2004.04.16(金)〜2004.04.28(水)の日記とお客様からのメール

2004.04.28(水)
 毎日激しい風や雨で日本列島は大変です。気温の変化も激しく体調維持も大変です。GWまでに庭のお掃除やペンキ塗りを終えようと始めましたが、昨日は雨でお休み。今日やっとなんとか片づきました。秋に落ち葉を花壇や植木の足下に少し残しておきます。寒さよけです。落ち葉をそのまま枯らしていけば花壇の有機質になるかなとも思うのですが、そのままそれをとらずにいると中でお花や草がもやし状態に伸びてしまいます。それに見てくれもいまいちぱっとしません。月曜日と今日で「み」に何杯の落ち葉をかき集めたことでしょう。腰は痛くなりましたがお花や木の足下がすっきりと綺麗になりました。でも今年の冬は雪が少なかったせいか、宿根草にとっては逆に過酷だったようです。雪が降れば雪解け水で潤うものの、それが無く全く乾燥した状態で冬を越したので随分と枯れたものも目立ちます。いくら雨や雪が降らないからと−10℃以下になるのでとても水まきをする気にはなりません。水をまけば夜間に凍ってまた植物を痛めるでしょう。でも雪や雪解け水は植物を痛めずに潤すのですから自然って凄いですね。枯れ込んだツルニチソウや芝桜もカットして新しい芽の成長を見守りましょう。3年前に釈迦堂で買って来た花桃は小さな苗だったのですが今年もきれいに咲いてくれました。

2004.04.25(日)
 昨日は寒い1日でした。風も強くそのぶん山は冬のように綺麗に見えました。今日も朝はとても寒く、昼間は暖かのだか寒いのだか解らない変な陽気でした。お昼まで主人はベランダのペンキ塗り、私はハンギング作り。午後は高根町やまびこホールへストリング・アンサンブル「ベガ」の演奏会へ。このやまびこホールも初めてなのですが、まだ新しいこのホールは地元の唐松材をふんだんに使った木の香りと温かさに包まれた素敵なホールでした。外観もバックに見える赤岳との調和も良く、何処かの町の公共施設のデザインとは大違いです。素晴らしい音色に酔いしれて、また20分も走れば我が家です。
夕方からまた寒くなってきました。

先日は温かいおもてなし有難う御座いました。
昨年の夏に妹の家に世話になっていた母を看送ったばかりで姉も私も妹の家に通う事も無くなり久し振りの交流を、思いがけず三人で映画を観る事が出来しかも大好きなコーヒーをいただきながら有難うございました。記念写真も見させていただきました。
やっとお返事してるのが判ってしまいますね。
メールを打つ私をチンパンジーみたいだなぁーって息子に言われてます
次回はもう少し早い時期に桃の花を見たいと思います。 加藤ひろみ

2004.04.23(金)
 今日は私も主人も花粉症でないています。今年は杉花粉が少なかったようで、2月3月はとても楽だったのですが、今頃になってなんだかクシャクシャしてきて困っています。皆さんはいかがですか?
今夜のお客様全員がお夕食無しだったのでのんびりと体を休めた1日でした。

前略
 先日は大変お世話になりました。
野鳥に興味を持ち三、四年、一度はアカゲラにお目見え致したいと願っていましたが、 まさかお部屋から目の前に見られるとは思いませんでした。年甲斐もなく(72歳)興奮してしまいました。「ティファニーで朝食を」ならぬ「アカゲラを見ながら朝食を」なんてキャッチコピー、野鳥愛好家にはたまらないですね。
今度は是非冬鳥の時期に今から楽しみにしています。
又、大糸ざくら、ご案内頂き有り難う御座いました。思いがけず素晴らしい桜を拝見させていただきました。
同封のCD、ご夫妻のご配慮に感謝のほんの心ばかりの気持ちです。ご主人のお役に立てれば幸いです。
  取り急ぎお礼まで                            早々

 あるびおん 市川ご夫妻                                                                                   鎌田

