八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : カテゴリー : 花の歳時記

カテゴリー : 花の歳時記

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Jul 10, 2012

タチアオイ

おはようございます。
雨が上がっています。庭に出ると今年植えたタチアオイが咲いています。こんなゴージャスな花が咲くとは思わず、またタチアオイは大きくなると思い、花壇の後方に植えてしまったので目立ちません。でもでも名前を見ればコンパクト コレクションって書いてありました。コンパクトだったのね。
まだ高さ5、60cm位なのに、直径10cm以上のお花が咲き、蕾も沢山。茎が持つのでしょうか?
せっかちで良く説明書を読まないので、こんな見込み違いが良くあるんです。.

Jul 05, 2012

「ペピーノ ロイヤルカスタード」

実がピンポン玉位になりました。元肥は堆肥タップリと有機肥料。時々えひめAI2と液肥を薄めて。

Jul 02, 2012

車山のレンゲツツジ

 昨日タップリ降った雨は、木々や花々を活性化させ、今日は梅雨とは思えないさわやかな快晴となりました。
横浜から来た友人と、車山・霧ヶ峰・八島湿原へと行ってきました。車山の肩のレンゲツツジは盛りを過ぎた所もありますが、コロポックル小屋の裏手から続く車山湿原は、まだまだ綺麗に咲いてました。

 でも今年はコバイケソウはほとんど咲いていず(この花はとても栄養が必要で何年かに一度咲く)、レンゲツツジの花付きも悪いのか、昨年のような真っ赤に咲き誇る 風景を知っていると、ちょっと寂しい気がしました。
2011年6月30日のレポート
 また、ここに来るまでの道すがら、切り倒されたレンゲツツジも多数見ました。なぜ?なぜ?と思ったのですが、
●霧ヶ峰の歴史は、草刈りをして維持されてきた草山の歴史。先人が残した偉大な人と山との関わりは非常に大事なもの。それを残していくのが、霧ヶ峰の歴史
●森林化に伴って絶滅のおそれがある。貴重な植物を残すために森林化を防がなければいけない
●草原を守る場所、森林化させる場所の議論をすることが必要
●レンゲツツジの面積が大きく拡大しており、レンゲツツジは森林化を促進している要素でもある。一方で、レンゲツツジは観光資源にもなっている。

以上は霧ヶ峰の保全再生に関する資料のほんの一部ですが、そんなことからレンゲツツジが減らされたところもあるそうです。
本来の姿を守ること、観光資源として維持していくことが相反しているのが現状なのでしょうか。

 八島湿原は多くの人が訪れていました。池塘に映る青空も映えて、木道沿いにはグンナイフウロ、イブキトラノオ、アマドコロ、ネコノメソウ、トリアシショマ(まだ蕾)等がヒオウギアヤメなどが咲いていました。


          グンナイフウロ

 車山スキー場の池には可愛いカルガモの親子が泳ぎ、イブキトラノオやキンバイソウが咲いていました。

Jun 26, 2012

五色ドクダミ・カメレオン

 おはようございます。
よく晴れて、少し暑くなりそうです。日陰から草むしりする予定です。草というかお花が花壇から溢れているのです。でも勿体なくてなかなか抜けなかったら、ジャングルのようにひどいことになってきました。
でも今朝お帰りのお客様が、丁度抜こうと思っていた五色ドクダミ(カメレオン)を欲しいといってくださって良かった。
命が繋がりました。

Jun 15, 2012

今日も午前中は旭岳

 今日は娘はホテルで自分の勉強とのことで、二人でロープウエイへ。昨日よりすっきりと晴れていて、山も空も綺麗です。
主人は今日は迷うことなく、昨日のギンザンマシコを見た場所へ。30分ほど前に出たとのこと。やっぱり朝ご飯を食べないでくれば・・・後悔しても始まりません。今日もじっくり待つことに。
私は一人で姿見の池から一周するつもりです。今日はエゾコザクラを探す予定です。それにしてもお天気により、景色はまた一転しますね。昨日もいいお天気でしたが、もう少し雲がかかっていたのです。すり鉢池や鏡池の水の青さも違います。今日はこの景色と花とのコラボを撮って歩こうとお思います。


