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2010.03.17(水)

諏訪大社 御柱祭 上社 木落し坂の今 (御柱 情報 2)

 ボランティアの帰りに、上社の木落坂を通りかかりました。こちらは坂が整備され、立派な「御柱追いかけ綱固定柱」が立っており、その向こうにまだ真っ白な北アルプスが見えました。追いかけ綱固定柱とは、木落坂に向かってどんどん御柱が前に出たときに、心の準備が無く、いきなり落ちたら大変です。ですからここに追いかけ綱を固定しておき落ちないように引っ張っておくのです。そしていよいよ落とせる体勢になったときに合図が出て、追いかけ綱を斧で一気に切って落とすのです。これも一気に切れないと御柱がスムーズに落ちずにけが人が出たり大変です。下社のこの場面です。木落坂を斜度27度の木落し坂を上から眺めると、うっすらと草が生えていてゲレンデのようです。ちょっと整備され過ぎにも感じます。
JRの線路の向こうに高い桟敷席が急ピッチで作られています。その右側には上川がゆったりとカーブを描きながら流れています。川越しをするのはこの川ではありません。この木落し坂を下りた御柱は、JRの狭いガードをくぐり、その日の内に宮川を川越しして、御柱屋敷までたどり着きます。昔はここから宮川やお宮が見渡せたそうですが、今は住宅でどこだかよく分かりません。

        桟敷席                       木落し坂と上川

            後ろからは蓼科山が木落し坂を見守っているようです。

 まだ綱置場まで運ばれていない上社の御柱ですが、21日にそこまで運ばれてきて、31日に綱置場で引き綱を付ける穴とか、メドテコの取り付け穴を開け、皮をむき体裁を調える作業をするそうです。そして4月2日、3日に分けて御柱は出発します。
♪御小屋山の樅の木は 里へ下りて神になる♪なるまでは大変な作業です。



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