八ヶ岳・小渕沢のペンションあるびおんによるレポートです。

初夏の花咲く白駒池(2210m)からニュウ(2351m)
2004.06.10(木)
Part1

 白駒池から小さな湿原を抜けてニュウという変わった名前のピークまで行ってみることにした。そちらに向かう前に少し麦草峠方面にしかれている木道を歩くと木道の両側にはミツバオーレン、イワカガミが今が盛とたくさん咲いていました。でもそれに見とれているとニュウまで行けなくなります。踵を返して白駒池へと向かいます。今日は青苔荘周りで行くことにしましょう。青苔荘ではたくさんのアマチュアカメラマンが園芸種のオダマキやタンポポを撮っていました。
 私達は青苔荘のオーナーらしき方としばらくオコジョについておしゃべりをしていまい、オッといけないとばかりに先を急ぎました。
 池周遊とニュウ・稲子湯方面への分かれ道があり、更に進むと高見石・麦草峠との分岐になります。ここで綺麗な鳥の鳴き声を聞いたのですが、これはコマドリの声でした。コマドリは木の上より地面からでてくることが多いらしいのですが、しばらく待ちましたが声はすれど姿は見えずでした。ここから湿原までの道はミツバオーレンやカタバミが咲いていて、やがてニュウへの沢のような石がゴロゴロした湿った道にでるとオサバグサが沢山咲いていました。
この小さな湿原は秋にきた時に珈琲を飲み損ねた記憶の湿原です。
 
 道はやがて岩と根っ子の急な登りになります。この辺りからピンクの可愛いイワカガミが険しい道を彩っています。お花の写真を撮りながらそれが休憩にもなってのんびりと登ってゆきます。やがて前方上の方が明るく開けて光が見えるので山頂かと喜ぶのですが、道は更に続いていました。

今度はやっと稜線にでたようです。視界が一気に開けます。Part2へ続く


次へ

花のアルバム 戻 る