ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

TEL.0551-36-4166

 E-Mail.p-albion@p-albion.jp

〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1157

ムネアカルリノジコ

カナダの旅4 ロッキー 野生動物のとの出会い

川端 雅章さんと行く、カナダグランドツアー3日目

6月1日(水)ラクルジューンリゾート~ジャスパー 移動距離 約483km
  1. 07:30 朝食: ホテルにて
  2. 08:30 ホテル発、州道5号線で一路カナディアンロッキーのJapserへ。
    昼食: 途中Blue Riverの町で
    Tete-Jaune CacheでYellowhead Hwy(州道16号線)に乗り、
    ジャスパーの町へ。
    途中ジャスパー国立公園最高峰のMt. Robsonの氷河を戴いた姿が
    見られるでしょう。
  3. 18:00 ジャスパーの宿に到着。
  4. ホテルチェックイン後直ぐにMaligne Lakeまで野生動物を見に行く事に
  5. 20:00 Maligne Lake発 ジャスパーに戻る
  6. 22:00 夕食 ジャスパーの町のパブレストランで
  7. 宿泊: Athabasca Hotel

この旅日記は只今更新中です。初めからご覧になりたい方は こちらからご覧ください。

写真はすべてクリックするとおおきくなります。 

朝は7時30分にホテルで朝食後、8時30分ホテル出発。今日のジャスパーまでの移動距離は約483kmと長いものの、川端さんは昨日行ったカムループスの湿原の探鳥と岩山でのBighorn Sheepとの出会いのチャンスを与えてくれた。娘が昨日ホテルにいて、Bighorn Sheep見ていない事への配慮が嬉しい。
真っ青な空の下、ムネアカルリノジコのブルーやシマキバドリのVネックが映えています。

  • ムネアカルリノジコ

    ムネアカルリノジコ
    学名:Passerina amoena
    英名:Lazuli Bunting
    科名:スズメ目フウキンチョウ科

  • ニシマキバドリ
    学名:Sturnella neglecta
    英名:Western Meadowlark
    科名: スズメ目ムクドリモドキ科

湿原での探鳥の後、岩山周辺を走るも今日はオオツノヒツジの姿を見つける事が出来ませんでした。何処へ行ったのかなー?おーーいオオツノヒツジ君!!

  • カメラを持って撮影モードだけど・・・

  • kamloops

    この岩山の何処かにいるのか、また湿原へお出かけなのでしょうか?

さて、カムループスを出発して一路ジャスパーへ。Blue Riverを経てTete-Jaune CacheでイエローナイフヘッドハイウェイYellowhead Hwy(州道16号線)に乗り、ジャスパーの町へ。
段々険しい雪山が見えてきて、目の前に高い山がドーンとそびえ立ち、これがジャスパー国立公園最高峰のMt. Robson。カナディアンロッキーの最高峰でもあり標高3954m。
幾重にも重なった地層に雪が積もった様子から、先住民には「らせん状の道がついた山」と呼ばれていたそうです。

  • ロブソン山

    ロブソン山 
    Mt. Robson
    標高3954m

  • ジャスパーの山

    この山の名前はわかりません。

  • 動画でもドライブの様子をご覧ください。

やはり今日の移動は長い。やっとジャスパーについて取りあえず18時過ぎにThe Athabasca Hotelにチェックインをして、お部屋には行かずにそのまま野生動物を探しにMaligne Lakeまで行く事に。これほど走って、まだ野生動物を探しに行くという川端さんの体力とサービス精神に頭が下がる。勿論私たちは嬉しい!!

