八ヶ岳 「ペンションあるびおん」の日々 : カテゴリー : ボランティア

カテゴリー : ボランティア

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May 19, 2010

ラベンダーの挿し木

 ポチポチと雨を感じる中、諏訪中央病院へ向かいました。着くと雨は止んでいて、10時半まではお庭のお手入れをしました。
10時半からは、講師を招いて「ランベンダーの挿し木方」を教わります。
病院の庭に沢山植えてあるラベンダーは大夫株が大きくなっています。それを「挿し木」で苗を作り、再生させようというのです。ここは病院の庭。古くなった株を抜いて、新しい株を買って植えるのではなく、命を続けていくこともテーマの一つです。今日はみんなでラベンダーの命を繋ぐ日です。

  新芽を摘んで、鋭利なハサミで茎を斜めにカットする。上の葉も少しカットして蒸散を防ぐ。

 挿し芽用用土をトレイに入れて、水揚げした新芽に発根剤を付けながら挿していく。

 土は軽く、まだ水を含んでいないので、細かな目のジョウロで少しずつ静かに何度かに分けて水を掛けます。後は半日陰で、土を乾かさないように管理するだけです。
今日は16本入るトレイを20枚作りましたので、320株。これからそれぞれの家に持って帰って育てます。成功率は何パ-センとかな?何株が病院の庭に帰ってくることができるでしょう?
それにしても、こんな小さな挿し木はいつになったら花が咲くのでしょう?
これが終わって、持ち寄りランチです。今日も豪華なランチを頂きました。
       
 mayumiさんとお買いものしながら帰り、小淵沢のアウトレット近くにあるという今日の講師・板村さんの温室を訪ねました。「SOMEDAY」さんというお花と野菜の苗やさんです。温室の中には沢山の挿し木があり、早くに挿したものは小さな花を付けています。先ほどの私の疑問に温室の苗たちが答えてくれました。さー私も枯らさないよう頑張らなくちゃ!!

Apr 21, 2010

花踊る諏訪中央病院の庭

  今日は気持ちよく晴れて、病院の庭仕事も気持ちよく楽しいです。ヒヤシンス、ムスカリ、チューリップが春らしく庭で元気よく踊っています。こんな姿を見たら、患者さんも元気が出るのではないでしょうか。
これから暖かくなって、多くの方にお散歩や日光浴を楽しんで欲しいです。
諏訪中央病院の庭は、車いすでも出られるように舗装された通路です。今日も車いすでお散歩や桜をを楽しんでいらっしゃいました。
今日の花のアルバムはこちらから

Apr 07, 2010

話題は御柱

 今日はグリーンボランティア。出がけにポチポチと降ってきた雨は、エコーラインまで行くとザンザ降りになり、霧も濃く対向車も近くに来るまで見えない状態です。
それでも病院に着くと7,8人の人が来ていて、庭にある「陽なたぼっこ」の中でおしゃべりしていました。外は気温も低く、雨も降って作業が出来る状態ではありません。
「陽なたぼっこ」は患者さんが風や雨を避けて、ゆっくりと庭を眺められる様にと、ボランティアの男性陣で建てた、ガラス窓で囲まれた木造の東屋です。普段、私たちが使うことは余りありませんが、今日のような時はとても便利です。
 今日の話題は勿論御柱。私とMさんは小淵沢で御柱の地域ではありませんが、他の方はみんな茅野、諏訪地域に住んでいます。でもほとんどよそから諏訪に移ってきた方々ですが、やはり御柱祭には燃えているようです。ひとしきりこの話題で盛り上がり、その後、今後予定を話し早めのランチ。なんだか今日は食べるために来たみたいです。(笑)
 院長先生が院長室からこちらを見ていらっしゃいます。私たちが手を振り、手招きをすると、冷たい雨の中半袖の白衣のまま「陽なたぼっこ」にいらして、一緒にランチを召し上がりました。
今日はこれで解散でした。

