ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

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上諏訪

上社御柱と本宮の今 2016年(平成28年)御柱祭

さて、今年は諏訪・御柱祭の年です。私たちが御柱祭に参加したり、見たりするようになって3回目の御柱祭です。7年ごとなので、そう何回も見る事は出来ません。だからかお隣の県の事なのですが、何故か心沸き立ってくるのです。
この日は丁度親戚も来ていたので、御柱祭の準備の様子を見に、上諏訪~下諏訪を回ってきました。

御柱出発の地でその時を待つ御柱

御柱出発の地でその時を待つ御柱

先ずは原村の「御柱出発の地」へ。ここには26日(土)に辰野から上社8本の御柱が運ばれているはずです。
いつもは余り車も通らない静かなところが、月曜日というのになんと車や人の多い事か。流石御柱祭!
ここでは、今日は元綱を支える綱を付けていました。この大きな御柱を引くためには、藤蔓の根を何本も使って、硬い根をたたいて、綱打ちという大変な作業から始まります。でも今はその材料を集める事も困難な地区も有り、いろいろ工夫をしているようです。原村・泉野地区はこの伝統を守り、今も藤蔓で綱打ちを行っているようで、唯一本宮に奉納されます。
でも4月2日に山出しが始まるのですが、まだめどでこも綱も付いていないのがほとんど。これから急ピッチだ作業するのでしょうか?そういえば前回は雪降る中で3月29日頃その作業が行われていました。

この後上諏訪・本宮へ。ここは背後にある守屋山そのものがご神体で、本殿を持たない神社です。前回少し曳かせてもらったり、木落を見た御柱がまだ立っています。これをいつ抜くのでしょか。お役目を終えた御柱はお札になったり、何処かに展示されたりするそうです。7年間雨風に晒されて、ご苦労さまでした。

  • 上社 本宮

    上社 本宮

  • 上社 本宮

    上社 本宮

  • メド梃子(メドデコ)

    メド梃子(メドデコ)

  • 藤蔓で綱打ちをした綱

    伝統を守り、藤蔓で綱打ちをした綱が奉納されていました。

  • お疲れ様でしたの御柱

    お疲れ様でしたの御柱

  • 右が樹齢1000年の大欅(ケヤキ)左が御柱

    右が樹齢1000年の大欅(ケヤキ)左が御柱




御柱祭の日程と過去から現在までのレポート

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伊藤近代美術館(上諏訪)

「横笛」こと伊藤酒造

「横笛」こと伊藤酒造

伊藤近代美術館は昭和47年、郷里諏訪湖の畔に開館。その後昭和61年に富士見高原に移転。そしてまた平成20年に諏訪市に移転。
今日は主人が雨も降っているし、移転した「伊藤近代美術館」に行ってみようと言い出し、午後から行ってきました。

今度の移転先は、上諏訪の酒蔵街道にある「横笛」さんの隣です。入り口には、来館者はお隣「横笛」さんに行くように書かれています。
私は原村にあるころに行って、伊藤深水さんの作品が展示されているので「伊藤近代美術館」というのだとばかりおもっていたので、なぜここに?なぜ「横笛」さんが管理?と思ったのですが、それは私の大きな勘違い。この美術館は伊東酒造(横笛)さんの創業者伊東充の収集した約330点の日本画と彫刻を展示する美術館だったですね。これでここへ帰ってきた事になるのですね。


伊藤近代美術館入り口

お店の方が電気をつけたり、エアコンもつけてくれたりして、美術館の建物についても説明してくださいました。大正時代の古民家やみそ蔵、本屋さんを改修して美術館にしたそうで、閲覧順も入り口から急な階段で2階に上がり、奥の階段を下がって、中庭を眺めながら奥の味噌蔵に行きます。それがまた面白いです。本屋さんだった入り口の建物では、普通の民家に飾られた絵画のように展示されており、中間の建物には伊藤深水をはじめとした日本画のコレクションが飾られており、奥の広々した味噌蔵に行くと大きな絵が飾られています。今はヨーロッパの町並みを描いたシルクスクリーン版画絵が多く飾られていました。展示は時々変わるようなので、近くに行った折には寄ってみようかと思います。なぜか心落ち着く空間なのです。

そうそう、「横笛」さんでお酒を買うと、入館料800円が500円になりますよ。車でなければ試飲もできます。


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