走って程なくすると車が止まっているので後ろに付くと、そこにはエルクが。アメリカアカシカまたはワピチともいい、雄は体重300kg程度もあり、肩の高さ1.5m、全長2.4m程度だそう。八ヶ岳で見る鹿よりずっと大きいです。このエルクもかなり大きく角を持っていましたが、まだ生え替わッたばかりか、柔らかそうな角でした。

  • アメリカアカシカ

    アメリカアカシカまたはワピチともいう。

メディスン湖(Medicine Lake) の湖畔を走りマリン湖(Maligne Lake)までの途中では、大規模な山火事の後も見られ、焼けただれた木々とそこから透けてみる岩山の景色に山火事を想像すると恐ろしくなります。

  • メディスン湖畔の山火事のあと

    メディスン湖畔の山火事のあと。でも木が再生し始めています。

  • メディスン湖Medicine Lakeの対岸も山火事の跡

ミュールジカ
学名:Odocoileus hemionus
英名:Mule deer
属:オジロジカ属

あっ、可愛い鹿がいました。これはミュールジカMule deerの雌です。オジロジカ属の中では大きい方でローッキー付近に分布する。オジロジカとの違いは尾の先端が黒い事。


  • ミュールジカ

    ミュールジカ

  • ミュールジカの尻尾は先端が黒い

    ミュールジカの尻尾は先端が黒い

夕暮れの7時8時とは思えない明るさの中のドライブですが、こんなに遠くまで走るとは思いませんでした。途中も綺麗でしたが、到着したマリン湖の素晴らしさ。8時近くですが、周りの山々の頂きの雪が少し赤みを増し、湖畔が少し暗くなってきました。さて、到着したマリン湖(Maligne Lake)は、カナディアンロッキーの自然湖の中では一番面積が大きく、氷河湖ではロシアのバイカル湖について2番目の面積だそうです。

  • マリン湖(Maligne Lake)

    マリン湖(Maligne Lake)
    最終氷河期の名残

  • マリン湖(Maligne Lake)

    マリン湖(Maligne Lake)

ガイドの川端雅章さんと

ガイドの川端雅章さんと

湖に浮かぶスピリットアイランドの風景は有名でスピリットアイランドへは観光ボートクルーズで訪れることができるそうですが、この時間では無理です。でも長い移動の後、ここまで連れてきてくださったガイドの川端さんに感謝、感謝です。


  • マリン湖(Maligne Lake)

    ここでもなにか鳥を撮っています。

  • マリン湖(Maligne Lake)

    赤く染まった山とボート小屋

  • マリン湖(Maligne Lake)

    名残惜しくもそろそろ戻ります。

ブラックベアの親子
(American Black Bear)

さて、マリン湖に見とれいるとさすが日の長いカナダでも薄暗くなってきました。もう夜の8時を過ぎています。さージャスパーのホテルに戻らなくちゃ。
戻りかけて20分ほど走った所で対向車が「クマの子供が木の上にいる」との情報を残して立ち去ました。その左側の森を車から見るもどこかわからず、そうこうしている内になんと目の前を親熊と小熊2頭がゆったりと道路を横断していきます。えっえっーーー。
そしてそのまま右側の森の中に消えるのかと思いきや、なんと道路際で3頭がゆったりと草を食べ始めました。車が止まって私たちが見ているにもかかわらず、親熊は警戒をするでもなく、小熊を自由にさせています。小熊の仕草のなんと可愛い事。このクマはblackbareだそうです。

  • ブラックベア
    学名:Ursus Americanus
    英名:American Black Bear
    科名:肉食目 クマ科
    体長:140cm~180cm
    体重:220kg~450kg

  • 熊の可愛いしぐさを動画でご覧ください。

Athabasca Hotel

Athabasca Hotel
ジャスパー

今回の旅で熊に出会えたらいいなーと思っていたのですが、こんなに早く、こんなに近くで出会う事が出来たなんて・・・もう皆で興奮してしまいました。
薄暗くなったメディスン湖を経由してジャスパーの町に戻ったのは9時30分を過ぎており、何処のレストランもオーダーストップの後。やっとパブレストランを見つけ遅い夕飯を。夕方からのアニマルウォッチングで収穫が多く、お夕食も一段と美味しく感じました。
今夜のホテルはAthabasca Hotelです。ちょっとクラッシックな感じのホテルです。ただベッドが高く、よじ登る感じ。夜中に落ちないようにしなくちゃ!
おやすみなさい。


今日見た鳥

カナダガン,ニシマキバドリ,アカオノスリ,メキシコカワガラス,ムネアカルリノジコ以上5種

今日見た動物

エルク,ミュールジカ,ブラックベア以上3種

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