Mar 17, 2010

平方先生のお別れ会

 今月までは諏訪中のグリーンボラティアも、月1回の勉強会が中心。
今日はボランティアの皆さんからも、勿論患者さん、そのご家族からも絶大な人気のある緩和ケア・血液内科の平方 眞先生の講演です。そしてのその後は平方先生のお別れ会です。
平方先生は、16年間諏訪中央病院に在籍され、諏訪中央病院の緩和ケア開設からかかわり、緩和ケア病棟、訪問緩和ケア、血液内科を身を粉にして働き続け、鎌田先生の影で支えた続けた先生です。私の母を緩和ケア病棟で看取ってくださり、それからも娘のお世話になった保育園の先生も、そしてお仲人さんも、みんな人生の最後を平方先生に託して、穏やかに終末を迎えました。そして病院の庭に関心を持って下さり、ボランティアのイベントにも必ず顔を出してくださる先生でした。
ですから昨年4月に長野市の愛和病院に副院長として移られるときも、ボランティアのみんなはガックリとしたのですが、それからもご自分の患者さんのために、週一回水曜日に、100km離れた長野市から諏訪中に通い外来を続けて来られました。でもこの度病院の方針により、今月いっぱいでその外来も終わりです。85名いる患者さんの多くは100km離れている先生の病院へと行けない方がほとんどです。血液内科という特殊な科ですから、患者さんがどれだけ困るでしょう。患者さんが困ることは、平方先生の本意ではありませんが、若手を育てたいという病院の方針なのですから仕方ありません。最後の外来で泣いている患者さんも沢山居るようです。
今日の勉強会にも今のボランティアの人だけでなく、昔お世話になった方など50名も集まり、先生もビックリしていました。そしてお忙しい中、今日の私たちへの講演のためにも沢山の資料を用意して下ったのも平方先生ならです。
私の心にもぽっかりと穴が空いています。でも、今日のお話を聞いて、先生はいい流れに乗って愛和病院へ行かれたのだと信じたいです。そしてこれから長野に留まらずに全国に緩和ケアの重要性、緩和ケアのノウハウ、緩和ケアの連携を広めてくださる先生だと信じています。癌にかかわる医者は緩和ケアを取得しなければならないと法律が決めた今も、充分な緩和ケアを受けられずに、苦しみながら終末を迎えた話を良く耳にします。
全国どこの病院にかかっても、平方先生が実践しているような緩和ケアが受けられるようになるのが理想です。
大きく羽ばたく先生を拍手でお送りしました。

Feb 16, 2010

勉強会

 今日はボランティアの勉強会。緩和ケアの原先生のお話です。
今日のお話の中で、最期の時のために、普段から自分のなにが大切か整理しておくことが必要なのではと言うお話があり、でもなかなかそれは整理できないもの。それでいかのような方法で絞っていく方法もあるという例です。
目に見えるもので大切な3つのもの
もっと大切な人3人
習い事、習慣で大切なもの3つ
目に見えないもので大切な3つのもの
これら12コの中から余命6ヶ月と言われたら6コに絞り、余命3ヶ月と言われたら6コの中から3コに絞り、余命2週間と言われたら1コに絞る・・・そうです。
 さてこれを読んでくださっている皆さんはどんなものを、どんな人を選ぶのでしょうか?
でもその12コさえも、日々変化しそうだなー。
帰りに仕込んだハムをTさんのお宅まで持っていきました。明日薫製にかけるからです。
富士見と原村が雨氷がつくかつかないかの境目で、どんより曇った今日は、先日のような輝きはなくモノクロの世界でした。

Jan 20, 2010

勉強会

 冬の間、月1回になるボランティアの集まりですが、春からのことを話し合ったり、勉強会をしたりします。今日は東洋医学科部長・長坂先生のお話で、健康で長生きとインフルエンザのお話でした。
長生きのためには先生のお話では血圧は低ければ低いほど良く、正常値ギリギリだからとお薬を嫌ってコントロールしないより、早めにコントロールした方が良いそうです。私の回りでも、できるだけお薬は飲みたくないと、ギリギリで頑張って(?)いる人沢山います。
そして活性酸素を体内で作らない生活すること。綺麗で酸素の薄い空気の中で暮らすことは、それだけでも良いことで、ここ八ヶ岳で暮らせることは幸せです。ストレスも活性酸素を作る大きな要因で、今の世の中では一番取り除きにくい原因かも知れませんね。今日の面白話では女性のストレスの原因は80%が夫であり、65才以上の方に「一番大切なものは」というアンケートでは、男性は80%が「妻」で、女性は「夫」と答えたのが10%だとか。ちょっと男性には気の毒な結果です。
でも、私が最近年金暮らしの人に聞いた話では、「二人でいるから年金で暮らせるけれど、一人になって年金が半分になったら生活できない」という話です。
そうなると活性酸素を生み出すストレスが無い関係を保ち(ここが難しいけれど)、仲良く二人で暮らす老後が理想かも知れませんね。
 診療にお忙しい先生ですから、持ち寄りランチを食べながらの、お昼休みを使った勉強会でした。庭で作ったパエリヤに持ち寄り炊き込みご飯、煮物、漬け物、サラダ、ミネストローネ、ケーキ、フルーツポンチ、苺にみかんと盛り沢山で、今日も豪華なランチでした。

