八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : カテゴリー : 旅行

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Nov 24, 2011

ペンション親睦旅行

 2年に1度のペンション振興会の親睦旅行。今年は初島です。やはり山にいるので、出かけるのは海が多いですね。
前日の雨も上がり、晴天の中、箱根を超えて熱海へ。お昼を食べてから船に乗り初島に渡りましたが、初島の風が強く、私たちの後の便は欠航でした。ほっ!
エクシブ初島の窓や展望露天風呂からは対岸の伊豆半島は勿論、熱海の町並みの後には富士山が、そして左手には大島が見えています。大室山、小室山、天城山の山並みを沈んだ夕日の残照が浮き立たせている景色を眺めながらの温泉もよかったです。
 2時間半をかけたお夕食は懐石料理で、海の幸を色々な形で堪能しました。どこを見学するわけでもなく、おしゃべりと食いしん坊だけの一日でしたが、とても良い親睦が持てたのは言うまでもなく。
             

Nov 18, 2011

時間も忘れて

 今日もいいお天気。お腹はまだいっぱいで、朝食は昨日の残りのパンとエスプレッソで充分。チェックアウトの後は旧軽へ。売っているものはいつ来ても同じですが、お店にはいると試食が出て、試食しては買っていまい、洋服のお店に入れば試着して・・・これは女性同士の旅でなくては出来ないもの。
気がつけばとうにお昼は過ぎていて、山のような荷物を車に詰めて旧軽を出発。昨日食べ損ねた鶏やさんでイイ匂いがしていた塩ラーメンと特選親子丼をいただきました。時計を見れば、家人にこの時間には家に着くといった時間です。「今から軽井沢を出まーす」と電話をすればあきれられるは、そんなことだろうと言われるは・・・まーお許し下さいな!
カーナビの「距離」を選んで走ったら、今まで通ったことにない道で、軽井沢追分けから街中を通らないで141号線の臼田に出ました。夕方の渋滞もなくとても快適な道でした。
車から降ろしたお土産は1人では運びきれない量でした。
kikoさん、運転はすべてお任せで、本当にありがとうございました。mayumiさんには色々気をきかせていただき助かりました。皆さん、楽しい旅をありがとうございました。

Nov 17, 2011

実りの秋、食欲の秋だけど

 よく寝て、朝風呂に入って快適な目覚め。ごはんの美味しい朝食はお代わりまでして完食です。
チェックアウトの後は明紅さんのご案内でリンゴ狩り。青空に紅葉の山とたわわに実ったリンゴや柿。大きな蜜入りリンゴを採らせていただき、箱詰めでお土産にいただきました。更に袋にも入れ、社長さんがもいでくださった柿も袋一杯いただき、車の後部は大夫いっぱいになってきました。


 その後は1時間ほどのドライブで菅平に。スキー以外では初めての菅平です。ここに美味しい焼きカレーのお店「MEL's(メルス)」があるとのことです。店内は50年代〜60年代のアメリカを再現しているようで、ごちゃごちゃしていながら落ち着ける不思議な空間です。そして何よりもここの焼きカレー、本当に美味しかったです。それとトリの唐揚げもカリッ&ジューシーで、病みつきになりそうです。

 ここからしばらく一緒に走り、途中で高速にのって帰路に着かれる明紅さんご一家と軽井沢に向かう私たちとお別れです。すべてを下調べし、準備をしてもてなしてくださる明紅さんご夫妻に、おもてなしのノウハウをしかりと学ばせていただきました。感謝。
  今宵のホテルは軽井沢の塩沢湖の近く。チェックインの後、どこかのレストランにお夕食をと外に出ましたが、お昼のカレーでお腹がいっぱい。途中で美味しい浅野屋のサンドウィッチやパンとサラダを買い、ホテルには飲み放題のワインもあり、それでお夕食は充分でした。そしてお腹が空いたらイイ匂いだった近くのお店にラーメンを食べに行くつもりでしたが、とうとうラーメンが入るほどお腹も空きませんでした。悲しいかな、あれこれ考えていても、もうそれ程お腹に入らないと言うことですね。(/_;)
お陰でンビリお部屋で寛ぎながらおしゃべり三昧。

