸にせいろで蒸されたおこわの美味しいこと。デザートは葛きりです。



2007.12.06(木)
 今日は明日からの旅行のために休養日。



2007.12.05(水)
 今日は初めて行くお寺ばかりです。洛北の実相院や赤山禅院、曼殊院等です。紅葉の盛りは過ぎていますが、どこも最盛期なら燃え立つような紅葉が見られただろうと想像できるところばかり。来年のお楽しみです。この辺りまだまだ訪ねたいお寺が沢山あり、これかの開拓が楽しみなエリアです。
 最初に訪れたのはちょっと不便なところにある、実相院。ここは門跡寺院であり、重要な文化財も多いためか、見学や写真撮影がかなり厳しい。内部は床もみじさえ写してはいけない。

実相院 枯山水の石庭

実相院

書院へ続く

書院から客殿を観る
 上は実相寺のもう一つの庭園で池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)。奥の書院と客殿との間にある庭です。ここには数少なくなったモリアオガエルが生息しているそうです。
 さて次は赤山禅院です。鬱蒼とした山の中にあるのかと思いきや、商店や住宅の中にありました。でも一歩山門を入ると、そこには別の空間が現れ、大きなお数珠(ここをくぐって修行する)と鳥居が混在する不思議な空間です。ここは仁和4年(888年)に創建された、延暦寺の別院であり「赤山苦行」がある重要なお寺であり、同時に天台宗守護神の赤山大明神(陰陽道の守護神)が祀られてたり、京都七福神の一つ福禄寿神でもあります。

赤山禅院の山門

寒桜

本殿前の正念珠の門

この階段を上ると縁結びの相生社の入り口に建つ夫婦鳥居等ある。
 今日の最後は曼殊院です。ここの紅葉は終わりに近いのですが、来年ぜひ訪れたいところです。ここも門跡寺院です。

大書院前の遠州好みの庭園。松や霧島ツツジの緑と石の白、紅葉の赤の対比が見事な庭園です。



2007.12.02(日)
 今日は哲学の道から法然院、安楽寺、真如堂、黒谷へ。なんだか去年来た道を辿っています。でも今年は安楽寺の中に入り、住蓮山安楽寺第三十三世 伊藤正順様の講話も聞くことが出来ました。鈴虫姫、松虫姫の出家にまつわるお話も興味深いお話です。どこも日曜日で人が多く、山門など人を入れないで写真を撮るのは大変です。気長に待てばそうゆう一瞬はあるものですが・・・・・根気が。

法然院山門と白砂壇

白砂壇と落ち葉

安楽寺山門

書院からの眺め。奥の庭はサツキの刈り込みが美しい
 安楽寺から白川通りに出て、お昼は鍋焼きうどんを食べて天台宗 真正極楽寺 真如堂へ。こちらも日曜日なのでかなりの人出です。でも人出に勝る紅葉です。散り始めている真如堂は上を見ても下を見ても赤で埋め尽くされています。

本堂と三重塔

鐘楼堂

石庭の極楽浄土「涅槃の庭」でお釈迦様が寝てられるそうです。借景は大文字山です。
 ここから黒谷まで歩き、バスで清水寺に向かいますが、二年坂、三年坂の人の多さに途中で返ります。今朝、テレビで中継していたのでよけい人が出ているのでしょうか。二条Viviで娘と待ち合わせ、イタリアンのお夕食の後『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を観ました。



2007.12.01(土)
 娘が大学に行っている午前中はマンション近くの等持院に行ってきました。この辺りはまだ紅葉が綺麗です。お散歩で気軽に訪れることが出来る龍安寺や等持院は、私たちにとってお馴染みのお寺になりました。等持院は西の庭の茶室・清漣亭がある景色が好きです。


霊光殿への渡り廊下からの紅葉

心字池の紅葉
 午後は北野白梅町で娘と待ち合わせて市バスで高雄に行くことにしました。ここは早くに紅葉が始まるところなので、ちょと遅いと思ったのですがインターネットで見たり、電話で問い合わせたところまだ綺麗とのこと行ってみました。昨年もかなり盛りを過ぎていたので、今年は少し遅いものの、昨年よりは綺麗に感じました。でも来年こそは本当の盛りに来てみたいところです。
まずはもみじやさんから下って、清瀧側沿いに西明寺へ。
西明寺は紅葉の盛りを過ぎている部分も。
こちらはまだこんなに綺麗
 次はまた川沿いまで下って、さらに長い石段を登って神護寺へ。まだかなりの人出です。紅葉への期待も膨らみます。長い石段の途中には私たちを呼ぶようにお茶屋さんが次々現れます。初めは通り過ぎていましたが、とうとう誘惑に勝てずに入ってしまいました。アイスコーヒーや焼き椎茸など食べて、また登ります。でもまたさらに金堂への石段が。今日はいい運動です。毘沙門堂が見えて来ました。ここは桜の時も綺麗そうです。

燃え立つ向こうに多宝塔

広い境内、登ったり、下ったり


厄払いのかわらけ投げ
 さて神護寺を後にして、今度は阪急バスで嵐山に出ます。嵯峨野の「味生」さんで夕食を頂き、宝厳院(嵐山天竜寺搭頭) のライトアップを観るためです。お食事の予約の時間まで嵐山をぶらぶら。土曜日なので歩くもままならない人です。さすが嵐山は人気スポットです。京都の知り合いの方と待ち合わせて5時30分にお店に入ります。この近くにお住まいになるお客様から聞いたお店です。どのお料理も器も素敵です。そして丁寧なお料理がとても良い味を出しています。お店に入る頃降ってきた雨も、お食事している内に止み、ライトアップは傘を差すことなく見ることが出来ました。





宝厳院(嵐山天竜寺搭頭) のライトアップ



2007.11.30(金)
 朝8時43分のバスに乗って京都に向かいました。午後2時には京都へ。夕方主人は一人で早速龍安寺へ。まだ紅葉も綺麗だったようです。良かった!!一番近くで、いつも紅葉が綺麗な場所です。

中央の桜はすでに散っています。

床もみじ

  2007.11.28以前の日記はこちらへ

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