ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

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台湾4日目No3 九分(ジォウフェン)の夜と台北の夜

台湾4日目No3 九分(ジォウフェン)の夜と台北の夜

この旅行で一番の楽しみにしていた九分の夜。ですが台北から九分に向かう途中から激しい雨になり、バックから傘を出したり、ブレーカーを出したり。この雨では歩くこともままならないと気持ちも落ち込んでしましました。
ところが奇跡のように、九分に着くと同時に雨が上がりました。当たりは霧が流れるように沸き立ち、それは自然の素晴らしい演出となりました。もうワクワクしてしまいました。
バスを降りたところから階段の始まりです。歩けるうちに来て良かった!

まずは九戸茶語(チウフーチャーユィ)でお夕食です。夜景の見晴らしがいいレストランなのですが、今日は霧にかすんでいます。でもそれがまたレトロな感じを出しています。

九戸茶語 チウフーチャーユィ

九戸茶語(チウフーチャーユィ)

  • 前菜

    前菜

  • 蒸し野菜

    蒸し野菜

  • 東坡肉

  • 九戸茶語

    九戸茶語

九戸茶語からの霧に煙る夜景

九戸茶語からの霧に煙る夜景


お夕食を済ますと、待ち切れなかったように九分の散歩に出かけました。雨上がりの階段は滑りそうで怖いです。
19世紀末に金の採掘が始まり町が発展し、日本統治時代に最盛期を迎えた九份の街並みは、日本統治時代の面影を色濃くとどめているそうです。

九分とは「開墾した土地の持分を9人で分けたもの」の意味らしいです。1971年に金鉱が閉山されてから町は急速に衰退し、一時人々から忘れ去られた町となりました。ところが1989年に二・二八事件を取り上げた映画が台湾でヒットし、ロケ地となった九分が再び脚光を浴びるようになったそうです。その映画『悲情城市(A City of Sadness)』は知りませんが、宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」の舞台といわれてもいるようですが、これは定かではないようです。私もそう思って行ったのですが、ただ雰囲気だけが似ているだけで・・・

メインの急階段の路地からさらに左右に路地が伸びています。縁日の中を歩いているようですが、もっと時間があればすてきな場所に出会えそうな九分。娘も今度は九分に泊まりたい。2泊したいと言っています。そう、昼間の九分も見たいし、他のスッポトも歩きたい。

駆け足の九分の夜でしたが、ノスタルジックな気分を胸にバスに乗り込むとまた激しい雨。なんとついていたことでしょう。この雨で事故もあり事故渋滞にはまり、台北に戻るのが遅くなりました。今夜は台北の夜市でも3人で繰り出そうかと思っていたのですが、それは止めてホテル近くでお夜食のショウロンポウを食べに出ることにしました。ガイドさんに聞いたお店はすぐ近くでした。
台湾の人はほとんど家ではお料理は作らず、朝からお店で食べて学校や会社に行くとか。そしてお夜食も必ず食べて、1日5食位食べるそうです。ですから大きなレストランが閉まると、夜市やショウロンポウ屋さんなどが開き朝まで営業するそうです。お夜食派の私には嬉しいな。



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