お客様が愛情たっぷり注いで育てた新タマネギ。これを使って『新タマネギポタージュ』を作りました。
材料は至ってシンプルで、ブイヨンは使わず鶏肉を同時に煮てスープを取り、鶏肉は『茹で鳥』としていただきます。たっぷりのタマネギの中で茹でた『茹で鳥』は一段と美味しいです。一石二鳥とはまさにこのとでしょうか。でもこれ三鳥にも四鳥にもなるんです。最後まで読んでね。
『新タマネギポタージュ』
材料:新タマネギ1kg 鳥胸肉1枚~2枚 昆布10cm 塩麹 塩 生クリーム 3色粗挽き胡椒(黒胡椒でも可)ニンニク オリーブオイル
- 鳥胸肉を塩麹に1日以上漬け込む。肉1kgに対して塩麹100g+塩12gの割合で。
- タマネギを薄くスライス。あればニンニクも少々。
- 2をオリーブオイルで炒める。少しすると汁が出てくるので、蓋をして蒸らしながら時々かき混ぜ蒸らし炒めをする。
- タマネギが透明になるまで焦がさないように蒸らし炒めする。
- 3に水を注ぎ、そこに塩麹に漬け込んだ胸肉(皮は油が出るのでここで剥いて取り除く)塩麹ごと入れる。昆布も入れて煮込む。
- じっくりタマネギがとろとろになるまで煮込んだら、鶏肉は取りだしてタマネギをミキサーにかけ、濾す。
- なめらかに濾したもをもう一度火にかけ塩で味を調える。
- 器によそって生クリームと粗挽き胡椒を添える。
さて、タマネギと一緒に煮込んだ鳥胸肉は出汁殻なんて思わないでください。塩麹に漬け、タマネギのエキスで煮込まれたのですから普通の茹で鳥より美味しいです。
冷やし中華に、棒々鶏に、サンドイッチにと色々お使いください。
途中で剥いた鳥の皮と煮込んだ後の昆布はお総菜に使います。何になるのかな?こちらでどうぞ
更に更に、ポタージュの中に生クリームを入れていないので、これは今流行の『タマネギ水』としても使えます。多めに作ってジップロックに入れて冷凍しておきましょう。みそ汁やスープや煮物に割って入れればコクが増します。『タマネギ水+鳥・昆布だし入り』だからもっと美味しいです。こうして色々使えば一石三鳥にも四鳥にも、あなたの工夫次第。
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