Dec 28, 2009

お餅つき

 例年のごとくボランティアのお仲間のお家でお餅つき。
お客様をお見送りしてから駆け付けると、すでにせいろからは湯気が上がっているし、テーブルの上には出来上 がったのしもちも沢山並べられていました。「次につくのはSさんと市川さんの分よ」と言われて、一寸つくまねごとをしました。先日お料理教室でついた杵より重たくて・・・私は返し役。後は男性陣が ついてくれたのを伸すだけ。温かかくて伸す作業は気持ちいいです。

全部打ち終わったら、これも恒例の昼食会。つきたてのお餅や持ち寄りのお料理を頂きます。


 このお家のお餅つきは、いつも留学生の方や研修生の方が来て、国際色豊かなお餅つきです。今年は南アフリカからプロのサーファーの方(奥様は日本人)も いらしていて、雪は今回初めての見たとか。途中からまた雪が降り出し、中はホカホカ、外はしんしん。
一段落したら自己紹介ですが、今年は他己紹介。お隣が他国の方は大変です。私は両隣がボランティアのかただったので一安心。でもこの他己紹介はお互いのこと聞きあい、親睦が深まり、言葉の壁も乗り越え、中々良いものですね。南アフリカ、アメリカ、インドネシア、タイの方々は日本語で話す良い機会です。そうそうお食事も宗教によって食べられないお肉があります。でも私たちの質問にも快く答えてくださり、楽しい国際交流餅つき大会(勝手に命名)でした。


Dec 09, 2009

上条食堂 お疲れ様&歓迎会

 今日のボランティアは、作業1時間半、あとは10年前の最初からボランティアを支えてくださった病院職員の方の退職祝いとボランティア入会歓迎会です。
病院事務の忙しい合間を縫って、ボランティアの日には必ず庭に出てきて、いつも優しい笑顔でサポートしてくださったのです。ボランティアと病院との貴重な架け橋役でした。
 今日の作業は枝の剪定や、立ち枯れたススキや萩など刈り取って、冬を迎える庭がスッキリとしました。最後に堆肥作りの木枠の中に入って踏み固めました。ハーブも沢山入っているので、踏む度に良い香りが立ち上がってきます。やがていい堆肥になりますように。
 さて諏訪中央病院から5分ほどのところにある「上条食堂」に乗り合いで向かいます。鎌田先生の本の中にでてくるので、名前は知っていますが、行くのは今日が初めて。駐車場で車を降りると看板はあるのですが「どこがお店?」「そこだよ」と指さされたお店を見ると、一寸お肉屋さんらしい佇まいを感じるものの、ここがお店?という感じ。よく見ると奥でお肉を切っているようです。さて「食堂」というのですが入り口が分かりません。また「向こうから」といわれて大きな玄関に入ると、スリッパが50足くらい並んでいて、ヒンヤリした廊下を通って大きな暖かなお部屋に通されました。でもあそこです指さされただけで、お部屋に案内をされたわけではありません。なんだか古い公民館にでも来たようです。長ーーいテーブルにガスコロンが等間隔に5,6個並んでします。各自の前には小さな小皿と、タマゴの入った小鉢と、お湯のみ位です。
さて、今日私たちはここに何を食べに来たのでしょう?タマゴがあるからすき焼きを連想した方は多いと思います。でも今日は馬肉のすき焼きと馬刺しを食べに来たのです。
 お料理が運ばれるまでに、退職のお祝いと今までのお礼の言葉など挨拶があり、退職後はグリーンボランティアに入ってくださるというので、歓迎の言葉も多くありました。
ガスに火が付けられ、お肉やおネギ、白滝などお鍋に入れてすき焼きのはじまり。厚切りの馬刺しも柔らかく、霜降りでおいしいおさしみでした。
 お料理もポンポンと事務的に運ばれ、愛想もおお世辞も全くないお店ですが、茅野では数十年前からある有名なお店で、大きなお座敷もいく部屋かあり、御柱祭のあとの打ち上げや、小津安二郎記念蓼科高原映画祭の夜はここで監督さん、映画ファン、スタッフが一堂に会し、名物の馬肉のすき焼きをつつきながら、いろいろな話に花を咲かせるところだそうです。鎌田先生御用達のお店でもあります。鎌田先生の本にもブログにもでてきます。
来年はまた御柱祭の年が巡ってきます。でもこのお店は来年2月で閉店するそうです。ですからもうここで御柱祭の打ち上げをすることもないのでしょう。映画祭の監督居酒屋がここで開かれることもないでしょう。カメラを忘れて一寸残念。