2004.04.22(木)
 今日も初夏を思わせる陽気です。私達は仲間に誘われて愛知県瑞浪市の山奥まで天ぷらを食べに行ってきました。1日一組だけの天ぷら屋さんです。ちょっと遠いいのですが、中央道を走っていると新緑の間に遅咲きの桜や伊那・駒ヶ根当たりでは梨の花も咲いていて、春らしい景色を楽しみながらのドライブでした。走ること2時間40分で目的地「山はげ」さんに到着。ご主人がにこやかに迎えてくださいました。こぢんまりとした建物の前に芝生の庭が広がり、その向こうに小川が流れています。小川の向こうは今まさに芽吹いたばかりの木々の柔らかな緑に覆われています。八ヶ岳の唐松の新緑と違い、広葉樹のもう少し白っぽい透けるような緑が多く、淡い色のグラデーションが素晴らしい借景となっています。大きな窓からそれを眺めながら、横で次々と揚げられる天ぷらをいただくのです。その前には柔らかなタケノコ、ワラビ、芹等のお浸しや和え物を大鉢で出され、大きな茶碗蒸しも出ましたのでそれだけでもお腹はいっぱいなのに、その後なんと11種類(エビ、キス、鮎、山菜、かき揚げ・・・など)の天ぷらと炊き込みご飯とナメコ汁という豪華メニューです。でも素晴らしく軽い天ぷらなので胃にもたれることなく、スイスイ入ってしまうのです。自分でも驚き!!我が家のようにすっかりとくつろぎはるばる遠くまでやってきた甲斐がありました。ここに連れて行ってくれた周平さん和子さんありがとう。
 

材料の説明
揚がるのが待ち遠しい
軽くサクサクとかき揚げが揚がりました。

お酒で顔色も良くなっているのは誰?
お庭で小川のせせらぎを聞きながら食後の珈琲をいただきくつろいでいます。

2004.04.21(水)
 冬の間、野鳥とリスの遊び場だったベランダをきれいに洗って苔玉とお花のオアシスに変身させました。今日は風もなく暖かく、思いっきり水を使う仕事も気持ちよい陽気です。13日に落ち葉から出した2年目、3年目の苔玉と昨日作った新しい苔玉でベランダには26個の苔玉が勢揃い。これから次々と玉の中から葉がでてきたり、花が咲いたり楽しみです。反対側の日の良く当たる側はハンギングバスケットと可愛いお花の寄せ植えで飾り対照的です。GWまでには今年も真っ白にペンキ塗りをしましょう。
苔玉の様子はこちら

 今日のお客様は日野からいらした3組のご夫婦。3姉妹のそれぞれのご夫婦のようです。姉妹兄弟が結婚しても近くに住み、こうして旅ができるのは素敵ですね。
今日のメニューは庭のコゴミとウドの葉とフキノトウを天ぷらに。そして新潟から昨日届いた雪下人参を思いっきりと使って人参サラダに。甘くて癖が無く、浅漬けにしてもスープにしても美味しい人参です。

2004.04.20(火)
 昨日は冷たい雨が降っていたのに今日は暖かな晴天です。でも都会では暖かいというより暑い日だったようですね。甲府では29度とか。このあたりは激しい風が吹き荒れ、暖かいけれど薄着では肌寒さを感じました。桃・桜のお花見も一段落。でもまだまだこれから山桜を楽しめるのですが、同時に一斉に芽吹きが始まり、山桜と芽吹いたばかりの新緑とのコントラストが素敵です。棒道も写真のように春らしい景色になりました。足元を見るとスミレ、草ボケ、キジムロ、ワダソウなど春の花が楚々と咲いています。ハイキングによい時期となりました。

まだご覧になっていない方は八ヶ岳南麓の唐松の目にも鮮やかな新緑を是非楽しみにいらして下さい。これからしばらく楽しめます。

夕方強風吹く中苔玉を作り始め、止めるに止められなくなり(途中で止めると土の玉が割れてしまうので水苔まではまかなくてはならない)薄暗くなってしまいました。あー寒かったこと。