Nov 16, 2011

旅の始まり始まり

 今日から2泊3日の旅の始まり。主婦3人にとって、これから始まる「上げ膳据え膳」は何よりも嬉しく、心ウキウキです。
以前このメンバーで出かけたときのこと、電車で大月まで行って合流する予定が、私とmayumiさんがおしゃべりしすぎて乗り越し、慌てて下り電車で戻るという一幕があったのですが、今日は無事小淵沢インターでkikoさんと合流できるでしょうか?
あーーー(?_?) (>_<) (^_^;) またまた失敗。ここには書けない事態があり、2泊だというのに重たい荷物を3つも持った私とmayumiさんが走るはめに。でも私の息が続きません。ハーハーヒーヒー (T_T) やっと車に乗り込みました。またまたドタバタ劇で旅が始まりました。
  でも車に乗るとサッとmayumiさんのコンパクトな荷物からコーヒーが出て、私のカラカラの喉を潤してくれました。そして車は中央道を一路小布施へ。
小布施スマートICを出て、お昼を予定している「蔵部」へ直行。30分待ちだったのでその間に町をブラブラ。小布施の町も紅葉がとても綺麗です。この30分で3人の手にはすでにお土産の袋がぶら下がっています。携帯に順番が来たお知らせがあり蔵部へ。ここのお料理は、蔵人が酒造り期間(冬季の 3ヶ月)の泊まりこみに食した「寄り付き料理」で焼き魚定食や本日のお造り定食などですが、お魚は日本海からの新鮮なもので、いつも私はお造りを選びます。ごはんは大きな竈で炊いた白飯か栗おこわ(追加料金)です。いつもは必ず栗おこわにしてもらうのですが、先日栗おこわで夜までお腹がきつかったので、今日は白飯で。

  お食事の後はケーキが食べたいとウロウロしましたが、お休みだったりケーキがなかったりなかなかいいお店が見つからず、そのまま湯田中に向かいます。
湯田中に近づくと飯縄山など高い山はうっすらと雪化粧。紅葉に上にパウダーシュガーをまぶしたようです。
 この旅の一番の目的は明紅さんの書画展です。書画展の会場でもあり、今夜お世話になる宿でもある清風荘さんに着くと、明紅さんご家族が玄関で温かく迎えてくれました。お部屋に荷物を置いて、早速ギャラリーへ。可愛い猫ちゃんを題材にした大作も多く、毎日お出かけの多い明紅さんはいつこの作品に取り組んだのでしょうか、ただただ感心するばかり。

目の保養をした後は清風荘さんご自慢の温泉へ。リンゴが浮かんでおり、いい香りが漂っています。
  夜は美味ししお食事をしながら、そして場所を変え談話室でも楽しいおしゃべりが続きました。10時半になりお部屋に引き上げまた。今日のお部屋も以前泊まった「松の間」です。ここは明治時代からの蔵のお部屋で、二間続きの広いお部屋。一日中おしゃべりしていたせいか、健康的に3人ともそのまま「お休みなさい」と眠りにつきました。

Aug 22, 2011

一気に気温が

 一気に気温が下がりましたね。お買い物に出るときも薄いカーディーガンを羽織るくらい。
それでも八ヶ岳には名残の夏休みを楽しむ方々でいっぱいです。道の駅も、工場見学も凄い人のようです。
生憎のお天気が続いていますが、あるびおんのお客様もワイン作り体験屋根付き馬場での乗馬体験工房工場見学などで楽しんでいらっしゃいます。週半ばからお天気も回復し、気温も上がるようです。
秋の味覚、山梨の味覚である ぶどう も、大粒ぶどうの収穫が始まったようです。ヤトミローザ、種無し巨峰、リザマート(皮ごと食べられる赤いぶどう)等が収穫中です。帰り道に寄ってみてはいかがですか?
大粒ぶどうのブドウ狩り

