スノーシュー
清里・たかね荘〜羽衣池〜まきば公園

2003.03.04(火)

  

 ペンションケイトとペンションたん歩゚歩゚の突然のお誘いをうけてスノーシューで清里を歩くことになりました。メンバーはペンションたん歩゚歩゚のリィさん、ペンションケイトのMrsケイトことふく江さんと愛娘・甲斐犬ハチ姫、それに私達夫婦です。小淵沢では林の中の雪もほとんど溶けて、スノーシューで歩けるか心配でしたが、大泉あたりから道路脇の雪も一気に増え、歩き始めのたかね荘周辺はまだまだ雪国の景色でした。今日は終着のまきば公園にあるびおんの車を置いてきました。歩き始めのたかね荘まではケイト氏こと誠さんが送ってくれました。たかね荘は標高1565mです。たかね荘の前から右、天女山方面へと林の中へと入っていきます。羽衣池までは登りで、歩き始めなので少し息が切れます。ハチ姫は先頭を歩くのですが、最後尾が写真などで遅れると一番後ろまで様子を見に来るのですから、私達の何倍も駆け回っているのです。で、このハチ姫、後ろに来るとスノーシューの上に乗るのです。だから重たくて前に進めないのです。はじめは後ろを歩いている主人が私のスノーシューを踏んでいるのかと思って「進さん、踏まないでよー」なんていってしまいました。










この後ろが池なのかナー?
    
 登り切って着いたところが「羽衣池」1610mです。いまは雪と氷でどこが池だかよく分かりませんが。ここからは素晴らしい唐松林の中を歩きます。今日は踏み跡が付いていますのでいのですが、これが新雪で踏み跡がなかったら綺麗に植林された唐松林はどこも同じ景色で、どこを歩いて良いのか分かりません。私達は地元ですから、どちらに行けばとだいたいの感で歩けますが、知らないところの雪の中は必ずガイドをお願いするのが安全です。
 やがて川俣東沢渓谷につき当たりました。本来はここを越えて牧場の上にでて下ればまきば公園だったのですが、みんなで何を勘違いしたかここを越えたら行き過ぎと思い、戻るようにコースをとって下ってしまったのです。下りの林の中には鹿の痕跡が沢山あり、また立派なダケカンバもチラホラ見ることができ、とても美しい林です。もっともここは美しの森の延長線線にあるのですから。まだ予定のずっと手前を下っていることに気づかない私達は楽しくスノーシューを楽しんでいました。お昼には早いのですが、もうすぐ八ヶ岳横断道に着いてしまうので、その前に私の持ってきたおにぎりとお茶で休憩することにしました。ハチ姫はちゃんと自分用のドッグフードをもらったのに私達のおにぎりが食べたくて仕方ないようです。
   
鹿の休憩した跡
鹿の体温で雪が溶け周りには糞が沢山あります。


          鹿が皮を食べた跡
     角研ぎの跡も沢山ありました。
Mrs.ケイトとハチ姫 リィさんとハチ姫 「波留美さんのおにぎり美味しいわねー」と言っているのかな? えーそんなこと誰も言っていない?・・・・・
ただ黙々と食べる進さん
 お腹もいっぱいになり、あとは下って車に戻るだけとルンルン気分で横断道にでましたが、あれ?あれ?あれ?・・・出たところはまだ清里に近い場所だったのです。そこでまきば公園に置いてある車まで歩道の雪の上を歩くことにしました。八ヶ岳横断道はどこも景色が似ていて、今どの辺にいるのか良く分からないのです。単調な歩道歩きにそろそろ飽きた頃赤い橋・東沢大橋に出たのです。そこではたと気づいたのです。「そうだ、まきば公園はこの橋の向こうだったのだ!!」と。はじめに上でこの谷につきあたったときに越えれば良かったのに、誰も迷わず行き過ぎと思い戻るように下ってしまったのです。それに私は往きに車の中で「この谷はどうやって越えるの?」と言っているのに・・・・・
(でも今考えると、私はこの時に「この深い谷をおりてまた登るのは嫌だ」と言う潜在的思いが、どうしてこの渓谷を越えないのかと追求することを避けたのかもしれません。)
 まだ赤い橋を渡って、やや上りの大きなカーブを回って、更にその先に車はあるのです。このコースを初めて歩くのであっても、ここは私達みんなが知っているフィールドなので、この間違いに気づかなかった責任はみんなに有り、ガックリしながらも気を取り直して歩道を歩き始めたその時です、朝送ってくれたケイト氏の車が私達の横にすーっと止まったのです。帰りはあるびおんの車で帰ることになているのですから、ケイト氏が今ここに来るはずはないのです。Mrsケイトが携帯で呼んだわけでもなく・・・・・・。でもみんなにとって、この時のケイト氏が神様・仏様に見えたのは言うまでもありません。で、次の瞬間みんなケイト氏に「どうしてここに?」「どうして来てくれたの?」「なんでここ歩いているの分かったの?」と矢継ぎ早に聞くのですが、ケイト氏は淡々と「イヤーただ何となく・・・」とだけいい、多くを語るわけでもなく、恩を売るわけでもないのです。これぞ以心伝心と言うのでしょうか。妻のピンチを察した素晴らしい夫婦の連携プレイだったのでしょうか。いづれれにしてもケイト氏には感謝感謝でした。

スノーシューってどんなもの? スノーシューのコース紹介


マナーを守ってみんなのフィールドを大切にしましょう。

★雪のないところをクロカンでで歩かないようにしましょう。
★むやみに林の中に入って木や草を倒さないようにしましょう。
★野生動物が現れたら脅かさないようにそっと見守ってあげてください
八ヶ岳は猟期とクロカンシ−ズンがほぼ重なりますので、
道でない自由な雪原や林間を歩く場合は、
ハデな服装、
或いは鈴などを携行して楽しまれたほうが良いでしょう。

戻 る

あるびおんに興味を持った方は下のメニューで詳しい情報をどうぞ!

八ヶ岳
デジカメ日
八ヶ岳
旬の情報
八ヶ岳
花と実の
輪句
八ヶ岳
ハイキング
山歩きの記
八ヶ岳高原の
お店アラカルト
常に新しく更新されています。クリックしてご覧下さい。

ペンションあるびおんTOPへ
室内の雰囲気・設備・料理 観光・スポーツ・体験教室(予約代行)
ご利用案内、料金 押し花
前の季節の情報 美味しい情報
ご予約   空室情報 オーナー紹介
交通機関、案内図 オーナーの写真で綴る小淵沢周辺の四季


ペンション あるびおん
山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332−1157

宿泊のお問い合わせ、ご意見などお気軽にどうぞ。
E-mail mail@p-albion.jp

TEL 0551-36-4166 FAX 0551-36-3950