            雪の中に青く浮かぶ夫婦池(擂鉢池 鏡池)


                鏡池に映る旭岳


              姿見の池に映る旭岳


              擂鉢池を見下ろすように咲くエゾツガザクラ


              チングルマの向こうは当麻岳を映す鏡池    


            メアカンキンバイとコバルトブルーの鏡池



            雪解けと共に咲くキバナシャクナゲ


                   旭岳をバックに咲く花々


            どこまでも続くピンクの絨毯はエゾノツガザクラ


ミネズオウ(峰蘇芳) 高山帯の岩礫地に群生する常緑の小低木。こんなに小さくても木?


     イワヒゲ(岩髭) ツツジ科イワヒゲ属の常緑小低木。こちらも木。


     

  一番会いたかったエゾノコザクラ。まだ咲いたばかりで、蕾もいっぱいありました。


 主人の所に戻ると、今日もあまり近くではなかったけれど、ギンザンマシコのお出ましはあったようです。2日間、お天気に恵まれ、沢山の野鳥との出会いも、シマリスとの出会いもあり、素晴らしい景色とお花を堪能して旭岳に別れを告げます。午後は美瑛経由で富良野に移動です。

Jun 14, 2012

旭岳 姿見の池

 おはようございます。4時間半睡眠で十分な私は、早くに寝たら3時45分には目覚め、空を見たらもうすっかり夜が明け、真っ青な空が広がっていました。北海道は白夜に近い!(笑)主人は鳥撮り、私はゆっくり朝風呂。湯気の向こうで朝の光が踊っています。その後は朝食までFB。貧乏性には時間をもてあましてしまいます。
 朝食を摂り、ロープウエイに乗って3人で姿見駅まで。標高約1, 100m(山麓駅)〜標高約1,600m(姿見駅)を結ぶロープウェイは日本初スイスガラベンタ社の101人乗りのロープウェイです。駅に降り立てばそこはまだ雪の世界。でも今年はしっかりと固まっていて、潜ることなく歩けました。早速可愛いノゴマがお出迎え。今日は野鳥の声が沢山聞こえます。これは良いかも?

 第1展望台、鏡池・すり鉢池の夫婦池を目指し、噴気口を覗き、姿見の池まで、主人は鳥撮りしながら、私は花撮りしながらゆっくりと歩きます。まだ雪が覆う道と溶けた部分がまだらな6月中旬は、大雪山固有の高山植物が数多く咲き、シマリスなども冬眠からさめ、空いたお腹を満たすかのように活発にお花畑に出てきます。
そしてこの時期、なんと言っても「氷河期の生き証人 ギンザンマシコ」が見られることが私たちがここを訪れる目的です。日本では北海道の大雪山系、知床半島、利尻島などで狭い範囲のみで繁殖しています。「氷河期の生き証人」といわれる所以は、氷河期に北から日本に渡ってきたのですが、その後暖かくなるとほとんどのギンザンマシコは北方へ去りましたが、その一部が寒冷な高山帯に取り残されたのです。