Aug 17, 2011

馬籠、赤沢自然休養林、奈良井

 今年も中休みの休養は木曽に行ってきました。近いことと、古い町並みを見ていると心落ち着くことかな。昨年は妻籠宿でしたので、今年は馬籠宿に泊まります。20人のお客様のチェックアウトの後、片付けをして、戸締まりをして、中央道で一路中津川ICまで走り、そこから馬籠宿に入りました。お宿は馬籠宿の丁度真ん中にあり、窓を開ければ街ゆく人が見られ、お夕食前のそぞろ歩きも、早朝の人気のないしずかな馬籠宿も楽しめます。

 夕べ降った雨も上がり、坂の多い馬籠の石畳はしっとりと濡れ滑りやすくなっていますが、気持ちの良い朝です。着いた時は暑いと思ったのですが、一雨降ったら急に気温が下がりました。今朝もひんやりした空気の中をあるきます。
      
    
 豊富な水の流れと坂道が馬籠の特長ですね。  まだお部屋で枕を抱えてる二人です。
 朝食の後は赤沢自然休養林に向かいました。国道19号線から細くなったり太くなったりのクネクネ道を山へと入っていきます。森林浴の発祥の地でもあり、樹齢は平均300年といわれるヒノキ、サワラ、ネズコ(クロベ)、アスナロ(ヒバ)、コウヤマキなど木曽五木とも言われる木曽を代表する樹木が美しい林と聞いており、一度訪ねたかった所です。こんな奥地に来る人などいるのかしらと思ったのが大間違い。休養林に着いたら沢山の人が来ていました。早速トロッコ列車の乗車券を買いましたが、次の次の13時の切符でした。ここを流れる渓流は本当に水が澄んでいて、子ども達が楽しそうに遊んでいます。

私たちはトロッコに揺られながら森の風を感じ、沢の流れを眺め、道行く人に手を振ったり振られたり長閑な時間でした。終点の丸山渡停車場で先頭のディーゼル機関車はUターンしますが、客車は停まったままで、乗客が背もたれを移動することで向きが変わる仕掛けです。そこで皆さん降りるのかと思ったのですが、向きを変えたら皆さんまた座ってしまいました。この列車に乗ってまた戻るようです。ここで降りたのは私たちを含め3組だけでした。出発するディーセル車を見送り、冷沢コースを歩きます。初めは使われていない線路を歩き、冷沢峠を超えますが、このあたりは見事なヒノキの林です。

 途中から駒鳥コースへとはいります。清らかに澄んだ流れを見ながら歩いていると、子ども達のように水遊びがしたくなりますし、高くまっすぐに伸びたヒノキを見ると、小淵沢で体験できるツリークライミングをしてみたくなります。気の早い「まるばのき」は紅葉を始めていました。コースの終わり近くで私たちも靴を抜いて流れにつかってみました。水は思っていた以上に冷たく、足先だけ入れていても体の芯まで冷えてきます。泳いでる子ども達って凄いナー。
毎日毎日林の中で暮らしている私たちですが、こうして場所を変えることでまたリフレッシュできるものですね。本当に気持ちの良いウォーキングでした。
 最後は今年も奈良井に寄りました。ここは今の朝ドラ「おひさま」のロケが行われた影響で、今年は凄いにぎわいだったそうです。行きつけの「茶房・松屋」さんのご夫妻もお元気でしたが、夏のお疲れが出ているようでした。でも私たちが最後のお客だったので、のんびりとおしゃべりできて楽しい時間でした。
 1日半の休日でしたが、日常とかけ離れた昔の町並みの中に身を置くことで一気に気分が変わり、一度行ってみたかった赤沢美林のトロッコ列車&ウォーキングで、たっぷりのマイナスイオンと元気をもらいました。
 明日からまた笑顔でお仕事ができそうです。
小さな旅の動画集ができました

Jun 07, 2011

尾瀬 2日目

 健康的に早寝したので何度も目が醒めたものの、トータルでは日常よりたっぷりと休んで快調な朝を迎えました。窓の外では相変わらず岩ツバメが忙しく餌を運び、向こうの枝ではニュウナイスズメの番が新芽を啄んでいます。6時10分前には朝食を摂り、6時40分には東電小屋を出発しました。