花の歳時記リスの写真も更新しました。

2004.04.18(日)
 我が家の娘は高3で毎日帰りが遅く、この土日もボランティアで最近は家にいることがあまりないのです。学校へ行く車の中で主人に夜桜がみたいと言ったそうで、今夜お迎えの際に駅から直接主人と娘は大糸桜に夜桜見物に行ったのです。もう大糸桜のライトアップは終わっていますので、主人は娘のために鹿ウォッチングの時に使う大きなサーチライトを用意し、娘のためだけにライトアップしたそうです。(なんて親ばかなのでしょう) とその時、真っ暗な中に観光バスがやってきて、そこからぞろぞろと年輩の方達が手に手に懐中電灯を持って無言で列をなして大糸桜に向かってきたそうです。その奇妙というか、不気味な光景に慌てて車に乗り込み帰ってきたそうです。帰ってきてからも「あーこわかったね」「あの団体は何者だったのだろう」とか言い合っているのです。きっとただの夜桜見物だったのだと思うので、その方達には大変失礼なこと言っているのかも知れません。きっとそちらからはおじさんと制服姿の高校生がサーチライトを桜にあてている姿の方が怖かったのではないでしょうか。あるいは今頃観光バスの中であの二人はどんな関係だろうと色々想像たくましくされてたりして・・・

 今日のお客様はいつもご利用いただいている勝川様。今日は春のメニューでタケノコや摘み立て菜ばなと庭で採れたコゴミとウドの葉を使ってみました。リピータの方にはできるだけ違うメニューをいつも考えていますが、それが楽しみでもあり、私の悩みの種でもあるのです。でも暖かくなり地元で採れるお野菜が多くなり、なるべく多くの地元野菜を使ったメニューをお出ししたいので作るのも考えるのも楽しくなってきます。

2004.04.17(土)
 今日は名残の桜でも良いと思い初めて明野村の茅が岳千本桜と、こちらも初めての海岸寺に行って来ました。桜の様子はお花見情報でご覧下さい。
 須玉の標高1000mの山の中にありながら海岸寺。この不思議さに以前から気になっていたところの一つですが、やっと行くことが出来ました。竹藪や緑に包まれて静かにたたずむお寺でした。名工による1000体の観音様やアワとウズラという秀逸な彫刻があったりするのですが、私はとにかくこのお寺の雰囲気、佇まいが気に入りました。今日のようにお天気の良い日にはできることなら本でも持ってきて、庭の日溜まりで1日本を読んでいたくなるような、心乱れることがあってもここに来たらなんだか落ち着けそうな・・・・親近感を感じるというのでしょうか、そんな雰囲気が漂っています。お寺というと、暗い・寒そう・近づきがたいという印象のことが多いのですが、ここにはそんな感じを受けないのです。主人とそんなことを話しながらお寺の中を回っていると、このお寺の管理をしている方なのでしょうか、片づけをしている方がいらっしゃいました。私は早速疑問に思っている「海岸寺」という名の由来を聞いてみました。どこにも書いていないので。その方の説明によると「ここから見る雲海の光景がまるで海のようであった」とか、「中国のお坊さんの修行したところからとった」と言う説とかあるそうですが「何せ古いこと(1260年前だから、うーーん確かに古い)なので良くはわかりません」とのこと。私は自分なりにこのあたりが昔は海で、小海、海ノ口などの名前が残るようにこのお寺も海岸寺といわれるのかなーと思っていたのでですが、そのような説はお話の中には出てきませんでした。(残念でした!!)次にまだ新しい建物で、大きく開け放された入り口から直ぐに舞台のようなものもある広い部屋がある場所を指し「あれは何ですか?」と聞いて見ました。そこはここにいらした方がいつでも雨風をしのいでお弁当を食べたり、休憩するようにと住職様が作ったそうです。小さなグループで何か集まりをしたいときでも無料でいつでも使えるそうです。それにしてはあまりに広く立派で、観光バスで団体さんがぞろぞろとやって来てお弁当広げるのかしらとちょっとガッカリしたのです。でも帰りがけに目にした看板には「この寺は観光のためには解放していません。海岸寺は人が生きていく道を静かに考えるところです。寺の境内は静に参詣して下さい」と書いてあるのを見てほっとしました。やはり私が一歩踏みいったときに感じたものは、このお寺がそのような姿勢であったからなのですね。
 今日はお夕食無しのお客様だったのでのんびり出かけ、お昼はおしい学校でお花見ランチをいただいていたのですが、急にお夕食も召し上がる方からの予約があり慌てて戻ってきました。お部屋の準備をし終わった所に丁度いらっしゃいました。お電話では解らなかったのですがいらしたのはリピーターの阿部様でした。きょうも愛ちゃんの乗馬の為の宿泊でした。頑張っていますね。雪下人参のスープは甘くてカボチャかと思ったとか。そうなんです、雪の下で一生懸命糖分をため込んだ人参はとても甘くて癖がないのです。今の時期だけ味わえるものです。