やっと雪が一部溶け、鏡池の名のごとく旭岳を写しています。



雪解けと共に咲くキバナシャクナゲ。シャクナゲの仲間の中では、最も高い場所に生えるシャクナゲで、ハイマツ帯におおい。



ピンクの可愛い提灯型したお花はエゾノツガザクラ。雪が溶けたところにピンクの絨毯が広がっています。



チングルマ。代表的な雪田植物で、花後の実の形が子供の風車(かざぐるま)に見えたことから稚児車(ちごくるま)・・・チングルマとなったらしい。


メアカンキンバイ。砂礫地に鮮やかな黄色の花が咲く。

 こんな花たちを撮りながらたどり着いた姿見の池。まだほとんどが雪に覆われていて、旭岳をほんの一部しか映す事ができません。


 それにしても、今日は観光客も登山者も少ないです。多いときは必ずそんな人たちに「何を撮っているんですか?」「何が出てくるんですか?」と大声で聞かれ、息を殺して待っている野鳥撮りの人たちはちょっと困るのです。(-_-;)
お陰で展望台も我が家で貸し切りみたいな状態。主人と娘は目をこらして鳥を探していますが、私は温まった木のベンチで一眠り。なんと心地良いこことか。雲上の楽園でのお昼寝です。シマリスはここでも良く出てきて、可愛い姿を楽しませてくれました。


この可愛い姿に癒されます。

何を掘っているのか、土を一所懸命に掘っています。

 さて、さて目的のギンザンマシコはどうなったのでしょう?そうなんです、そんなに簡単には出てこないのです。もったいぶっているんです、いつも。他の鳥は色々撮らせてくれるのですが、主役が撮れなければ山を下りる訳に行きません。そこでねらう場所を変えました。そこは一昨年も見た場所です。朝からねらっている人たちもいますが、まだ遠くに一度出てきただけだそうです。ここへ移って30分した頃でしょうか、すわっと動きがありました。出ました、出ましたギンザンマシコ。遠いけれど、それでも出てくれれば。

 長い一日でしたが、これで3人笑顔で温泉へ帰ることができました。 (*^_^*)

Jun 10, 2012

どんな実がなるのかナー

 花の苗を買ってきたときに、買った覚えのない苗が入っていました。レシート見るとしっかりと会計もされています。返そうかなと思ったけれど、これもこの植物との何かの縁とおもいそだてることにしました。
 かれこれ一ヶ月は経つでしょうか。一本立てが良いと書いてあったので、脇目は摘みつつ育てていますが、今朝こんな綺麗な花が咲いていました。

 付いてきた説明書によるとこんな実がなるそうです。楽しみだナー。

雨上がりの花たち

 お客様と主人は野鳥ガイドで、お弁当を持って早くに出かけました。雨も上がって、陽も差してきて良かったです。
タップリの雨に、移植したばかりの木や花たちもシャンとしてきました。水をかけるのと雨が降るのでは大違いなのですね。花たちもしずくをまとって生き生きしています。梅雨入り宣言もあり、つかの間の太陽をタップリ浴びてほしいです。

     梅雨にはツユクサ?今朝は本当に露草になっています。

       

        陽が差してきたよ!まむし草が教えてくれました。

抱えきれないほど大きくなった斑入り擬宝珠(ギボシ)もコロコロ露を宿して

        翁草 乾いたら飛んでいくのかな

剪定を間違えたかなと心配したアナベルにも小指の先程の蕾が現れました。良かった!!

   サギリソウとパンジーの寄せ植えもこんもりと育っています。

Jun 06, 2012

感心するばかりの1日

 朝のチェックアウトの後、直ぐにボランティアに向かいます。今日は先日運んだラベンダーの苗を植え込みます。ラベンダー畑の枯れて空いてしまったところ、これから枯れそうなところへと補充していきます。大きな堆肥場ではむしった草や落ち葉などを集めてボカシで堆肥を作っています。堆肥は堆肥でこだわりの達人がいて、今日も堆肥作りに精を出しています。切り返したり、場所を移動したりかなりの重労働です。そこで熟した堆肥を貰い、植え込み穴にタップリと鋤こんで植え込みます。「大きなーれ」と願って。
 それと私の大好きな琉球雀瓜の苗をKさんが買ってきてくれ、そのつるが伸びるように割った竹であんどんのように作りました。ここではプラスチックのポールなどはほとんど使わず、切り落とした枝や竹などでアーチやトレリス、柵などをみんな手作りで作ってしまうのです。まだ腕が痛く力仕事はできませんが、できることを少しずつ。
 瞬く間にランチの時間。今日も美味しいお料理が並びました。