 今日は昨日のような青空はなく、薄く雲が広がり、時折太陽が雲を透かして見えるようなお天気です。少し風もあります。でも歩くのには丁度良いくらいで、この時期なのに雨にならないだけでも幸せです。
 今日のコースは東電小屋から見晴十字路(下田代十字路)に向かい、竜宮を通って牛首三叉で昨日の道になり鳩待峠へと戻ります。
と、 分かったように書いていますが、尾瀬の地理もすっかり記憶の底に沈んでいますから、今回はリーダーのKさんの後をついて行くばかり。時折吹く風に帽子がとばされないように気にしつつ(ホルダーは付けてるあのですが)、お花を見たり写真を撮ったりしながら歩きます。でも今回の尾瀬で感じたのは、木道は新しい木の所も多く立派で一段と地面より高くなっています。
景色に見とれたり、カメラに夢中になって、一歩踏み外したら結構危険な高さの所も多いです。年と共にバランス感覚も悪くなり、何かしながら歩くとよろけたりしますので、なるべく両手を開けてしっかりと歩いたほうが安全です。

木道の間は暖かいのか、水芭蕉もリュウキンカもかたまって咲いています。
見晴十字路は山小屋が何軒もありますが、ここは通過。次の竜宮小屋でコーヒータイム。
 竜宮は「竜宮の不思議」に書いてあるように伏流水となっています。ここへ潜ったらイワナやイモリやカエルが竜宮城で接待してくれるでしょうか?私は20数年ぶりの尾瀬ですっかり浦島花子となっています。

           上の竜宮                    下の竜宮
 竜宮の入り口・出口(写真上)を覗いたり、大堀川のビューポイントで写真を撮ったり・・・今日は昨日より速いピッチで歩きましょうという朝の目標はだんだん崩れつつあります。曇り空も段々明るくなりつつありますが、それでも至仏山も燧ケ岳も霞んでいます。それも又良しです。

         大堀川のビューポイント            下の大堀川
             
                    やっぱりここでは記念写真を
  最後の休憩を山の鼻のビジターセンターでとって、これから鳩待峠までの登りです。登りは後だと追いつくのに大変なので、先頭について歩きます。そのお陰か、思っていたよりは大変ではなく、1時間で鳩待峠に到着しました。途中で連絡したタクシーも待っていて、直ぐに戸倉の駐車場へ。ここで登山靴を脱いだらすっきり。タクシーの運転手さんに紹介された温泉と食事ができるところで汗を流し、お昼を済ませました。温泉は早くてまだぬるかったのですが、それでも汗を流せたのでさっぱりしました。八ヶ岳までの車中はおしゃべりに花が咲きましたが、運転手さんはガイドに続き運転で、本当にご苦労様でした。
 尾瀬の歴史は水利権とダム建設計画にたいする自然保護との戦いだったように思います。こんな素晴らしい尾瀬ヶ原がダムとして沈まなくて本当に良かったと思うと共に、原発事故の後にここを訪れ、今後東電の保有、維持管理の問題などが浮上しています。でもどのようなことがあっても、先人達が守り抜いてきた尾瀬の自然をこれからも守って欲しいと願います。

Jun 06, 2011

尾瀬 1日目

 今日から1泊でボランティア仲間とその知り合いの方々と尾瀬へ。20数年ぶりの尾瀬はどんな風に変わっているでしょう?
 午前7時に原村のkさん宅に集合し、総勢8名でいざ出発!10時30分に戸倉に到着。ここで身支度を整えバスで鳩待峠へ。11時10分に鳩待峠に着き、ここで早めのお昼を食べます。山のごはんですが、ここでもみんなのザックから色々なお料理が出てきて、豪勢なお昼です。