Oct 28, 2009

Jack-o'-Lantern ジャック・オ・ランターン

 とても良く晴れて、お客様と主人はおにぎりのお弁当を持って、早朝から野鳥撮影に出かけました。
私は諏訪中央病院のJack-o'-Lantern ジャック・オ・ランターン作り。ランチ用に雑穀スープを持って、カッコーのみっちゃがボラティアの方にどうぞと持たせてくれた「みっちゃんパン」を持って(こんなボラティア協力も大歓迎)、一路諏訪中へ。鉢巻き道路は赤や黄色がどこまでも続き、めくるめく景色に今日もまたまた感動。20年みていても、自然は全く同じ事は一度と無く、いつも新鮮な感動を与えてくれます。
病院の庭にはすでに大きなカボチャ、小さなカボチャ、夕顔やヘチマまで並んでします。今年はリハビリ室の前で、患者さんや外来の方を交えてジャック・オ・ランターン作りです。
良い陽気で、日向は暑いくらい。患者さんに顔だけ描いていただいたり、実際に彫っていただいたりもします。
院長の濱口先生も大きな堅いカボチャに取り組んでいらっしゃいます。さて、私も大きなカボチャに取りかかります。まずは頭を花形にくり抜いて、お玉で種やわたを掻き出します。これが結構大変。バケツいっぱい出てきます。それが終わったら目や鼻、口をくり抜いたり、耳を付けたり開けたりします。私は耳も花形にくり抜き、口には歯を5本付けました。周りでみんな大きなカボチャと格闘しています。
       
一つが終わり、まだ彫っていないのあり、2つめに挑戦。こちらはいびつで、横向きでヘタが真横に来ています。そこでヘタを顔の中心とすることにして、後頭部をくり抜いて中身を掻き出します。でもなんとこの中には沢山の虫がピョンピョン跳んでいます。カボチャによくはいるウジのような虫です。ぐっと堪えて、ゴム手袋をしている私が掻き出します。(泣く) そしてヘタをくり抜いてKさんの案でおもちゃカボチャを埋めて鼻にしました。ついでにと私が頭をくり抜いてここにも中をくり抜いたおもちゃカボチャを立てました。これを観て誰かが仏像の「螺髪(らほつ)」みたいですって。
      
 回りも次々素敵なジャック・オ・ランターンが出来上がってきました。結構一生懸命で彫ったのでお腹も空いて来ました。そろそろお昼です。2個彫って私はお昼の準備に。その間に他の方々の手で出来たジャック・オ・ランターンは庭のあちらこちらに飾られました。 さー皆さんお昼ですよ。今日は真っ赤な紅葉の下のランチです。
              
 お昼の後は大きな夕顔を彫ったり、色々なところにおかれたジャック・オ・ランターンに飾り付けをしたりしました。それはアルバムでご覧下さい。

Oct 07, 2009

ボランティア&ランチ

 今日もまた雨のボランティア日。でもバーザーが近いからか、皆さん室内での作業もあろうかとかなりの人が集まってきました。自主性を重んじるボランティアで、強制されることは何もなのでですが、必要と思えばこうして雨でも台風が近づいていても集まるのが素晴らしいところです。
あれ?お一人若き男性が!これでまた平均年齢が下がるかしら・・・と思う間もなく、岡山から見学にいらした園芸療法士さんでした。残念!
 今日は室内でハーブティーの袋詰め作業。バザーで売る品作りです。良い香り。
作業の後は、先ほどの園芸療法士さんとの懇談会。リハビリ病院で、園芸療法をしていらっしゃる方で、患者さんとお米や野菜を作っているそうです。作って、食べるところまでするそうですが、途中で退院する患者さんは土嚢で作っている野菜を袋ごと持って帰り(病院でお家まで届けるそうです)、家で育て、通院するときに成長報告をするそうです。淡路島にはこの様な園芸療法士さんの学校があり、とても素晴らしい学校で、もし私がもう少し若かったら入学したい学校なのですが、この方もやはりそこの学校を卒業した方だそうです。お茶をいただきながらの懇談会も12時には終わり、今日は解散です。今日は台風が近づいていることもあってか、皆さんそうそうにお家に帰るつもりでか、誰も持ち寄りランチを持ってきませんでした。全く連絡しあったわけでもないのに、こんな事も初めてです。そしてmayumiさんと私もこんな事とは知らず、偶然今日は帰りにランチの約束があって、何も持ってきませんでした。お客様には、いつも持ち寄りランチを召し上がっていただけないのが残念でしが。
 そして帰りにカントリーキッチンでランチ。

「野菜ゴロゴロのカレー」コーヒー付き   『期間限定』「マグロのレアステーキ丼」デザート付き 
共に1200円とはお値打ちです。ついついおしゃべりも弾んで、気づけば2時。お隣のベーカリーで昨日も買ったのに、またくるみレーズンパンを買ってしましました。また焼きたてのイイ匂い!