 食事の後はカメラを持ってガーデンウォッチング。木道脇のシャドーガーデンではクリンソウと丁子草が満開です。

 そうそう菩提樹の写真も撮らなくちゃ。この木は西洋菩提樹で別名はセイヨウシナノキ、リンデンバウムだそうです。大きさはこのくらいです。樹高は5mくらいになるそうです。

 さて今年もこの木に花が咲きました。木が大きくなりすぎて、お花を手に取って見られないのが残念ですがズームで寄ってみます。

 wikipediaから引用すると「ナンジャモンジャとは、見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある。」だそうです。で、この木はヒトツバタゴで私たちはナンジャモンジャの木と呼んでいます。白い花は光沢があり、きらきらしています。

 さて午後はMちゃんの庭でボランティアだと言うので私も行きました。おじさんやおばさんは若い子に優しいのです。ボラティアに来てガーデニングに目覚めたMちゃんは、昨年から実家の一角に自分の庭を造っているのです。その様子を見たくて。きっと草も生えて、色々手を出す事があると思ったら、綺麗になっているガーデンに、姑根性丸出しのおばさんはちょっとがっかり。「なんだ〜綺麗じゃないの〜。つまんないの〜」とベンチに座って、あそこにこんな花をはわせたら、ここはこうしても良いわね・・・とおばさんはお節介なこと言うのです。で、クレマチスを這わせるトレリスを作りたいというMちゃんの希望を聞くと、直ぐに匠達が動き出しました。農家だったMちゃんの家には、納谷や庭の隅にお宝がゴロゴロ。養蚕で使っていた「えが」という平かごがターゲットに。
 「匠はおじいちゃんの使っていた『えが』を一体何に使うのでしょうか?」 

 「ほーらこんな素敵なトレリスができました。おじいちゃんもきっと喜んでくれることでしょう。」 
 この庭から見えるのは年代を経た建物が多く、今風のトレリスでは浮いてしまいます。お金もかけずに、瞬く間に借景にマッチしたトレリスを作ってしまう匠達に脱帽です。私はビフォーアフターの口真似をしているだけでした。(笑)
 この後また場所を変えティータイム。素敵な男性も加わり食べ物談義、ミツバチ談義に花が咲き、ミツバチの生態を色々教えて貰いました。充実した1日でした。

Jun 05, 2012

この木何の木 なんの花?

 諏訪中央病院の庭ですが、一年を通じて今が一番素敵です。ポピーや麦やルピナスがナチュラルに咲き乱れ、風に揺れています。別の花壇ではマーガレットが、これも自然にのびのびと咲き、まぶしく輝いています。コーナーではアヤメが色とりどりに咲き、栃もピンクの目立つ花を咲かせています。たった5日間ですが、先週より一層色あでやかな庭となっています。


       ポピーの中に咲くムギセンノウ(アグロオステマン)

 木陰ができるよう樹木も沢山あり、珍しいなんじゃもんじゃの木やナツメもあります。ナツメの実は秋に収穫して甘露煮にします。
 そして今日は菩提樹の木があることをはじめて知りました。蕾が沢山ついていると仲間の方が教えてくれたのです。見ると本当に小さな小さな蕾がいくつかまとまってへらのような薄緑の苞葉から出ています。花が咲いたら薄緑の苞葉と一緒につみ取り乾燥させてリンデンフラワーティーにします。イライラしたとき、眠れないとき、緊張や不安なときに使用したり、発汗作用やビオフラボノイドという成分は高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの予防にも効果があります。木部はリンデンウッドティーといわれ、すぐれた利尿作用があり体の余分な水分や老廃物を排出してくれます。腎臓の機能を活性化させ、コレステロールを減少させる効果もあります。
種はこの苞葉と一緒にくるくる回って飛んでいくそうです。

今年はいつになく沢山お花がついているそうです。沢山のリンデンフラワーティーができそうですね。