             
 残雪の至仏山も麓は新緑の木々に囲まれ、登山者を待ち受けているようです。
 10時40分に歩きはじめ、鳩待峠からは下る一方。雪が道に残っていると思っていたのですが、すっかりと消えています。両側にはエンレイソウやオオバノキスミレ(初めて見る花 写真左)、ユキザサ、イワナシ(初めて見る花  写真右)、シラネアオイ、アズマイチゲなどが咲いていますが、初めて水芭蕉が現れるとやはり尾瀬に来たと感じますね。
1時間10分で山の鼻のビジターセンターに到着。トイレと休憩です。

ここはとても賑やかで、これからいよいよ木道も人がいっぱいかなーと心配に。でも歩き始めるとそれ程の事はなく、思っていた以上にしずかな尾瀬沼です。
 次は牛首三又を目指して歩きます。上田代は池塘も多く、風のない穏やかな今日は水面に青い空と雲そして燧ケ岳を写しています。水芭蕉やリュウキンカも水面にその姿を写しています。

 牛首三又で左方向へ曲がり、 ヨッピ橋〜東電小屋へと目指します。この木道に入ってからは益々人が少なくなり、木道から池塘の中のイモリやオタマジャクシを覗いたり、川の中のイワナを探したりのんびりと歩きました。 聞こえてくる





のはカエルの合唱とカッコウやメボソムシクイの声、川の流れなどだけ。水が少ないところにはショウジョウバカマが可愛い花火のようなピンクの花を付けて咲いています。この花も雪解けと共に咲く花ですね。行く手の燧ケ岳は段々近くなり、ふり向けば至仏山は遠くになってきました。

  やがてヨッピ川にかかる吊り橋・ヨッピ橋に到着。この橋は、昭和2年に只見川の水質や降水量を調査するため東電小屋が建てられた時にかけられ、そして昭和57年に鉄骨製となったそうです。冬には橋にかかる雪の重さを避けるために木製の踏み板をすべて外すそうです。
 橋を渡り水芭蕉やリュウキンカ、ショウジョウバカマの咲く湿原を歩くと、前方に今夜の宿泊地・東電小屋が見えてきます。

 山小屋泊も鳳凰三山以来ですが、東電小屋はもう山小屋とは思えない設備でビックリ。青い畳と厚い清潔なお布団、お風呂にお食事も里の宿と変わりません。20数年前の記憶では湿った薄い布団と、冷凍を解凍しただけのコロッケ、紅い縁のハムが印象に残っています。
早速お風呂で汗を流し、まだ明るいのでもう一度外に出て散歩をして、美味しく温かなお夕食を頂きました。

Mar 05, 2011

トルコ雑記帳 ただ今の記 

昨日の夜、小淵沢に戻りゆくりと休みました。大きなトランクもまだ開いていません。

 ドタバタ劇から始まったトルコ旅行でしたが、本当に充実した楽しい旅行でした。ツアーのメンバーも学旅らしき若者から私たちより上の方までいらっしゃいました。でもそれぞれがご自分らしい楽しみ方をしてるようでいながら、ツアーとしてはまとまりよく、オシャレでテキパキ行動し、独特な日本語を流暢に操るガイドさんと、その影で目立たないように気を利かす添乗員さんのお陰で、私たちはトルコを充分堪能できました。ここでは何をすべきか、ここでは何が美味しいか的確に案内し、移動中はトルコや日本にまつわる話を聞かせ、いかに日本人にトルコを好きになってもらうか、そしてトルコがどんなに楽しい国か知ってもらいたと言うトルコ人ガイドさんの気持ちが、毎日のオシャレにも繋がっているようです。こうして冬期に日本人ツアーがトルコを訪れることが、トルコの経済にもとても役立っているということです。
 私もこの時期に行くことにためらいがありましたが、仕事柄この時期しか行けないので参加しましたが、ツアー料金はこの時期安いし、気候は思っていたほど寒くなく、絨毯や革製品などの高級品もバザールのお手頃品もこの時期ならではの割引があり、とってもお得感がありました。