2004.04.16(金)
 今朝はアカゲラとヒヨドリとリスで餌場を争って木の上で追いかけっこをしていました。結局リスが鳥を追い払い餌台にやってきました。3泊して野鳥を、特にアカゲラの写真を撮る事を楽しんでいらした鎌田様も最後の最後までアカゲラが登場してくれたのでとても満足のようでうす。今年は少ないと感じていたイカルも今になってやってきて今日はkiss(?)していましたよ。一週間ほど前まで林の中の白樺の幹の高いところからポタポタと樹液が落ちていて、陽に当たってキラキラと輝いて見えていました。今までそんな光景を見たこと有りませんでしたから、それを見て主人は白樺が枯れるのではと心配していたのです。ところが白樺は新芽を吹くときに沢山の水分を地下から吸うらしいのです。それがきっとキツツキが開けた穴でもあってそこから落ちていたのですね。白樺の樹液を木の幹に穴を開け細いチューブで瓶にためてロシア、フィンランド、中国、韓国などでは、千年も前から健康を増進する飲み物として利用されているそうです。白樺は自分の必要とする成分だけを濾過して吸い上げるそうで樹液の主成分はグルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、カルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛などで人間の体にも良いミネラルです。今のところ樹液は止まっています。お天気続きだからでしょうか?今度雨が降ったら我が家でも採ってみましょう。芽吹きまでの一ヶ月しか採れないそうです。木の幹に穴を開けるのは可哀想ですが、小さな穴は来年には自然治癒しているそうです。カエデからメープルシロップを採った穴などもそのままで塞がってしまいうという事ですから大丈夫なのでしょう。どんな味だか楽しみです。

ペンションあるびおん様

先週末は大変お世話になりました。
お天気にも恵まれ、とても楽しい休暇を過ごすことができました。
桃の里は、新府から穴山までずーっと桃の花でした。
あちこち歩き回り、顔と腕と頭のてっぺんが真っ赤に日焼けしてしまいました。
ぺんしょんではおいしいお料理(特にスープ、おかゆがほっとするおいしさでした) と気持ちよい部屋、たまたまご一緒になった方たちも楽しい方で、とても快適にすご させていただきました。
わがままを言って桃の里ウオークには参加しませんでしたが、いろいろアドバイスいただき、お心遣いに感謝しています。
また違う季節にも行ってみたいと思っております。
桃の里、あるびおんの前、それから全く関係ないのですが、今年お正月の上九一色村
からの富士山の写真をお送りいたします。
いろいろとありがとうございました。またいつかおじゃまするまでどうぞお元気で。

平野みえ

大きな写真は投稿写真のページに

浜口です.
 
 先日の桃の里ウオーク、天気にも恵まれ最高でした。
私にとってスモモの花を近くで見るのは初めてで予定外の喜びです。  2〜3ヶ月前からの開花状態の予想に基ずく日時の設定、集合、解散等々・・・
本当に大変ご苦労様でした. ほっと一息ついていることと存じます.

お恥ずかしながら、自分にとって気に入っている写真を送らせて頂きます。
 
今度はレンゲツツジ、ニッコウキスゲの頃に蓼科、清里方面に行きたいと思っております. その時は山梨県の立体地図をお持ち致します.
大きな写真は投稿写真のページに

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