ペンション あるびおん

八ヶ岳 小淵沢の小さな宿に宿泊して、静かな時間と体に優しいお料理をお楽しみください。

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雪の棒道

雪の棒道

今日は晴れているのにすさまじい風が吹いています。その音に一歩踏み出すのをためらうほどですが、思い切って棒道を歩いてきました。舗装道路の雪は溶けたものの、棒道はやはり雪の中。雪が降って数日経つのでスノーシューや歩いた踏み跡があるものの、日曜日というのにだれも歩いていません。でも林に囲まれた棒道なら風当たりも少ないと読んだのは間違い。棒道を通り抜けるような風。行きは追い風で楽々でしたが、帰りは向かい風で大変でした。((^┰^))ゞ テヘヘ

でも出てきて良かった。独り占めした雪の棒道は、キラキラ輝く光の妖精達が踊り、風のうなりや木々のきしむ音はその他のあらゆる音を消し、雪の白さや空の青さに心を澄ますことが出来ました。
感覚をとぎすませば、冷たい風の中に春の音が聞こえてくるし、雪と大地の間に確実に春が目覚めようとしているのを感じます。それに私だって、風に背を丸めて歩いてはいず、いつの間にか雪の中を飛ぶように歩いていいるではありませんか。さー、まだお部屋でうずくまっているあなた、春において行かれちゃいますよ。
棒道の四季

  • 雪の棒道

    雪の棒道

  • 雪に佇む棒道の観音様

    雪に佇む棒道の観音様

鹿の足跡も時々見られますが、数年前からすっかりと減りました。それ以前は雪の棒道を歩くと、群れで棒道を横断する足跡が幾筋も見られました。今はそんな林に続く獣道が見あたりません。でも鹿の数はふえています。もう鹿達は山と里を往復しないで、冬の間(いえ他の季節もかも)住居地域に定住しているのです。畑の野菜や庭の球根など味わってしまったら、山で木の皮を食べる生活は出来ないかも知れませんね。


  • 氷にも青空映って

  • 苔の緑に春の予感

赤松

赤松が空に向かって逆立ちしていました。

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