 ホテルはすべて5つ星でしたが、地方では5つ星と言っても・・・と思っていたのですが、どこも設備良く、水圧も高く、毎日バスタブにたっぷりのお湯を張って疲れを癒していました。ただどのホテルもスリッパは付いていませんでしたので、持っていって助かりました。
 またトイレですが、こちらも大体公衆トイレではトルコ式と洋式があり、トイレットペーパーやハンドペーパーが付いています。そして中に水口のあるものは、便器の外にある蛇口を回すとお水がウォシュレットのように出てくるそうです。ただホテルでも日本のように温かな便座、温かなお湯の出るウォシュレットは見かけませんでした。

 そして言葉ですが、日本語を話せるトルコ人が多く、また日本語を覚えたいらしく、ホテルの従業員さんも片言の日本語で話しかけてきます。何語だか分からなかったら日本語で話していたらしく、私たちが理解できないでいると「日本語わからないなんて日本人と思えない」と言われてしまいました。(笑) 

 次に食べ物ですが、意外とシンプルな味付けで、バザールには多くの香辛料が売っていますが、私たちが口にしたお料理はそれ程香辛料を使ってはいなかったようです。日本人向きにしてあるのかも知れません。冬期にもかかわらずフレッシュな果物と野菜が豊富で、とてもヘルシーです。
ヨーグルトはブルガリアが有名ですが、トルコからブルガリアへ渡ったもののようで、ヨーグルトもクリーミーだったり、チーズのように堅さのあるものだったり、どれも美味しくいただきました。
同様にチーズも種類が多く、朝のバイキングでも沢山並びます。時に塩気の多いものもあったりしますが、匂いや味はさっぱりのフレッシュ系が多かったように思います。
お肉ですが焼肉料理がケバブと総称されるようで、挽肉を固めたものはキョフテと呼ぶようです。豚は食べないので羊か牛です。羊が苦手な人にはちょっと辛いかも知れませんが、塩味のヨーグルトドリンク・アイランと一緒にいただくと不思議と羊の匂いが気にならなくなります。郷に入っては郷に従え・・・です、是非アイランと共に食してみてください。

 憧れの国トルコは、私の期待を裏切らないで迎えてくれました。 もしまたトルコに行く機会があったなら、今度はイスタンブールでのんびりモスク巡りをして、トルコ料理の食べ歩きをしたいです。
いずれ沢山の写真を整理してアルバムをアップしたいと思います。

 旅日記は移動のバスの中や、空港での時間を利用して得意でない携帯でつづったものです。間違った記載や変な言葉もあるかも知れません。でもこうして帰ってきてからつづったものとは違い、その時々の私の気持ち、感想そのままです。こうして残せたのもサポートしてくださった大紀君パパのお陰です。ありがとうございました。
そしてお付き合い下さった皆さまのおかげで書き続けることができました。
本当に皆さまありがとうございました。

長年、私の憧れたモスクの写真です。

    ブルーモスクの内部        アヤソフィアの長い間世界一を誇った大ドーム

Mar 03, 2011

トルコ旅日記 8日目 3月2日 『イスタンブール2日目』

 朝から今にも降りだしそうなので、オプションの「ボスフォラス海峡クルーズ」に参加するか迷っていましたが、明るくなってきたので行くことにしました。

 クルーズの前にリュステムパシャモスクに行きました。 バスを降りると、まるでかっぱ橋のように、沢山の業務用調理道具屋さんの間を通り抜け、そこにモスクがありました。
このようにモスクのすぐ回りにお店があるのも珍しいことです。このモスクは小さなモスクですが装飾が美しく、小さいだけに近くでタイルやモザイクなどが見られました。
バスに戻る途中、ドルネケバブ(吊るし焼きのお肉を削いでバンなどに挟んで食べる)屋さんがあり、ガイドさんの計らいで、買うことが出来、船の中でいただきました。
船に乗りこみ、デッキの風は冷たいのですが、キャビンは貸し切りなのでゆったり快適です。チャイとケバブが美味しい!

 海からのイスタンブールも美しく、行き交う船も多く交易の街イスタンブールです。

 午後はトプカピ宮殿です。大きな宝石、財宝、秘宝がいっぱいで目がくらくら。
庭には綺麗な鳥が飛び交っています。主人はそちらに忙しいようです。

では・・・。